ここ数日、雨が降ったり曇ったりだったが、今朝は晴れている。プランターで栽培中のスナップエンドウも、そろそろ収穫適期のモノが出てきた。ところがありがちだが「うどん粉病」の兆候!収穫には早めのモノもあるが、全部収穫して対策をしようと思う。
「うどん粉病」対処法として言われるのは・・・「重曹:水=1:1000」の散布。そして「お酢の20倍希釈液」の散布だ。市販薬では住友化学園芸の「カリグリーン」「ダコニール」の名前が思い浮かぶ。
では、どの様な戦略を立てるか・・・先ずは「竹酢液」を散布しておこう。生ぬるい対策なんだが、コレで騙しながら乗り切りたい。実際、それでうどん粉病を撲滅出来たコトはない。本当にダマシ騙し乗り切れるかどうか、だ。
悪化する傾向が見られたら・・・残念ながらスナップエンドウは終わりとしたい。何故ならパセリやナスタチウムが混栽の巨大プランターなので、それらに影響してしまうからだ。
そんなワケで、ひとつのプランターには一つの種類の植物を植えるのが管理上は都合がよい。だが寄せ植えが好きな妻であるから致し方ない。他の植物への影響を抑えるためにも、このプランターは他の鉢たちから距離を離しておこう。所詮、気休めに過ぎないけれど。
一応、手持ちの薬剤をチェックしてみた。春はいろいろ病害対策もはじまる季節だから。既に鉢植えの葡萄には、定番の「石灰硫黄合剤+ベンレート」を終えている。コレは全くの教科書通りの対策。というワケで「ベンレート」はある。「オルトラン」「スミチオン」「トップジン」は使用期限内だ。
だが・・・「カリグリーン」「ダコニール」はない。
ワガハイ、「カリグリーン」は使ったコトがない。「ダコニール」は使用期限切れ。
どうしようか・・・薬剤を用いるとして、タイミングを外すとダメだから、一応「カリグリーン」を見つけたら購入しておこうか?使ったコトがないから、どうせ使うなら試してみたい。
我が家は、うどん粉病が持病の街路樹が近いので、ソコがねぇ・・・ど~にもならんとワガハイが街路樹に「ダコニール」を散布した時もあった。勝手に枝を切るワケにもいかないんで。虫害も困るが、うどん粉病をはじめとした細菌類の活動もしぶといからねぇ。
ところでナスタチウムって一年草のはずだが・・・我が家では越冬してしまった!
病害っていうのは、発生してしまったらそれぞれの植物によって異なった対応をしなければならない。だからワガハイ的には寄せ植えが好きではない。
出来れば別々の鉢やプランターに植えて、どうしても寄せ植え的にしたいなら、その鉢を寄せて配置して楽しむっていうのがお勧めだ。
でもまあ・・・趣味の園芸だからねぇ。趣向は人それぞれ、ワガハイはナニにつけても色気なく、質実剛健的な考え方だからなぁ・・・いや、いざという時の手間暇を避けたいんである。
植物を育てるには、基本的に有機栽培がイイに決まっている。だが、状況に応じて適切に薬剤を使うコトも否定しない方針のワガハイ。どんな薬剤でもイイというワケではないけれど。使わないまでも薬剤のコトを、少しは知っていてもイイかもしれない。有機栽培をやっていても。
使ってみれば分かることもあるし・・・薬剤散布を間違えた野菜とか、売り場で分かったりするからねぇ。