秋明菊(シュウメイギク)ってキンポウゲ科のイチリンソウ属(アネモネ属)である。学名にも [Anemone] ってあるから言うまでもないかもしれないが。別名にキブネギクっていうのがあるが、これは漢字で書けば貴船菊で、京都の貴船地区に咲いている野生化した品種を本来の種としているようだ。
若い頃・・・1980年代前半だったが、京都の寺巡りをやった。自分のペースで歩きたかったので一人旅だった。青春18きっぷで、あの有名な「大垣行」の夜行に乗って行った。その時、大原に行くか、貴船に行くかで迷ったが、鞍馬寺からハイキングコースで山を越えれば貴船に抜けられるコトを現地で知った。予定外だったが貴船に行った。
結局、この歳になるまで大原っていうのは行く機会に恵まれなかった。
京都駅が新しくなって以来、本当に京都へ行く気分が失せた。
つまり、そういうコトで、たぶん・・・もう京都へ電車を使って行くコトはないんじゃ無かろうか?かと言って、クルマで行くと・・・あの碁盤の目の渋滞が嫌だし・・・駐車場は観光地料金だし・・・コロナ禍でまだ空いているうちに京都旅っていうのも、ある意味賢い方法なのかもしれないが・・・なんか行くなら奈良の方が興味ある。
もう一度、修学旅行でしか行ってない寺を再訪するっていうのはアリだろう。全然違った感慨深さがあることは間違いないだろう。
と、ほぼ京都を全否定して奈良を讃美した物言いになった。だが、京都貴船は機会があれば再訪したい。ワザワザそこを目的に出掛けるコトはないが。
それより、能登行きたいけどねぇ・・・いしるの料理だねぇ。
話を元に戻す・・・元祖真打秋明菊の貴船菊の特徴だが、「濃いローズ色で八重咲き」というコトで、NHK趣味の園芸のサイトでは、このキブネギクの画像が拡大表示出来ない。肝心の本家の画像って、ナニか権利的に使えないんだろうか?
それで、我家の秋明菊だが元祖真打本家本元ではないだろう。特徴としては「桃花一重咲き」だからな。
この花は妻が好きで、いつの間にか庭に植えられた。最初はユズの木の根元周辺で咲いていた。そしてだんだんと移動していってフェンス脇に現在は咲いている。しかも、アジサイの背後に回り込んだから日照を求めた結果ダロウカ?異常に背丈が伸びてしまった。
現在の背丈は2メートルを超えた。少々見上げるような状態で花を咲かせている。花を裏側から見ている感じ・・・なんかワガハイがこびとになったような視点。
裏側から見ると・・・そんなに魅力のある花ではない。だいたい好きな花ではないから尚更だ。だが、蕾はイイ感じだ。色もカタチも綺麗じゃない?このままでイイね。花びら広げなくてイイわなぁ。それに撮影しやすい高さにあったし・・・
来季は、もうちょっと小ぶりに仕立てられないものか?コレは妻の領分だからナントカして欲しい。いくら放任栽培好きでも、コレはチョットいただけないな。
昨年の当ブログでの秋明菊の登場からすると、今年は半月ほど花が早い。ソレがナニを意味するのか?この冬は暖かいのか寒いのか?大雪なのだろうか?
その前に、また台風がやって来そうだが・・・こりゃ、週末はアチコチで稲刈りが急がれるんだろうか?