昨日に続き、賞味期限切れの話し。
昨日の缶詰は、缶詰ゆえに賞味期限切れについて感心が薄かったのだ。ナニせ賞味期限が長いのが缶詰だから。そして画像のココナッツミルクだけでなく、トマトの水煮缶も賞味期限切れだった。
それで既にトマト缶は使い始めているけれど、別にな～んの問題もない。ふつ～だ。
というコトは、ココナッツミルクも大丈夫かもしれない。あくまで賞味期限切れなのであって、消費期限切れではないから。でもまあ、ココナッツミルクを使う料理はワガハイの範疇ではないので、妻に任せよう。
もっとも、あまり勿体ないと思わずに廃棄してもイイのだろう。だが、コレってどうやって廃棄しようか？排水口に垂れ流すワケにもいかず、缶詰のまま不燃物としてゴミに出すワケにもいかず・・・やはり開缶して中身をナニガシかに吸わせて、という段取りが正しいだろう。だがそれは・・・言うまでもなく、面倒くさい。
その面倒なコトを、誰がやるのか？
ま、ワガハイが気付いたのだから、気付いた人間がやるのが一番手っ取り早い、と・・・いう・・・コト・・・か？
一方、妻が率先してゴミ袋に投じたのがコレ ↓ だ。
当ブログをしばしばチェックされている方ならば、なんとこの男は裏書だの、裏ラベルが好きなんだろう・・・と、思われるだろう。でもソコは、アレルギー持ちだけに原材料が気になるから、そ～ゆ～コトになるワケだ。
不快な思いをしないため、強いては病院のお世話にならぬため、もっと言えば生きるためだ。
酷いアレルギー反応は、時に命の危険に繋がるから。
というワケで、本日も画像的には全く見栄えのしない、つまらぬものとなった。しかもコレは、スマホで撮らずにしっかりとマクロレンズを付けたカメラで撮った。
ま、やっぱりマクロレンズは素晴らしい。近接撮影では各収差特性も素晴らしく、EIZO製の画像処理に標準的なモニターで見ると、実に綺麗な画像だ。しかもフォトショップで色座標やトーンカーブ、ヒストグラムを見ると、これまた立派な特性だ。
こういう画像に、こんな贅沢をする必要は無いのだけれど・・・何故か本日は一眼レフ使用となった。
さて、ここから本題。
この焼き菓子は貰い物で、この方は何故かこの焼き菓子にハマってしまったみたい。ナニかというと一つ覚え的にコレが送られてくる。それで最初は頂いてみた。だが・・・我家的には？？？？？という菓子だった。
「コレ食べて、で・・・ど～～～すんの？」
コレがこの菓子に対しての感想だ。コレしか言いようがない。非常に手厳しい批評となった。
そんなワケで、昨年に頂いたこの菓子は、全く封を開けるコトなく賞味期限が昨日切れた。だから妻はゴミ袋に捨てたのだった。
で、それを引っ張り出して撮影し、再びゴミ袋に捨てたのはワガハイである。
ま、ナンでこの菓子がダメなのかというと、別にアレルギー的に禁じ手の材料は使われてはいない。そして巷の菓子としてはアリガチな内容であり、この商品だけに文句を言うのもヘンと言えば変だろう。
でも・・・とにかくよ～く、原材料を見てみると分かると思う。ナンでバター、マーガリン、そしてショートニングなのだ？自家製で作るならばバターだけで良い。
というワケでコトの内容を推察するに・・・バターとマーガリンは生地に混ぜ込んだのだろう。コレは材料費をケチっているワケだ。いや、風味と食感のバランスだと説明されるかもしれないが、それは言い訳に過ぎない。生地の軽さや重さ、食感は添加油脂だけで決まるものではないから。
つまり、チョットだけバターを風味付けに使っている、のだろう。
そしてショートニングは・・・さすがにコレを生地に直接混ぜ込んでいたとしたらアホである。おそらく焼き型などに塗布しているのだろう・・・と、思いたい。
小麦粉、砂糖、卵黄は、そりゃそうだ。生地の基本的な材料だから。
全脂粉乳、牛乳・・・コレも、どっちかでイイんじゃね？というか、コレを加えるコトで乳脂肪分的な雰囲気を出して、エダムチーズをケチっているんだろう。これまたエダムチーズは風味付け、エッセンス的に使っているのではないだろうか？
そして食塩を加えないと、エダムチーズに含まれている塩分だけではソレっぽくならないからではないか？
素材そのものからの香味ではない。
膨張剤は、ベーキングパウダーというコトで、コレはそういうモンである。カロチノイド色素ねぇ・・・そんなの加えんとも、イイ感じの色合いに仕上がるはずなんだが、さほどチーズの量も多くないから見た目を補っているのだろう。同じくクエン酸でチーズ由来の酸味を補っている。そしてダメ押しに香料だ。
乳化剤はねぇ・・・コレってまともな卵黄を用いているならば、ソレだけで十分な乳化剤となる。っていうか、乳化目的で卵黄を用いると言ってもイイ程なんだが。
というワケで、いったいナニを食べるコトになるんだろう？と思うのだ。とても口にする気にならない。それは糖質と油分の摂取には違いないけれど・・・つまりはAGEs（終末糖化産物）だけをせっせと体内に取り込むみたいな感じ・・・に、なりは・・・しないだろうか？
オマケに、あまりにも人工的に演出された人工美の菓子だったから。そういう意味合いにおいては、某大手製パン会社の高級ジャムパンと同じだ。
ま、お値段的にもそういうコトになるんだろうが。
