老人は昔話が多くなる。でも仕方ない点はあるだろう。なにせ最近は若かった頃のような行動力はないのだから。体力も筋力も落ちてきたし、腰痛もあるし・・・寝てもな~んか疲労感が払拭されない。
だから、ソレなりの栄光の時代を思い出すワケだ。
ま、体調話しはこれ位にしておこう。
昨日も、幾つかの話題が混在する内容となった。だが、それぞれが一応関連する内容にしたつもり。もっと単刀直入に書いた方が、と思われるかもしれないが、そこは多少ともボカシを入れておきたいので。
で・・・昨日の方向音痴ネタの意図とは別に、本日はまた方向音痴に関してなのだが、その出来事は十年前になるだろうか?
いや・・・もっと前だ。20年前になるかもしれない。友人がラブラドール・レトリーバーを飼うコトになった。それは立派な成犬で雄だった。なぜ子犬ではなくて成犬なのかというと、迷い犬を保護したからだ。
ただ、保護して飼うワケにもいかないので警察に届けたり、他にもナニやら手続きがあったのかもしれない。そして何か月だったか?月日は流れたが飼い主が現れず、友人が飼うコトにした。
その話を、ワガハイの師匠にすると・・・「私の経験上、雄犬が迷うのは稀だ」と言うのだ。「雌犬は迷うと戻れないことがあるけれど・・・」とも言った。そこでつまり、「それは迷い犬ではなくて、捨て犬に間違いないだろう」という話しだった。
その犬は、詳細は分からんが性格にクセがあり、それを矯正するためにドッグスクールに通うコトにしたというのは、後日その友人から聞いた。前の飼い主に虐待でもされていたのだろうか?そんなコトも思ったりしたけれど、落ち着いてきた頃にワガハイがそのラブラドールと対面した時には、穏やかな様子だった。
思い出すとワガハイが子供の頃、祖父の家には秋田犬がいた。それは子供からしたら巨大な犬だったけれど、犬からしてもワガハイは完全にナメられていて、ワガハイは犬が苦手になった時期があった。その秋田犬は雌だったが、ある時にナニガシカの手違いで脱走した。
そしてなかなか戻らなかった。それは盆暮れの時期だったのか親戚が集結していた時で、男の大人たちは手分けして秋田犬を探しに出て行った。そんな時、空腹になれば食べ物のニオイにつられて出てくるだろうと予想したオジがいて、いつものエサを祖母に準備してもらい、凹みだらけのアルミ鍋に入れられたエサを持って出て行った。
作戦は成功した。そのオジが秋田犬を見つけて帰ってきた。割と近所で見つけたらしいが、そこからその犬は自力で帰宅出来なかったようだ。見慣れたオジの声とエサのニオイに反応したのだろう。向うからやって来たという。
ま、割と近所といっても、いつもの散歩コースから外れていたので、迷ったのかもしれない。な~んか、たまたまナニかに触発されて入り込んだコトのない場所に行ってしまって困ったのかもしれない。
さて、その秋田犬は老いてある時に腰を抜かし、獣医さんに診察してもらったら余命短しと言われ、程なく亡くなった。
ああ、ワガハイも腰痛である。余命短し!?
結局、己の健康話しに戻ってしまった。
さて、またも記事の内容と画像に大した関連性のない状態になった。もっとも不完全な状態っていうのはワガハイの健康状態でもあるし、その共通項はあるかもしれない。
いずれ、もっとしっかりとした工事が行われるのだろう。先ずは予算確保ってなトコロなんだろうか?
本日は以下リンク先の、その後の様子でございました。(撮影日:2024/10/14)