寒の時季に剪定をすると枯れ込むと言われる。だから剪定は寒の入り前にやれと言われる。そして立春になると木々は冬眠しているようでいて、水を吸い上げ始める。だから剪定すると切り口からポタポタを水が止まらなくなる、と言われる。
そういうのって樹種によって様々だとは思うが、総じてそんな傾向はあると思う。もっとも、この寒いタイミングで選定作業なんてやりたくないケドね。
冬至の頃に比べれば陽は長くなった。そして太陽高度も幾らか上がってきたのが実感出来るし、陽の光ソノモノにはパワーを感ずるように思う。だが、冬枯れの植物は光合成を行う葉を落としているのに、どうやって太陽の変化を感じとっているのだろう。葉以外に光りを感ずるところがあるのだろうか?
樹皮から光を感ずる?気温はどこで感ずる?
こういう研究ってされていて、解答はあるのかもしれない。だが、な~んか分かりやすく納得のいく説明っていうのに出会ったコトがない。だからだろうが、そういう話しって忘れる。
もっとも、ワガハイが納得いくコトと都合良く一致する説明が正しいとは限らない。更には、論理的な思考というのは学問的には最優先事項だが、な~んか論理的とは限らないで成り立っている現実世界っていう面もあるんじゃね?とも、思う。
植物が、人間という動物のように春を感ずる必要はないからねぇ。
結局、人間は人間の都合でしか捉えられない。更には論文形式に則ったカタチでの文章の展開によって位置付けられる・・・と。現実はそんな方法論と無関係だからなぁ。
というワケで学問の限界も簡単に見えてしまうと、子供の頃から思ってきた。
でも、論理的思考も面白いケドね。
まあ、なんだかワカランが、植物たちも季節の移ろいに合わせて生存するためのサイクルがある。ただ温暖化のスピードが速いから、どこまで適応出来るだろうか。人間が植物に力を貸すにも限界があるし・・・だいたい人間の技術が顔を出すと環境破壊になるってモンだし。
人間という動物が納得するコトをやろうとすると、それ以外の問題に破綻が起こるもんだ。
まあ、不都合なコトもいよいよ辛くなれば受け入れるしかなくなる・・・か?
結局、ギリギリの切羽詰まったトコロに追い込まれないと、物事は動きませんよ!と、いうコトか?
でも、そん時にゃ・・・間に合わんだろうが。
ここ数日、室内の湿度が40%をキリ始めた。さて、加湿器の出番だな。準備していたので直ぐに使える!
エアコンの暖房だけで寒さを感じなかった湿度50%台に対して、40%を割り込むと暖房の効きが低下したように感ずる。やっぱり水の比熱はデカイから、空中の水分量の違いで、なんとなく部屋の空気全体の熱量が変化する・・・そんな感じだろうか?
加湿して一時間程すると、暖房設定温度は同じでも暖かさが違う。そして就寝時には加湿器を切ってしまったが、目覚めてみると鼻や喉の具合がいい感じ。加湿しないと鼻腔粘膜がパサついた感触になったりするモンだが、そ~ゆ~コトがない。
温室でもあったら、植物たちに対して加湿してみたり除湿してみたり、冷やしたり温めたり、イロイロやってみるだろうなぁ。
暖かいうどんをすすりながら、植物たちにも暖かい水を与えたり?
真夏なら冷たいビールを飲みながら、植物たちには冷たい氷水など与えたり?
こういうのって、一方的なワガハイから植物たちへの愛!押しつけの愛!コレってイイのかねぇ?やったコトないけど。
ただ、真夏に日向に置いて熱くなった水を植物に与えるのはアウトだけど。これは根がダメになるからな。
やっぱり人間という動物にとって良いコトをやろうとすると、それ以外の問題に破綻が起こる。
さてさて・・・また中国のビザ発給問題かぁ。なんかド~ド~巡りで論理的ではないねぇ。
「船長、それは非論理的です!」
ミスター・スポック(スタートレック)の台詞を思い出しつつ、「船長」の部分を入れ替えて楽しむワガハイ。