
地震への備えは心がけている。とは言っても、しっかりと管理出来ているとは思えない。イザという時に備えが無ければ困るけれど、果たしてその様な備えを利用出来る状態で罹災するかもわからない。結局、応援物資が早く手元に届けられるコトが幸いなコトと思える。
でも、実際には高齢者がカップ麺やコンビニ弁当を食べ続けるのは高血圧の場合は危険だし、ワガハイのように食物アレルギーがある場合は、自己責任でやるしかなくなるだろう。救援物資にリンゴやゴマが使われている物が配られていて、それと知らずに食して・・・アナフィラキシー、なんてコトになったら・・・言うまでもないコトになる。
まことにアレルギー体質は厄介だ。
でもとにかく、室内では家具の転倒に巻き込まれないコトが、己にとって第一関門だろう。家屋の倒壊については阪神淡路以降の物件だし、その建築時の耐震基準はクリアーしているのだから、それ以上は素人の領域ではないから。
というワケで先月、冷蔵庫を買い替えた。以前の冷蔵庫も転倒防止を兼ねて、その上部空間を天井までつっかえ棒になるような棚を作ってあった。勿論、冷蔵の放冷を考慮した設計にしたものだ。だが買い替えによってその棚ではサイズが合わなくなった。
作り替えなければならない。今まで使った棚の改造は出来ない寸法なので、新規制作となる。面倒だがやっておかないと、イザという時に困る。そしてこれまで棚に納めていた物品が行き場所を失って我が部屋に積み上がっている状態では、ど~にもならんワケだ。
でも・・・実際に工作に使う部屋に、冷蔵庫の上に収納していた物品が積み上げられてる。それは工作の効率を著しく阻害するコトは目に見えている。かといって、他に移動してもこれまた困る。
なんか、コンパクトに作業して出来る設計を考えよう。それはたぶん可能だろう。まだ具体的なアイデアは浮かんでいないけれど。
と、アイデアは浮かんでいないものの、作るべきモノのボリューム感は分かっているので、材料だけ購入してきた。実際に新年度から木材価格が上がるのかど~かは知らんが、一応駆け込みで先月末に買っておいた。
というか・・・御殿場に行く用事があったので購入した。
かなり以前にも書いたけれど、こういったDIYに向いた木材購入は、御殿場にあるホームセンター「ジャンボエンチョー」が割とイイんである。カインズやコーナンには見当たらない木材が売られているコトが多いのだ。
しかし・・・行く度に毎回思う、ジャンボエンチョーって変な名前だよなぁ。
でも、案外覚えるな。
今回の工作は、坐骨神経痛持ちでも作れるという条件も満たさなければならない。一応、手挽き鋸だけでは辛いので、人生初の丸鋸も購入した。別にこの工作のためだけに購入したワケではないけれど、たぶんこの工作で初使用となるだろう。
鉋掛けはねぇ・・・まあ、今回は紙ヤスリをあてておけばイイだろう。杉材だから、ささくれて手を怪我しないように加工しておけばイイだろう。
ホント、杉材はささくれるからなぁ・・・というコトは分かっていて気をつけて扱ったんだが、ジャンボエンチョーの駐車場で自家用車に積み込む際に、右手のヒラにトゲが刺さってしまった。
不覚だった。
なんか、分かっていて、注意していてトゲが刺さったので悔しさもあった。
心がけていても怪我をするかぁ・・・心がけだけでは地震への備えはダメというコトだなぁ。そんなコトを思いつつ、その場でトゲは抜けなかったので痛みを無視して帰宅した。
さて、割と単純にスパッと入ったトゲだった。ルーペで観察し、トゲが侵入した方向を見定めて抜く。そしてすんなりと抜けた。ウコギのトゲよりは大きかったので、楽に抜けた。
自力で抜けなければ医者に行くのだが、ちょうど医者の受付時間終了が迫っていた時間だった。トゲぬきに難儀している暇はなかったので、3回トライして抜けなかった場合は医者に行こうと考えていたけれど・・・楽に抜けた。やはり、上リンク先でも書いた通り、ビクトリノックスのピンセットが、トゲには扱いやすいと思う。
最近ではこうしたツールを持ち歩くのはご法度となっているけれど、非常時には便利なツールには違いない。たぶん災害時には役立つと思う。案外、罹災したらちょっとした擦り傷や切り傷、トゲも多いかもしれない。
でも・・・忘れちゃいけない、それはルーペ!
老眼の身にとって、老眼鏡だけではど~にもならん。小さなルーペも必需品となった。なんか・・・身一つではど~にもならん。それが生きるというコトでもあるか。あの世へは肉体も持っては行けないのにねぇ。