Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

そのうち夏休み・・・怪談より怖かったはなし

伝え続けないと現存しているお宝が粗大ごみになる。とりあえずモノに限定してみるけれど、これはカタチではない習慣や風習も同じ。

 

いやまて・・・宗教感・風習で説明するのが一番早道だな。

一年に一回とか、氏神様のお祭があって、氏子の高齢化以上にソモソモ氏子が圧倒的に少ない。そこで何にも信仰とも地域の成り立ちとも無縁な人たちが加わってお祭が行われた。

型通りにも満たない、最小限の祭礼が執り行われた。一応は祭りが継続した。でも、コレって内容的には終了だろう。厳しい言い方だが。

収穫祭といっても、ナニが収穫なのかも分からない状態で・・・ナンなんだろうねぇ?それだけ人のココロは大地から離れてしまった。大地の恵みと言いつつも、土から乖離してしまった。そして都会人の中にも土を求める血が騒ぐ人もおられるのか、小さな畑を借りて菜園を楽しむ・・・いや、その多くは情報によって得られた知識で時流に乗ろうとしているように見える。

別に楽しんでいるならソレでいいけれど・・・そういう話しをしたいのではないから、厳しい内容になる。

 

そもそもよんどころ無い事情によって、人は死ぬと火葬される。ワガハイの世代だと戦前の体験談を直接聞く機会もあったから、土葬の実践編的な話しも古老から聞くコトが出来た。

それはそれは、真夏に聞けばヘタな怪談より 恐ろしかぁ~~~!

(お盆が近づくと、そういう話題になるんだよなぁ。今年も近づいてきたしねぇ。丁度ジメジメした頃に、ジサマたちはこういう話しをしたんだよなぁ。)

というか、大変!なんかねぇ・・・埋めた後が暫くするとドスンと窪むらしい。だから埋めたトコロに目印の石を置いておいて、その周囲は歩いてはならぬ!と子供たちはキツく親から申し渡されるのだそうだ。

そんなワケで、裏山に掘り返した跡があり、石が置かれていたら近づくな!と、ワガハイも言われた。既に火葬が主流になってはいたけれど。

で、埋葬跡が窪むとはどの様なコトなのかも話してくれたけれど、子供心に怖いし、詳細は覚えていない。それに現在では土葬はやらないのだから、そういった知識も不要だろう。

だがとにかく、土葬は文字通り、人は死ぬと大地に戻っていくのだ。それはそれは故郷の土に対する思いも強くなるだろう。故郷に帰れば、大地と一体になったご先祖さん達とともに同じ空間を共有しているのだ。

そういう感覚が失われていった。

火葬だから墓仕舞も出来る?

(骨の代わりに土を移動しても・・・なんか一応の慰めにはなるか。)

つまり土着性は希薄になった。そりゃそうだ、タワマンには土がない。それで不動産というのも不思議な感じがするケド。ありゃ、最強クラスの消耗物件じゃなかろうか?と、ワガハイは考える。違う考えの方もおられるのは分かっているケド。

ビオラのタネ・・・ドコに落ちて発芽するやら?

火葬オンリーとなった現在、それは衛生的になったし、それはきっとイイことには違いない。だがその代わりに失われたコトもある。その結果、いろいろなコトが分からなくなり、反面、イロイロな可能性も出てくる。

たぶん、次の世紀に人間という動物が存在しているとすれば、土をまったくアテにしない生き方をするようになるだろう。そうしなければ宇宙で生きていけない。どうやら月に本格的に進出しようとしているみたいだし、火星も射程に捉えようとしているみたいだ。

三菱地所のテレビCMをみていると、一歩でも早く、月や火星の地べたの利権を押さえたいんだろうなぁ・・・という欲望が露骨に現れているもんなぁ。

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「月よりもっと次に行きましょ!」

この高畑充希さんのセリフ・・・恐ろしかぁ~~~!

これはホントに、怖いねぇ。

 

いつか、月面にアウトレットモールが出来るんかねぇ?

 

(*´Д`)

 

大航海時代のように、どのロケットが一番速いか?を競ったりするようになるんだろうか?

海で死ねば水葬・・・いずれ宇宙で死ぬと、そういうコトになるんだろうか?

星になったと言って納得すればイイのだろうか?

ま、ワガハイが心配する必要はないけれど。

 

帆船よりも圧倒的に、ロケットの方が野蛮だもんなぁ・・・。ワガハイ的には核弾頭の代わりに宇宙船を乗っけて飛ばせば宇宙空間に行ける・・・的な技術は、あまりにも露骨で感覚的には受け入れられない。

土着的な感性が強いワガハイは、受け入れられない世界観なんだよなぁ。

宙を舞うなら、CRF150Rでいいじゃないか!と思う感性なのだから。

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ma!・・・ホンダに限らす、ヤマハでもカワサキでも、スズキでもイイんだけど。

 

恐ろしかぁ~~~!の元は、以下からでございますぅ~。

これは、楽しい!

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