暑くて朝からヘバっている。
昼もヘバっている。
夜は旨酒のお陰でご機嫌になる。
そして耐えられない睡魔によって睡眠に至る。
決して深酒はしない。それはこれからも出来るだけ長く旨酒と付き合いたいからだ。
だが、とにかく夜更かしは全く出来なくなった。
これは体力のコトもあるだろうが、服用している薬の影響もあるのだろう。アレルギー薬の「モンテルカスト錠」も、整形外科から処方された「ノイロトロピン錠」も、副作用として眠気が記載されている。
そのお陰かどうか分らんけれど、爆睡である。
でも・・・朝からヘバっている。
祖父母の遺品である火鉢が捨てられる運命にあったコトは以前書いた。だがコレは、親戚一同が囲った火鉢でもある。冬になるとこの炭火で餅を焼き、従兄たちと食べた思い出のある火鉢だ。
でも、だ~れも引き取らなかった。それが今では楊貴妃メダカの楽園になった。
メダカ担当の妻によると、水草が育っていない春は、生まれたばかりのメダカの稚魚は隠れるトコロがなく、大人のメダカのエサになってしまう。だが、水草が育ってくると上手に水草を隠れ蓑にして、大人のエサにならずに成長するメダカも出てくるという。
そして、少しメダカたちの動きを観察していると・・・大人のメダカは水草の上に出ると葉に引っかかって難儀な様子を示す。一方、小さなメダカは余裕で泳いでいる。そうやって大人のメダカの行動が制限される環境で、稚魚たちは育つ。そして大人たちに捕食され辛い大きさに成長すると、水草の保護から離れていくみたいだ。
つまり・・・子供たちは水草の浮くエリア、大人たちはやや深いトコロ、というように棲み分けになっている。
暑くても、このメダカの楽園はアジサイの作り出す半日蔭にあるので、水温も上がり過ぎないだろう。案外、我々の生きる世界よりも快適かもしれない。
そしてメダカたちの様子を見ていると、時が経つのを忘れる。そうして庭の片隅に、存在感を消した妻の姿を見る。ワガハイはそこまで没入してメダカを見るコトが出来ない。残念ながら腰痛だ。
腰痛がなければ、マクロレンズを付けてしっかりと稚魚の姿を撮影出来るだろう。ま、やれば撮れるけれど・・・後が大変なコトになるに違いない。そうして行動半径が狭まっていくワケなんだなぁ。それもまた老いというコトだなぁ。
ま、ワガハイの能書きなどど~でもよい。これらの画像を見て、少しでも涼しさを味わえたならばと思う。
標準ズームレンズでサクッと撮っただけの画像だけど。