我家での台風8号の被害は、風で倒れて割れた植木鉢がひとつということだった。大した被害はなかったのだが、新しい植木鉢をホームセンターに買いに行く手間が増えた。
ワガハイの体調的には、薬のお陰で喘息もコントロール出来ている。以前ならば台風などやって来たら、やや呼吸に不具合が生じたのだが、そういうコトもなく・・・ただ、気圧変化で自律神経失調を起こす方がおられるように、そのような軽度の症状はいくつか出る。だが、いろいろ他のコトに気を向けるなどすれば、概ねやり過ごせる。
他のコトに気を向ける・・・酒瓶みたり・・・酒器を眺めたり・・・と、酒のコトばかり書いているが、それだけではない。必要な本や資料を読んでいたり、そ~ゆ~コトも多少はやっている。
上画像は、最も強い雨が降った時の水たまりの様子だ。シャッタースピードは1/40なので、やや見た目よりは誇張されていると思う。
こういう被写体って、シャッタースピードで様子が大きく変わるから、見た目と一致する印象に撮影するには条件を変えて撮影してみるコトになる。面倒なのだが、その場で結果を見るコトが出来るデジタルならば、手間さえ惜しまなければ誰にでも撮影出来る。フィルムじゃこうはいかなかったよなぁ・・・。
背景をコンクリート壁にして、雨粒が見えやすいようにして・・・お久しぶりに三脚を出したら部分的にカビが生えていたりして・・・慌てて拭き取ったりして。
定点撮影にしてもう一枚!
シャッタースピードは1/30。雨粒が線状に写るが、様々な動きをしている。全ての雨粒が一定の方向で落ちてきているワケではないねぇ。大きめの雨粒や小さめの雨粒で、風の影響が異なっているんだろう・・・と予想する。それに風向きも一定ではない。建物の影響で乱流があるだろうし。
雨粒同士がぶつかるコトもあるだろうなぁ。
この撮影はキリがない。雨が降っている限りはず~~~っと続けていても飽きることはなさそうだ。雨粒の軌跡は表情豊かに様々な瞬間を見せてくれるし、踊っているかのようだ。
和室の窓を少し開けて、その隙間から望遠レンズを出して、しゃがんだ姿勢で撮影となった。というワケで、足が痺れてきたところで撮影終了!全て自分の体調優先。残念ながら被写体の都合に合わせられない。
ま、避難しなければならないような状況ではなかったから、暢気に窓から撮影など出来たワケだ。雨粒の振る舞いが面白い!なんて言っていられるのだから、被害に遭われている方々にはごめんなさい。
東北は雨が降りすぎて、ヨーロッパは干ばつというニュースに、どうもうまく行かないもんだ。温暖化の脅威って、加速度を抑えるコトさえ困難になってしまったように思う。
戦争やってる場合じゃないんだけどねぇ。このところ、この思いばかりがつのるのだ。