Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

コーヒーは健康に良い・・・ソレって品質次第だろう?

Guatemala El Injerto Bourbon

コーヒーは健康に良いと言う。でも大昔は健康に悪いと言われた。

そしてコーヒーを飲むのは喫煙に並び称されて、不良的なイメージが伴った。喫茶店に未成年が出入りするのは非行の始まり・・・的な言われ方もされたから。

タバコの煙にむせ返るような喫茶店が多かったしなぁ。

店内が、全体的にニコチンだかタールだかワカラン色に染まっている感じで、掃除の行き届いていないトコロはベタベタしている感じだったよねぇ。そりゃ、そ~ゆ~トコロに出入りしてはいけません!的な高校からのお達し、があってもおかしくはない。

でも、ワガハイの通っていた高校は、喫茶店の出入りを禁止してはいなかった。それで土曜日は友人と喫茶店のランチを食べつつ雑談した。そこに教師もやってきたりして雑談しつつも説教喰らったりした。

説教付きランチ 600円

Indonesia Lintong G1 Grand Bleu Hutajulu

 

本題に戻そう。

 

カフェインが、身体に良いか悪いかの論争は長きにわたる。だいたいコーヒー黎明期にイスラームの聖職者の方々が、この炒られた豆の状態を炭とするか、しないかと論争になったらしい。炭だとすると戒律的にアウト!なんだそうだ。それでギリギリセーフという話しになったとか。

炭化したものを摂取するのは癌の元、なんていう話もあった。でもナニ由来の焦げであり炭なのかによってもその害は異なるだろうし、炭化の程度も様々だし、一概にアウト!とは言えないような気もする。

肉や魚の焦げと、ゴハンのおこげが同列とは思えないし。

もっとも完全にカチカチの炭になったモノなんで、食えないワなぁ。

備長炭食うか?

それに食生活から焦げを完全に排除するのもムリだ。

 

コーヒーだって焙煎である。それは焙煎の度合いによって焦げ具合が違っているワケだから・・・浅炒りと深炒りではドッチがどっち、っていう話にはなるのかもしれない。

(まてよ・・・焦げ、っていうと業界的には気まずくなるんだろうか?)

カラメルメイラード反応

ところがコーヒーには身体に良い成分が含まれていて、その効用の方が上回るという説明もある。な~んか都合のイイ解釈のような聞こえ方もするけれど、そのココロは抗酸化物質だ。ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸っていうヤツだな。

でも・・・

ナンでもポリフェノールが含まれていれば身体にイイ、って言えるんだろうか?

ソレって、ちょっと乱暴じゃね?

(その昔、ほんの僅かでもβグルカンが含まれていれば健康食品として登録出来る・・・といって必死にある食材を分析していた人がいたけれど・・・それがどうなったのかは知らん。健康食品には、そ~ゆ~モノも含まれているだろうなぁ。)

 

ま、コーヒーの成分について詳しく知りたい方は、以下リンク先を参照されたい。

coffee.ajca.or.jp

ポリフェノールって凄く着目されている昨今だ。とにかく酸化から身体を守る為には「抗酸化成分を多く含む食品摂取に心がけましょう・・・」的な雰囲気の世の中だ。

でも・・・食品に薬効を求めるのはな~んか変?ちょっと過剰に抗酸化キャンペーンになり過ぎているような気もする。

おう、おうおう!さっきから黙って聞いてりゃあ、ナンでもカンでも抗酸化、抗酸化って・・・うぬら、この金さんの桜吹雪・・・(あ、松方弘樹版の「遠山の金さん」が好きだった老人なので、気にしないで下さい)

 

でも、医者という立場の人間という動物が、コーヒーは一日何杯・・・とか言うのって、もう処方箋に近いような印象になっちゃうんだよなぁ。それで義務のようにコーヒーを飲んでしまう人もおられる。

そりゃ、医食同源というコトバもあるけれど。

好きでもないのに・・・でも習慣化してくると飲めるようになるという。

それって中毒?

そんなに無理して飲むモンか?

それこそ不健康なコーヒーの飲み方ではないだろうか?

 

好きなコーヒーを楽しんでいるからリラックスも出来て、トータルでイイ感じになるのでは?だからワガハイは不味いコーヒーを飲むならば、飲まない方が圧倒的に健康的だと思う。

 

現実問題として、市場に出回るコーヒーの品質には幅がある。上画像のコーヒー豆はソコソコ良い品質だけど、酷いモノは欠点豆(エラー豆とも言われる)だらけだったりする。

カビの生えた豆アフラトキシン、オクラトキシンという発ガン性のあるカビ毒の危険)

虫食い豆

不揃いなサイズの豆

正常な豆と混ざった状態で焙煎してしまうと・・・それって?

ちゃんとハンドピックしているコーヒー屋さんばかりではないから。それでも10年前に比べれば、ハンドピックはされているコーヒー屋さんが増えたと思うけれど。

 

きちんとした手順でローストされ、用いている生豆も誠実に生産されているコトが条件・・・となると、信頼出来るコーヒー屋さんって限られてくるゾ。

 

予防策として、飲んで胃がもたれるようなコーヒーは避ける。それはきっと、ナニか問題があるのかもしれないし、ムリして飲んでも健康的ではないだろう。

至福の一杯!

快適な一杯だからこそ、飲む価値があるコーヒだと思う。不快と感ずるならば必要のない飲料だ。それが嗜好品というモノではないか。

でも、カビ豆コーヒーが快適だとしたら、ワガハイはもう・・・知らん!