新年から文句タラタラというのもナンなんだが・・・昨年、ダイソーで購入した「温湿度付きデジタル時計(9.5cm×2.8cm×6.3cm)」という商品の具合が悪い。
当初から異様にアラーム音がデカい問題があった。それを抑え込むために上リンク先では、エプトシーラーというスポンジ状のクッションテープみたいなヤツを貼って、高域を減衰させる穏便な方法で良しとした。
だからこのまま・・・このままでいてくれれば、な~んの問題も無かったのだ。だがしかし、昨年末、突如としてセットしてもいないアラームが鳴り始めた。毎朝6時に鳴る。
そこで苦手な説明書を読み、アラームを解除した。それは全く説明書に従って正確に行った。
だが翌日、再びアラームは鳴った。
そこで、もう一度説明書を確認してアラームを解除した。全く忠実に説明書に従った手順であった。
だがしかし、翌朝もアラームが鳴った。
ちょっとアタマにきたので電池を抜いた。これでとりあえず、もう、アラームが鳴るコトはない。はず・・・。これで鳴ったら怪奇現象である!
その翌日、アラームは当然ながら鳴らなかった。
やれやれ。
妻曰く「ダイソーで交換してもらったら?」というのだが、既に裏蓋は開けているし、ナニやら文句言われても面倒だし・・・そもそもダイソーまで行くのが面倒くさい。それにレシートなんて既に捨ててしまったし、箱だってゴミとして捨ててしまった。
というワケで、そのうち気が向いたら当初の予定通り、プリント基板のパターンを切ることにしよう・・・というコトにして、年が明けた。
そしていよいよ、再度裏蓋を開けて基板を取り出してみた。
ざっと見ると基板のパターンを切るよりも、サッサと圧電ブザーを取り外してしまった方が手っ取り早そうだった。
というワケで、先ずはニッパで半田を削り、それだけでポロリと外れはしないか?と期待したのだが外れず・・・(な~んか、甘い半田付けに見えたから外れそうだったんだが・・・期待外れ)。
では、お久し振りに半田ごてを出して溶かして外すか?
だが、何故か半田が上手く溶けてくれない。あまりにお久し振りの半田ごてなので、これまた調子が悪いのだろうか?
というコトで、少々途方に暮れた。そこでもう少し基板を観察してみると、ブザーの部品は基板の角に付けられている。そして2カ所の半田付けのみで固定されている。ならば、その半田界隈をドリル破壊するか、角の一カ所をニッパで破壊すれば外れるのではなかろうか?と、思い至った。
やっぱりワガハイは、物理破壊が一番得意みたいだ(ハードディスクもドリルで穴をあけたし)。
というワケでやる気が出てきたので、早速行動に移した。
ちょっと基板の角を破壊しただけで外れた。大した被写体でもないので、雑な画像で失礼する。
若干、ひん剥いた感じ。
さて、あとは組み立てるだけ。で、大した分解でもなかったから容易に組立も終わり、電池をセットし、時間もセットして無事終了。
もう、一切音は出ない。
時間と温湿度が表示されていれば、ソレでイイんである。アラーム以外の機能は正常に動作している。
以上、これで安心して使い続けられるダイソーの時計だった。