シソが好きではないと書いた昨日。
だが、シソ科でもローズマリーは好物とも書いた。とにかくローズマリーの香りは最大級クラスで好きだ。ラベンダーも素晴らしいけれど、ローズマリーの方がもっといい。
それでポツポツと花など咲かせ始めているのだけれど、花についてはイマイチ眺めていて面白くはない。撮影もやり辛い。上画像は昨日の朝に撮影したのだが、これは幸いにも無風で太陽光が得られたのでまあまあ、かな?
花の状態はイマイチだったけど。
ローズマリーはちょっと触れただけでもその香りが移る。葉の表面は油脂分があって、それが付着するからだが、コレがイイ香りなのだ。もっとも松脂みたいなベタベタではないので始末が悪くはないのでよろしい。ある意味、松脂の香りも悪いもんではないけれど・・・あのしつこいベタベタ感がなければ、もっと松脂は好きになるだろうに。
というワケで、バイオリン属の弓には松脂を擦りつける。そうして弦に効率的に振動を与えられるのだが、あの松脂の固形物にもいろいろあるんだろう。ワガハイはソレを語れる程に楽器を触っていないけれど、複数の傾向の違うニオイを感じた松脂固形物だった。
もし、ワガハイが本気でバイオリン属の楽器をやっていたら、ニオイで使う松脂を選ばざるを得なくなる感じだ。な~んかよろしくないニオイのヤツがあったからなぁ。
というワケで、ローズマリーの香りからなんで松脂の話しになるかというと、ちょっと似た部分のある香りだからだ。たぶん、同じような成分が含まれているのだろう。そしてそれは、どこか爽やかさを感ずる成分・・・樟脳 C10H16O っぽさも僅かに感ずるが・・・だと思われる。
ちょっと調べてみる・・・ピネン C10H16(ローズマリーの香りの成分のひとつ)
ナニ?松脂の成分でもあるのか・・・ピネン!
なるほどねぇ・・・ピネンやシネオール C10H18O (これもローズマリーの香りの成分のひとつ)など、モノテルペンの一種であると。
ふ~~~ん?
ものてるぺん???
何だっけ?
そういえば大昔、ちょっと齧ったケド・・・もう、説明出来ましぇ~~ん。
薔薇とか檸檬とか、正確に書く自信がない・・・以上にモノテルペンは無理だぁ。
以前書いたように、微積分もそうだけど。
とにかく、針葉樹系の発するニオイっていうのは、このモノテルペンさんが混ざっているコトが多いようだ。
因みに、樟脳っていうのもクスノキなんかの中心たる香り成分だけど、このモノテルペンさんだ。
まあとにかく、ものてるぺんさんの説明が出来なくても、共通する香りを嗅ぎ分ける嗅覚感性は備えているし、その嗅覚もまだ衰えてはいない老人ということだ。視覚は老眼になり、歩行の持久力も落ちたけれど・・・嗅覚はまだまだ健在!
まだまだいける60代!
でも、聴覚は落ちた。もう完璧にモスキート音(17kHz位の高音)は聞こえない。50代中頃まで聞こえていたんだけれど。