このところフジの花のネタが続く。それは開花が始まっているという・・・旬!だからねぇ~~!

そんなワケで昨日(18日夕方)、所用の足を少し伸ばして神奈川県小田原市、小田原城にある「御感の藤」の様子を見てきた。
結論・・・チョット咲いていた。
見事に咲いている状態ではなかった。
というワケで、この週末はだいたいこんな感じの開花なんだろう。一番綺麗なのは来週中頃だろうか?となると平日なので見られる方は限られる。

この藤棚は複数本の藤によって成り立っているけれど、つまり本体中の本体の方は巨木になっている。そして昨日開花していたのは、比較的若木という感じの花だった。やっぱりフジもまた、巨木(つまり老木)になると反応が鈍くなるのだろうか?
まあ・・・若木と老木では性質が違うコトは違う。それは樹齢によってブドウの香味が変化し、ワインの香味に影響を与えるコトでも知られているコトだろう。

観光の方は、この咲いている部分にスマホを向けて撮影されていた。
そりゃまあ・・・咲いてないトコロにカメラを向けるのは、何らかのもの好きだろう。

この御感の藤・・・毎年楽しみにされている方もおられるだろうなぁ。ワガハイはホントにお久し振りにやってきたけれど、今年はアタリ年・・・ではないのかなぁ?
なんか一時期、フジに元気がなくなってど~たぁ~こ~たぁ・・・って話も聞かれたような気がする。

まあ・・・全面開花というワケにないかないけれど、明日の日曜日ならば・・・この画像よりは開花しているだろうから・・・まあまあ、綺麗かもしれない。そんな感じで行かれる方は思ってもらえばイイんじゃね?

外国人観光客の方々も、この咲き始めたフジの花をスマホで撮られていた。中国語と思われる言語に交じって、イタリア語も聞かれた。イタリアからのカップルは、フジのそばで本日の夕飯の話しをしているみたいだった。小田原の街の何処かの店で食べるんだろうなぁ・・・それとも箱根に行くのだろうか?

大正天皇(皇太子時代)の馬が暴走したフジだからなぁ。

昭和三十二年三月三十日 小田原市天然記念物指定
昭和五十九年十二月 かながわの名木百選選定この藤は、小田原城二の丸御殿に鉢植えされていた藩主
大久保公愛玩のもので、明治維新後、市内板橋の森元氏の
手に渡り、明治十六年に市内唐人町(浜町)の西村氏が買い
受けて育てられたと伝えられています。
大正天皇が皇太子のとき、小田原御用邸に滞在中のある日、
西村邸の前を通過した際、召馬が藤棚の下に駆け入ったため
に殿下の肩に花が散りかかってしまいました。周囲の人々が
恐縮していると「見事な花に心なきことよ」と感嘆だれた
ことから、「御感の藤」と呼ばれるようになりました。
大正十一年三月、小田原保勝会の人々により西村家から
この地に移植され、今日まで小田原の名物として私たちの
目を楽しませています。
樹齢は約二〇〇年と推定され、既に壮年期を過ぎた古木で
すが、五月の開花期に藤棚いっぱいに花房が下った様子は
誠に壮観です。
というコトだそ~~ですぅ。

藩主の鉢植えだったフジかぁ・・・どの様な鉢だったのかが気になるのは、これから我家のフジの鉢をどうしようか?と考えているからだ。もっともワガハイは藩主ではないので身分相応、ホームセンターで適当な鉢を見つけて買ってくるコトになる。
さて・・・コメリにするか、カインズにするか。あるいはコーナンにするか?

ま、せっかく来たんでチョロッと登城してこよう。何十年ぶりだろうか・・・?
明日はたぶん・・・小田原城ネタ。
御感の藤の位置はコチラ ↓
https://maps.app.goo.gl/RW6WFidGt6QLHGFJ7