Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きするろーじんの戯言記録

ディープ小田原・・・食事中の方は立入禁止!

昨日に続き、あまり触れられない小田原の話し。

先ず、注意書き!

本日の内容は食事中の方、食後の方には不向きなので、落ち着いてからお読みください。

etsuro1.hatenablog.com

小田原駅西口を出て、新幹線沿いに進路を南西にとる。テロテロとコンクリート擁壁に沿って歩道を進む。大したモノはない。鉄道警察の詰所とJR東海小田原駅事務所の入口、そして線路下にトヨタレンタカーがある位だ。

東口エリアとは全く異なった殺伐感が漂う。すると進行方向の擁壁の上には市立城山中学校の「自治 城山中学校 覇気」という文字が見える。

 

ガッコってさぁ・・・すぐ、こ~ゆ~コトをしたがるけれど、効果あるのかねぇ?

 

ま、いちいちイチャモンつけたくなるワガハイだが、信号を渡ると神奈川県立小田原高等学校⇒」という縦書き看板があるから、その方向に進む。ここからず~っと登坂。

腰痛持ちのワガハイはダラダラと上る。昔、優秀な登山家の歩みは遅いと教えてもらった。そしてゆっくりとした歩みは重い荷を背負いながらも着実に高度を積み上げ、安全第一で登山を終えると言う。常に呼吸と心拍数を一定以上に荒くしないようにコントロールするのが秘訣だと聞いた。

別に登山という程の山に上るワケではないけれど、腰痛&呼吸器疾患(喘息)の身としては、この登山家の話しが思い出された、というワケで、何人かの人に追い越され、それはまるで我が人生のようだなぁ・・・などと思いながら歩幅を狭めてゆっくりと上った。

案外、呼吸も乱れずに上れるもんだなぁ・・・と思った。すると正面に視界の果てまで続く階段が出現した。コレが「百段坂」と言われる階段である。

かつて知人がホントウに百段なのか?と、執拗に数えた結果・・・毎回、段数が異なったそうだ。良くある話だけど。

その頃の階段はコンクリートで、一段一段の段差もマチマチで、踏みシロの幅もバラバラだった。おまけに階段でありながら、その段には前後左右に傾斜があり・・・要するにアリガチな適当な階段だった。

現在では表面に石が貼られた綺麗なモノに整備されていた。

でも、この階段は上らないで左へ道なりに上る。

https://maps.app.goo.gl/W3Uz8j7utmiF43h38

 

あとはただ道なりに上る。すると左手に視界が開けてくる。

小田原の街並みと海

上画像に写る階段と小道は「青橋(以下リンク位置)」という交差点に続く(この道を上がってきたのではない)。

https://maps.app.goo.gl/h8PM3NkFjZBKNy4k8

さて・・・一応、現場到着。

いつの日のコトだったか、正確な記憶はない。たぶん昭和40年代後半に起きた事故の現場だ。当時は空地になっているトコロにも大きな家が建っていた。

更に10メートルほど上る

小田原駅を通過する下りの「のぞみ」が見えた。

な~んか、イイ感じの眺望だろう。ここは小田原市城山三丁目になる。駅近眺望良しという高級住宅街だ。もっとも物件は古くなってきたモノも多く、これから更新されていくのか、朽ちていくのかはワカランけど。

上ってきた道を振り返って見る

ま、たぶんだいたい、合っていると思うんだが・・・ココが現場のはず。

 

*****以下、食事中の方は立入禁止!*****

 

この更に上に小田原高校があり、ここは通学路でもある筈だ。それで当時、この高校に通っていたのだろうか?という人から直接聞いたんだが、通行止めとなり、そのニオイは学校にまで強烈に漂ってきたという。

ワガハイも子供ながらこのニュースに興味津々となり、親に連れていけ!とせがんだが却下され、通行止めが解除されてかなり経ってから電車に乗って、ついでの時にそ~っと内緒で見に行ったんだが・・・僅かにそのニオイと強いクレゾール臭が立ち込めていたなぁ。

 

バキュームカーが横転したのだ。

で、中身は・・・そ~ゆ~ワケだ。

どうやって後片付けしたんだろう?

もう、その詳細はワカラン。

 

当時、水洗トイレの普及率は今ほどではない。というかここ小田原市城山ならば普及率は高かったかもしれないが、その全てが下水道直結ではなく浄化槽式だったかもしれない。そして浄化槽の場合は数年ごとにバキュームカーでの汲み取りメンテは必要だ。そうした作業の為にやって来たバキュームカーが、急な坂道でナニガシカのコトが起こり、バランスを崩したのだろう。

ひょっとして過積載?

バキュームカーの・・・過積載?

恐ろしかぁ~~~っ!

 

知らんケド。

 

というワケで、この事故について幾らかの記述はなかろうかと検索はしてみたんだが、見当たらなかった。人々の記憶は風化し、やがて土に還って行く・・・回収しきれずに微量に残ったブツも、土壌微生物によって分解されて植物の栄養となった・・・とさ。

窒素(N)過剰な土壌となって草が元気に伸びまくったかもしれない。

いや・・・図版に写った空地の草の色がイイのも、まだその成分が効いているのだろうか?

 

なお、この事故が影響したのかは知らんが、バキュームカーのタンクは中味が漏れ出さないような構造になっているらしい。きっと当時のタンクの構造は、もっと脆弱だったのだろう。

というコトで、現在では見かけるコトも少なくなってきたバキュームカーだが、きっと安全性は格段に向上しているだろう。でも、絶対というコトはない。万一、バキュームカーが事故となったら・・・ふたたびその惨状が・・・。

 

恐ろしかぁ~~~!

 

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次回は、更に上に向かって歩いていく。