今回は、壁面用配線モールのお話。
画的にはジミ~~~!
我家に電気式のワインセラーを置いて、ナンダカンダで20年近くなるのだろうか?最初はペルチェ式の6本収納のセラーを買った。あれはデバイスタイルのWA-6(現在廃番)という機種だった。
これは始めて買っただけに、当時は画期的だと思った。これでワインを購入してから呑むまでの間に必要な、ワインの状態を安定させる時間に気を遣う必要がなくなったのだ。ただ、セラーに入れておけば保存適温に保たれるのだから。
だが、直ぐに手詰りとなった。6本収納では不足なのだ。というコトで、同じ機種をもう一台購入して12本収納とした。これは積み上げるコトが出来る機種だったので置き場所に困りはしなかった。それに上に置いたセラーと下のセラーで温度設定を変えて、赤ワインと白ワインを別々に保管出来て、これはコレで便利だった。
数年間はこれで十分だった。しかし、何故かリビングのオーディオにノイズがのるようになった。そして年季の入ったサンスイのアンプが故障してしまった。それでアンプを修理に出すワケだ。ついでにオーバーホールしてもらって・・・完治!
だが、何故か以前とは異なり、なんとなく音がくぐもってしまった。それで試しにセラーの電源コードを抜いた・・・音がスッキリとした。
要するに、セラーから発する電源ノイズが悪さをしていたのだ!
それで、セラー側に電源ノイズフィルターを入れてみたりもしたし、言うまでもなく真っ先にブレーカーの系統は異なるトコロから、セラーとアンプの電源は確保したりした。しかし結果はナニやってもNGだった。
もとい・・・アンプ側に電源フィルターを入れたらアウト!だからねぇ。そりゃ、余程の品質のヤツを使えば大丈夫かもしれないが、そんな潤沢に電源にカネを投入出来ないから。
そして暫くすると、地球温暖化の影響が実感出来るようになってきて、ペルチェ式の冷却能力では、真夏の保管温度が維持出来ないコトとなった。それでこの2台のセラーを廃棄して、コンプレッサー式(つまり冷蔵庫と同じ方式)のワインセラーに買い替えた。
新しいワインセラーは、真夏でも保管温度を維持出来てパワフルでよろしい。しかもコンプレッサー式の欠点といわれる振動の問題も、ワインの香味に影響を与えているような実感は出来ない。
だが・・・設置してかれこれ5年は過ぎた。その間、重い腰は上がらず、アース線の接続を怠っていた。その重い腰をようやくあげて、先日やっとアースを繋げた。
つまり、アース端子が最寄りのコンセントに無かったから、アース線を延長してエアコンのトコロが引っ張るワケだ。5mの延長用のアース線を購入し、とりあえず結線してしまい、その後で取り回しを確認しながら配線モールでカバーした。
やるコトは簡単だ。アース線だけを延長して繋げるならばフットワークは軽い。しかしモールっていうのが途端に面倒になる。両面テープというベタベタするモノを扱うというのが鬱陶しいし、プラスチック製のモールを切るのが面倒だ。そんなのカッターナイフで直ぐに切れるのだが、ど~~もプラスチックという物質感を扱うのが嫌いなんである。
プラスチックじゃなくて、木製ならば途端にフットワークが軽くなるんだけどねぇ。
というワケでアース結線はしたものの、その日のうちにモールを取り付ける気にならず、だらしなくアース線を壁際に垂らしていた。
でも、この状態を長く続けるワケにはいかない。必ず、遅かれ早かれこのアース線に引っかかる妻という存在が居るのだ。
というワケで、やってみれば30分もかからない作業だが・・・やっぱり、両面テープを扱うのって好きになれん!
それで提案!
家を新築される方はアース端子をことごとく、コンセントに設置しておくことをおススメする(3穴のコンセントっていうのもイイねぇ)。