袴田巌さんは88歳。58年前の静岡県で一家4人が殺害された事件の再審、無罪確定を受けて津田隆好本部長(静岡県警)が浜松市内にある自宅を訪れ、袴田さんに対し謝罪した。これは昨日のニュースだ。
死刑制度について、ワガハイはず~~っと否定的。日本ではまだまだ少数派なんだろう死刑反対の考え方の人間という動物だ。一歩譲っても死刑執行のハードルを上げる・・・というワケにもいかない。譲ったとして恩赦なしの終身刑。
この袴田さんの事件が起きた時って、ワガハイは子供でその詳細は知る由も無かったけれど、祖父母からは「警察沙汰になったら言い訳は聞かない。酷い取調べを受けるから悪いコトは絶対にしてはならない」といったコトをよく言われた。
父母からは「犯罪者は親戚中の迷惑者になるからダメ」と言われた。
子供としては、それを鵜呑みにするしかない。大人になるのはどの様なコトなのかもワカランうちから、悪いコトすると警察で酷い目に遭わされる恐怖心が植え付けられた。
だからねぇ・・・将来の夢ってなコトで「婦人警官(今はこの言い方しないのか)になって、ミニパトに乗って駐車違反の取締りをするのが夢で~~す!」って言った女子には「恐ろしかぁ~~~!」と思った。
もっとも、後に判明したんだが、その子の親は警察官であった。
そして更に凄いコトに、その子はその夢を実現してしまったのだ!!
ある日、ワガハイが神奈川県の小田原の街中で、その子が駐車違反の取締りの真っ最中であった!
小田原署勤務になったんだぁ・・・
脱線したので戻す。
現在では、昔のような取調べはしていないと思う?
幾らかマシにはなっていると思う??
だが、ワガハイが信号待ちしている時に追突されて警察を呼んだ時は、ど~したコトかワガハイが追突したという先入観で対応を始めようとした。これ、世田谷区内でのコトだけど。10:0の事故だったんだけどねぇ。
まあ、事故の状態は結構見た目が派手だったから。ワガハイはランクル、相手は小型乗用車で、その追突してきた乗用車は前面が終わっていたから。で、ワガハイの方はチョㇿッと凹んだだけだった。
でも、ランクルは後部が凹んでいるワケで、追突事故だと連絡したワケだから・・・ど~やってワガハイが追突するというのだろう?
警視庁、理解力大丈夫か?と思ったけど。
現場検証が終わってしまうと、若い警察官がワガハイのランクルをしげじげと見つつ、「ランクル強えぇぇ・・・、ランクルいいなぁ。ランクル欲しいなぁ・・・」と声を上げたのはオチ。
たしかにランクルは強かった。その代わりに乗用車は全損となった。
というワケで、ぶつかる時はランクルは避けましょう!
ランクル乗りは衝突しないように注意しましょう!
あ!でもこの事故って既に30年近く前のコトか・・・
脱線した。元に戻そう。
静岡県警は謝罪した。だが、検察の発言内容に反省は感じられない。むしろプライドの塊といった感じ。だが、それがますます検察に対する疑念を高めはしないだろうか?あらゆる事件での裁判って、論理的ではないし、科学的でもない、と、いうのは言い過ぎでもないだろう。合理的とも思えない点がある。
三権分立のそれぞれが、所詮は人間という動物によるコトだけに絶対はないけれど、何故か彼らの主張には絶対という影がチラチラするように思える。ケチなプライドこそ、捨てられない・・・か?
ところで・・・真犯人は逃げ切ったってコト、か。この責任はどうしてくれるんだろう?思えばワガハイの子供の頃、日本の犯罪検挙率が高いコトをことさら誇っていたように思うけれど・・・そりゃ、捕まえたら全て有罪にしてしまえば100%だからなぁ。だから数字だけで評価しちゃアブナイんだよな。
公的機関のやるコトって、どこか・・・つまり昔から言われるお役所仕事、ってぇヤツだけど、もうちょっとイイ感じになっていかないモノかねぇ?お役所勤めの世代も、相当に入れ替わったのだから。