雨に当たらず、霜の影響も受けにくい軒下、且つ日当たり確保のエアコン室外機の上に置いた「花かんざし」が次々と開花している。
あ、正確に書いておこう。エアコン室外機への直射光を避ける為にも、DIYで棚を設置したのだが、その上に「花かんざし」の鉢植えを置いている。
目下、一番の楽しみは、「花かんざし」の状態を確認することだ。眺めるというよりも状態確認・・・つまり元気に咲いているのを確認するのが楽しい。長いこと眺めているという訳ではなく、とにかく「イイ感じで咲いているなぁ・・・」と一時ニンマリすれば、それで気が済む。
出来るだけ長く、良い状態で「花かんざし」を楽しみたい。特別な努力や配慮はしないが、たぶんこの位置に鉢を置いておけば、トンデモナイ外れの結果にはならないような気がする。生育条件は悪くはないと思う。
あとは夜な夜なハクビシンとかがやって来て、悪戯しなければ大丈夫だ。これは確証のないコトなんだが、数年前に植木鉢を落された被害があった。怪しい人が侵入して鉢だけ割るっていうのもよ~分からんコトだし、最近は野良猫も見かけないし、そうなってくるとハクビシンが一番怪しい。
濡れ衣だよぉ~~~!とハクビシンは言うかもしれないが。
ネメシアも元気に咲いている。コチラは地植えだ。
上リンク先で、〈その先端をもっとクローズアップで撮るといいなぁ・・・〉と書いたが、マクロレンズに付け替えてもう少し寄って撮影してみた。老眼だからねぇ・・・現物を虫眼鏡を用いて観察するよりも、マクロレンズで撮影して画像を見る方が良く見える。
ところで老眼とはいえ、そんなに度が強い老眼ではない。ワガハイの目は、むしろ乱視の方が不自由である。だから老眼鏡にも乱視の度が入っていて、今もそれを使って文章を書いているのだが・・・そのまま外に出ても別に問題は生じない。なんならこのままクルマを運転しても支障はない。乱視が補正されていれば、遠くもソコソコに見えてしまう。
近視の眼鏡にも当然だが乱視の度が入っている。コチラも近視の度としては強くはない。とにかく乱視が問題なのだ。乱視がなければ裸眼のままで、まだまだ生活に支障はないと思われる。
マクロレンズを付けて庭に出ると、ただ花を見ているよりも長い時間を庭で過ごす。どの様に撮ったら、その花の面白いと思えるトコロを見やすく撮影出来るだろうか?と試行錯誤をするからだ。フィルムの時と違って、即座に撮影画像の確認が出来るから、ワガハイが一体ナニに注目しているのか?ってなコトも即座にフィードバックがかかる。
漠然と撮る時も多いケド、少しナニを見ているのかというコトを意識して撮影する時だってある。ただ、意識し過ぎて追い込んで撮影したからといって、イイ感じの画像になるワケでもないけれど。
だが、一体ナニを見ているのか?という己に対する問いかけと、結果が繰り返される撮影の体験って、いろんなコトの練習にはなるのでは?
今の世の中、普通の人でも多くの情報が得られるようになった。世界情勢も、ワガハイのような英語苦手な人間でも、重要な情報は四苦八苦しながら英文を読むコトもある(自動翻訳も結構便利に使えるようになったけど)。
まあ、英語で書かれていれば正しい情報ってワケじゃないけどねぇ。
でも、日本の報道はまどろっこしい。それに重要なコトは他視点と多視点を確認しておきたい。余りに情報が多いと混乱するけど。
ウクライナの辛い日々も一年が過ぎた。アレコレ戦況の情報は報道されているが、そのどれもがフィルター(というか歪んだ眼鏡・・・乱視のレンズ?)を通した情報であるコトは致し方ないとしても・・・だからナニを原点として忘れないでおくか・・・というコトを思う昨今。
ロシアによるウクライナへの軍事行動の開始について(外務大臣談話)
令和4年2月24日力による一方的な現状変更は断じて認められず、これは、欧州にとどまらず、アジアを含む国際社会の秩序の根幹を揺るがす極めて深刻な事態であり、我が国は最も強い言葉でこれを非難します。ロシアに対し、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求めます。
「力による一方的な現状変更」に対する異議申し立て、という一点に尽きる。それを忘れないでほしいと願う。
一体ナニを見ているのか?花を見ていても、ふとウクライナの苦悩を思う。
目の前の花を楽しむコトに没頭出来ず、世界情勢を憂いでしまう。そんな大きなコトを、ワガハイが自問自答したところでど~にもならんとは分かっていても。
で・・・そういう思いを振切るように花にレンズを近づけていく・・・もっとアップを!
結果、レンズ表面が汚れた・・・クリーニングしておかないと。
こうして見ると・・・ビオラってやっぱりブリブリだねぇ。
以上、本日は視点と感情について・・・を裏テーマとした。