反核メッセージの締め切り近く・・・Sierra Morena Dorado Seco - Bodegas Gabriel Gomez Nevado

今週のお題「冷やし◯◯」・・・そりゃ「冷やし地球」だねぇ。だが、冷却するのにエネルギー使っちゃうとダメだから、頼みの綱は放射冷却と緑化？

だが、その前に冷却したいのがある。

世界の戦争好きな輩はアタマを冷やせ！ってなモンだ。

最も愚かで格好悪いコトをやっておるワケで、最も愚かなものが核兵器だから。だが、広島の原爆投下からいったい何年経ったんだろう・・・その後、核兵器の性能は兵器としての洗練度を上げたのだろうし、それは結局反平和的な価値観における洗練度なワケだから、まともな神経を保っているならば洗練度は逆に落ちているという考え方も出来るだろう。

っていうのも、反核の活動をされている方からメッセージを求められ、自由参加ではあるが郵送の締め切りが近づいている。それで、このところ隙を見ては思考しているんだが・・・いよいよギリギリになって気付いた！それは、痴呆の世界に住み始めているアタマで思考したところで、ナ～ンも新たな視点は出て来そうにない、というコトだ。

ただ、ひねり出したコトバは優しさである。実に、ソレだけではワガハイの意味するトコロは伝わらない。その為に例え話をイイ感じにまとめなければならない。だが、そうやると話の筋にしか読解が及ばない。或いは文章の出来不出来にしか及ばない。

まあ、表現意図なんてソウソウ伝わらんもんだが・・・

というワケで、古来よりこういうコトが言われる。

イエスはたとえを用いて彼らに多くのことを語られた。（マタイ13：3）・・・弟子たちはイエスに近寄って、「なぜ、あの人たちにはたとえを用いてお話しになるのですか」と言った。（マタイ13：10）・・・彼らにはたとえを用いて話すのだ。見ても見ず、聞いても聞かず、理解できないからである。（マタイ13：13　新共同訳）

でも、それは実現出来なかった・・・相も変わらず律法が乱立していく世の中だ。世界的にも日本的にも政権はファリサイ派に大差ない。これはどうにも逃れられない人間という動物の性なのかもしれない。

コロナ対応の2類か5類か、という話にも、大昔のエルサレムで起きていたコトとの共通点が感じられるのはワガハイだけではないだろう。この、不自由さからの脱却もまた、自由への憧れだ。

だが・・・

ペトロは、「たとえ、御一緒に死なねばならなくなっても、あなたのことを知らないなどとは決して申しません」と言った。弟子たちも皆、同じように言った。（マタイ26： 35）

説明するまでもなく・・・ペトロじゃそういうコトだ。現実は、あの世の楽園ではない。世間体に押しつぶされて、その場をしのいでも逃れられない。

ま、国葬やっても時代は流れて検証されていくうちに、どのような結果に導かれるだろう。それは今後の時代の流れ方だが・・・嫌なコトバだが、所詮「勝てば官軍」である。

因みに高校時代の知人の口癖は、「勝てば官軍」であり、某上場企業にて出世街道を邁進している。

一方、神は負け続けている・・・というのも、ナルホドと思える名言として、ワガハイ的には若い頃聞いたコトバとして記憶している。

ま、理想は力業・・・人工美の世界観だからなぁ。そして人間という動物もまた自然という不可解なモノだから、逆説・逆転の見方ってぇヤツは時々考えてもイイだろうねぇ。

さて、優しさである。愛ではない。

愛ならば・・・

「あなたがたも聞いているとおり、『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。（マタイ5章：43）しかし、わたしは言っておく。敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。（マタイ5：44）・・・「だれも、二人の主人に仕えることはできない。一方を憎んで他方を愛するか、一方に親しんで他方を軽んじるか、どちらかである。あなたがたは、神と富とに仕えることはできない。」（マタイ6：24　新共同訳）

二項対立！（逆転の構図は聖書の得意とするトコロ）

そしてマタイから抜き出した「愛」に関しては、まだまだ多くの読解が可能だが、今回はとりあえず、問題を複雑化しないでおこう。そしてトドメは・・・