先日、所要にて神奈川県藤沢市北部に出かけた。そして出かけたついでに少々散歩をした。すると足元に上画像のようなマンホールの蓋があった。
それはマンホールだから、気づけばいたるところにある。蓋のデザインは・・・なんとコレ、フジの花だろう!
ま、藤沢だからねぇ。
ところで、藤沢の名前の由来ってどうなんだろう?
勝手に推理すればフジが多かった沢があったからじゃね?と思う。そして東海道五十三次の宿場町でもあった藤沢宿が、藤沢市という名前に引き継がれているのだろうから・・・本家本元の藤沢宿の辺りが沢筋の地形だったのだろうか?
確かに、というか・・・沢という程ではないが、藤沢宿・・・すなわち現在の小田急線「藤沢本町」駅界隈の風景を思い出してみると、境川が大きく地形を削っているような地形になっているし、白幡神社や遊行寺は丘の斜面を背景にしている。
現在の開発された風景からいろいろ引き算して、大昔の風景を想像してみると・・・森に川が流れていて、その川底は現在のように深く掘り下げられていなかったから、大雨が降れば全体が池か沼のような状態になるコトもあったかもしれない。その段丘斜面にはフジの花が咲き乱れていた・・・。
ホントウに勝手な想像だが、もし、そんな風景が広がっていたら・・・と思うだけで気分はハイになってきてしまう。
ま、妄想はこの位にしておいて、藤沢の名前については公式見解を調べておこう!
結局、諸説あるという話で終わるのだが、「フジの多い水辺の地」という説もあるようだ。
というワケで、マンホールの蓋にフジの花がデザインされている。ワガハイ、藤沢市民ではないけれど、なんか嬉しい。フジが好きだからな。
それで、散歩なんだが・・・マンホールのマニアでもないんだが、急に気になってしまい、まるでフジのマンホールにつられるようにして歩いてしまった。
藤沢市形下水道用鋳鉄製マンホール蓋
https://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/gesui-ka/machizukuri/gesuido/koji/documents/10.pdf
上リンク先を見てみると、フジのデザインは「あめ」と「ごうりゅう」のマンホールに使われていて、「おすい」は松がデザインされているようだ。
ま、マンホールのコトはその道の達人がおられるから、アレコレ多くを書く気もない。ただ、このフジのマンホールの蓋は良いなぁ。単に個人的な趣味の問題ではあるけれど。