昨日に続き、ブドウのハクビシン被害ネタで始まる。
デパートの紙袋を掛けてから、ブドウのハクビシン被害は止まっている。やはり外見が変わると理解出来ない頭脳なのかもしれない。それがどこかで学習してしまったら、この手は使えなくなる。
では、どのような切っ掛けで学習するのだろうか?それはやはり好奇心で紙袋をイジリ出すトコロから始まるのだろうか?或いは、ワガハイが作業しているのを遠巻きに発見するのだろうか?
でも、夜行性だから昼日中に作業するワガハイの様子を見るコトはないだろう。
というコトは、ハクビシンが学習するためには、このブログを読む・・・というコトはあり得ないから、この記事を読んで試してみる人が増えて・・・すると何処かのハクビシンが見破り、その情報がハクビシンの間に流布するのだろうか?
こうした生態についての研究はどこまでやられているのか知らんケド、これ、子供がいたら夏休みの宿題ネタに使えるかもしれない。マスカットベーリーAではなく、巨峰ならばもう少し登熟が早いし、デラウエアならばもっと早い。そうすれば夏休み期間中に観察結果は出るだろう。
だが、そのためにはブドウを植えなければならない。そして収穫がソコソコ得られるまでには4年程度はかかる。そうなると、やはり家業がブドウ農家でないと厳しいか?あるいは親戚にブドウ農家があるか。
それで・・・本日の画像が油彩画用の溶き油なのは何でか?というと、こうした油は独特の臭いを発するので、ハクビシン除けに使えるのではないか?と思ったのだ。
それで、我が油彩画セットを発掘すべく、閉じたきりになっているクローゼットの奥の院の、それまた奥の院にアクセスを試みた。だが、結果的に途中で挫折したのだが、その手前にワガハイのモノより美品の油彩画セットの箱を見つけた。
箱の外側には妻の名前が書かれていた。
ま、ど~せ使わないのだからというコトで、中にぺトロールなど入っていないか?と期待して開けてみたら・・・普通にペインティングオイルの小瓶が入っていた。
コレは実に、普通のコトだ。極めてノーマルなあり方だ。
ワガハイの絵具箱には、たぶんリンシードオイル(亜麻の種子油)、ポピーオイル(けしの種子油)、テレピン(松脂から精製された揮発性油)、ぺトロール(石油系揮発性油)、シッカチーフ(油絵具の乾燥促進剤で、コバルトやマンガンといった酸化しやすい金属が含まれる)等が入っていたはず。ま、使わなくなったから、ひょっとしたら友人の絵描きさんにプレゼントしてしまったかもしれないが。
一応、ワガハイ的にはぺトロールのニオイをイメージしていたんだが・・・まあ、ペインティングオイル(調合油)でもいいか・・・な?
で、コレを紙袋の隅に染みこませておくとか、別に染みこませた布などを枝に吊るしておくかすれば、忌避剤になりはしないか?
ところで、ナニにつけても価格高騰の折り、画材の値段も上がったよなぁ。なんか昔の記憶も定かではないけれど、先月、チョロッとホームセンターの画材売場を覗いて絵具の価格をみたらビックリした。
こりゃ、お絵描きを趣味にしたらどエリャ~~ことになるわい!と思った。
お子さんが美大の油絵科を受験するなどと言い出したら、こりゃ、エリャ~~ことになるぞぃ!
昔だって、決して安かったワケではないけれど・・・もう、絵具はチント(TINT 代替の顔料を使った絵具)しか使えんぞぃ!
ところで妻は・・・ペインティングオイルを西武百貨店で買っていたんだろうか?上画像の価格ラベルには「SEIBU」と書かれている。そして数字は〇64しか読めない。だが、恐らく高かった(定価)売りだったのでは?
普通、都内ならば世界堂で買ったりしない?
そんなに妻はお嬢様育ちだったのか?
そんなコトはないよなぁ?
それとも、西武で画材の特売とかあったのだろうか?
ここで昔々、とある有名な版画家(女性)の個展を思い出した。ガレリアなんとかというギャラリーだったような気がするが、版画だけでなく、オブジェというかナンというか・・・言い様のない作品も並んでいた。そしてそれらの材木を含めた素材は全て、渋谷の東急ハンズで買ったという。
いや~~~、ハンズじゃ、普通は買わんだろう。それで、あそこの方が圧倒的に安いとか、こういうルートで買うとイイとか、そんなアドバイスをしてしまった記憶が微かに思い出された。
ま、とにかく今後、ペインティングオイルを使う可能性はゼロ。コレがオリーブオイルだったならば料理に使えるのだが・・・。
要するに酸化重合反応によって固化する油だから溶き油に使えるワケで、こういう油で料理など作ってしまったら、健康を損ねるというか・・・やったコトがないからワカランけれど、多分・・・健康を害すると思う。そもそも「第二石油類」って表示されているしねぇ。ダメだな。
ハクビシン対策に試してみるコトにしよう。今のところ、他の用途も見つからないのだから。
ふ~~ん、今はポピーベース(旧ルソルバン)とリンシードベースの2種のペインティングオイルという分け方になっているんだ。