Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

ジャンク品ハードディスクの分解・・・カビの菌糸?

ハードディスクの分解・・・Western Digital WD200

昔々のハードディスクでございます。転送速度不明のUltraATAでございます(調べる気にもならん)。ただ、中のピカピカに光ったディスクが欲しかったのでございます。それで、だいぶ以前にハードオフでジャンク品を買っておいたのでした。200円程のお値段でございました。

それで、チョット暇があって、部屋を片付けていたところ・・・忘れかけていたこのハードディスクが袋に入って棚の奥で埃被っていたのでした。

「おお!分解するの忘れておったわぃ!」

ってなワケで、お爺さんは分解してしまうコトにしたのでした。

 

外側のトルクスネジがヤケにユルユルだったのだが・・・コレは既に一度分解されているみたい。老眼鏡を掛けて、意外と手早く蓋を開けることに成功した。そしてピカピカしたディスクがあらわれるモノと思ったのだが・・・なんか、妙な汚れが付いているような?

画像中心部にあるのは・・・カビ?

老眼鏡では物足りず、ルーペを覗いて見たところ・・・カビの菌糸が伸びている感じ。それでカメラにマクロレンズを付けてファインダーで見ると・・・やっぱりカビでしょうなぁ。何らかのゴミが付着して、そこにカビが発生したのだな。

コレは・・・ハードディスクにあってはならないトラブルだねぇ。まあ、買ってきた時に一応の動作テストはやってみたんだが、モーターの回転音はするものの、カリカリと情報を読み出すような音は全く無くて静かだったからねぇ。

 

前の所有者も壊れたハードディスクの中身が気になって、蓋は外してみたんだろう。そしてここから先はな~~んも手出し出来ないので諦めた・・・と。一回開けた時にゴミやらナンやらがケース内に侵入してしまってカビが発生した・・・というか、なんか話ながら分解したか、クシャミでもして・・・唾液でも飛んでディスクに付着したのかもしれない。

それで、意図的に鼻クソを付けてからハードオフに持って行った・・・ってなコトまではやらんだろう。「捨てるのも面倒だからタダでもいいや」ってな感じで引き取ってもらったのかもしれない。

 

さて、ワガハイはディスク自体が欲しかったので、ここから先も分解して行くことになった。まあ、分解手順などない。片っ端からネジを外してしまえば良い。そしてひっくり返すと殆どの部品が机上に落ちた。あとはモーターにディスクが取り付けられている部分、3本のビスを外すだけだ。

だが・・・案外、このモーター部への取付ビスの締付けトルクがキツかった。注意しないと手を怪我しそうな感じだった。概ね、前所有者が手をつけなかったと思われる箇所はしっかりと締められたネジで、ソレなりに注意して外さなければならなかった。ソレが常識的な締付けトルクだとは思うが。

 

さて、欲しかったディスクは一枚だけ使用されていた。容量が20GBだからそんなモンだろう。複数枚使われているハードディスクを分解したコトもあっただけに、一枚だけゲットっていうのは、分解の労力の割に合わない感じもした。

そして、肝心のディスクのカビなんだが・・・なかなかしつこいのであって、かなり落としたものの、まだ、ほんの少しだけこびり付いてとれない。中性洗剤、パーツクリーナー、アルコールなど用いたが、あとチョットがとれない。

灯油で洗ったら綺麗にとれるだろうか?それともペイント薄め液を使ってみるか?

あ!リンレイのウルトラハードクリーナー(浴室用)も使ってみたがダメだった。サンポールだと・・・表面を傷めてしまうかなぁ?

 

とりあえず、片面は肉眼で確認出来るダメージはないから、ソレで良し!というコトにしようか。