強い太陽光が差し込むと花開き、少し太陽が弱まると萎んでしまう。そんなワケで、出来るだけ強烈な光が得られる場所に鉢を置いている。
オキザリス(或いはハナカタバミ)[Oxalis]カタバミ科 カタバミ属(オキザリス属)
800種以上あると言われるオキザリスだけに、その詳細を追いかけていくことはサッサと諦めてしまう。
これがいわゆるカタバミになると、とても生命力旺盛で抜いても抜いても根絶不可能な庭や畑の雑草である。鉢で繁殖すると、時に本題の植物の勢いを鈍らせてしまう場合もある(スベリヒユやカタバミについては、以下リンク先でも書いた)。
アカカタバミについては以下リンク先に書いた。
ま、雑草としてのカタバミも、その小さな黄色い花は綺麗だ。それで放置しておくとその種は、弾けて非常に広範囲に飛んでしまう。そしてその種は小さいから、土の上から拾い上げるのはまず無理だ。それがカタバミが繁殖していく強力な特性の一つだろう。
ま(その2)、フランスでも見かけたし、ドイツでも蔓延っていたカタバミだから、砂漠や南極でもない限り、生育しているのかもしれない。
だが、園芸種として売られているカタバミの仲間は、流石に花も大きくて見栄えがイイ。オキザリスを購入したのは何度かある。なぜなら売場で目を引くからだ。
さて、上リンク先で載せた画像のオキザリスは消滅してしまった。だが本日のヤツは夏を超えて現在に至る。それ程、鉢を置いた環境に違いがあるとも思えないのだが・・・若干だが消滅した鉢の方が小さく、鉢の厚さも薄いかもしれない。その僅かな違いで、鉢の中の温度に影響が出たというのはあり得る。
本当に数度の差で、根が生き残るか、ダメになるか・・・そういうコトで、夏の暑さを超えられるか?に繋がってしまったと、とりあえず考えている。
水やりだって差別しなかったし・・・
ま(その3)、個体差というのもあるだろうけれど。
どっちか?というと、消滅してしまった縞のあるヤツの方が面白かったけれど。
ま(その4)、そ~ゆ~コトがオキザリスに伝わってイジケてしまうとマズイので、気をつけよう。
この画像を調整するにあたって、Photoshopを使っているのだが・・・Web.に用いる分には関係ないけれど、印刷でのCMYKの色座標を見ると色域外警告だらけ!印刷インクでは再現不可!
そりゃまあ、この凄い彩度はインクではなくても・・・実に撮影時点で切り捨てられているだろう。
では絵具で描く・・・としても、この彩度の顔料はないだろう。だからソコは表現というコトになるワケだ。
色域外を避ける為に曇りの日に撮ろうとしても、この花は開かないし・・・。
つまりやっぱり、実物の色って当たり前だが凄いねぇ・・・の源である太陽光っていうのは、やっぱり豊なんだよなぁ。高性能なスタジオ用のストロボ光やLED照明、ちょっとレトロに写真用電球では、こういう発色にはならない。
自宅で楽しまなくても売場などで見かけたら、自然光の下でオキザリスの強烈な発色を眺めて堪能してみて下され!