Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きするろーじんの戯言記録

MIHO MUSEUMのお茶

煎茶ですよ!

スマホで撮っている。

やっぱ、RAW現の手間がないと楽だねぇ。大きな画像サイズが要らないならば、JPGで撮って縮小して使っても問題ないよなぁ。メモ代わりの画像ならばコレで本当に充分だ。

 

さて、本題。

このお茶は「農薬・肥料不使用」という。更には「洗うという工程がなく直接体に入るお茶。毎日頂くものだから土の力を信じて、自然のままに栽培しています。」と裏書にある。

原料原産地名には滋賀県京都府と書かれている。

これは少し前になったが、妻が滋賀県信楽にあるMIHOミュージアムに行ってきた時のお土産だ。

www.miho.jp

言うまでもなく、有名な美術館だ。ワガハイもかれこれ15年前になるだろうか?仕事で行った。人里離れた立地で、しかも駐車場からは谷に架けられた橋を渡り、トンネルまで抜けて美術館のエントランスに到達するという、実に大袈裟な造りになっていた。

まあ・・・凄いトコロに建設したもんである。

なにも、こんな大変なトコロに美術館を建設しなくても良いんじゃね?とも思ったけれど・・・って、コレって禁句なのだろうか?

有名な建築家がデザインしたことでも話題になった。確かに非常に凝った建物ではあった。そして展示の仕方も実に大袈裟だったと記憶している。

ワガハイ的には、もっとプレーンな感じで展示してくれた方が有難いのだけれど・・・な~んか、昨今の美術館はエンターテインメントに振るよなぁ。加飾が過剰というか、属性に溺れているというか・・・それが表現?なんだろう、な。

で、そ~ゆ~のがウケる・・・と。そして収益に繋がる・・・と。

そ~ゆ~ワケなんだろう。

クダラン!

 

というワケで、展示物には一切ケチつけはしない。けれど展示に関しては作品の邪魔、ってなコトも多々あると思う。でもまあ、仏像というのは仰々しい設えのトコロに置かれるのが本来的、という場合もあるからねぇ。侘び寂的空間に安置されているようなイメージは、後年における勝手につくられてしまったイメージなのかもしれぬ。

つまり、寺が朽ちた・・・というコト。

仏像の装飾が色褪せた・・・というコト。

元来、煌びやかな空間が演出されていた寺院も多いワケだからなぁ。

いや・・・・キンキラキンでしょ?それで極楽浄土をイメージさせるワケだ。

 

本家ロシア正教の聖堂っていうのも、強烈にキンキラキンだよなぁ・・・あれ、どこか密教的な雰囲気と通ずると思ったコトもあった。もっとも冬は薄暗い日々が続く地域ならば、祭壇まわりがキラキラ輝いているというのは、人間という動物が求めるナニガシかの欲求に応えるのかもしれない。

だが、余りにもゴチャゴチャした雰囲気というのはワガハイ的には苦手なのだ。別に様式的にはミニマリストではないけれど、基本的な生き方はコンセプチュアルであり、ミニマリズムの影響を多く受けた若い頃だったからなぁ。

というワケで、この滋賀県の山中に唐突に現れる美術館っていうのも、それで自然農法が・・・と言われても、ど~~も????な感じもしてしまうのだけれど。

とにかく、信楽の山中に突然、別天地が現れるという演出効果も狙っているんだろうか?

 

でも、ここのお茶が美味というには違いない。緑茶も紅茶も美味しい。ただ、今回妻が行った時には紅茶が売り切れだったようだ。

それで、このお茶は滋賀県から京都府にかけての山間の茶畑で生産されていると聞いた。茶畑が県境を跨ぐので、こういう表記になるのだろう。そしてその茶畑は、要するに宇治へと繋がっていくワケだ。

そのようなテロワールである。

 

あと、ワガハイが行った時にレストランを利用した。ナニを食べたかは忘れたが、不快感なく食べ終えた良質感の高い食事だった。確かパンも美味だった。あと豆腐が素晴らしかった。

もう少し近場ならば、ワガハイ的には美術館よりもレストラン利用で出掛けたくなる。ただし、コーヒーは・・・ワガハイの友人が焙煎しているコーヒーの方が圧倒的に美味い。そしてカフェバッハには及ばなかった。カフェでは紅茶を注文するコトをおススメしたい。ここの紅茶は秀逸だから。