ワガハイは何だか分からないのだが、大きなトウガラシも出来たらしい。上画像のトウガラシは、借りている小さな畑で収穫された。以前にも書いた通り、ワガハイはこの小さな畑には関わっていない。栽培方針が妻とは一致しないので、喧嘩のモトとなるからだ。
それにしても、この大きなトウガラシは韓国唐辛子の一種らしい。もの凄く辛いのか?というと、むしろ鷹の爪の方がシャープな辛味を感ずる。案外マイルドというか、舌に広がる辛味が細かい粒子になって広がっているような感じだ。
カプサイシン系の辛味にも、ただ辛さの強さだけではなくて質があるんだねぇ。
でも・・・辛いコトには違いない。
さて、こんなに大量収穫となって、我家では消費しきれないだろう。たぶん、妻は実家に送るんだろう。そうしてもらわないとど~にもならん。お隣にお裾分けでもいいけど。
辛味としては、やっぱりワサビの方が好きだ。まあ、用途が異なるけどねぇ。あとは胡椒だ!胡椒は辛味だけでなく香りが好きだ。その香りは子供の頃から好きで、胡椒の使い過ぎで親から叱られた。小学生の・・・2年生位の頃の話だ。
小学校高学年?中学?になってからだったか・・・歴史で香辛料貿易のコトを知った。これ、定かじゃないんだが・・・学校の授業や教科書ではなかったかもしれない。とにかく、そういうコトがあったってぇのを知った。「やっぱり、胡椒の香りや辛味には魅了されるよなぁ・・・」と、昔の人達と感性が一致したような気がした。
大航海時代は香辛料を求めて大海原を行ったんだからなぁ・・・その時代だったらワガハイも船出したいねぇ。ま、アヘンも絡んでくるから危ないケド。
では、胡椒を育てたらどうなんだろう?と思ったコトもあったが、なんか発芽率が悪いとか、芽が出て成長したところで香りがど~なのか分からない・・・とか、そう簡単に良い胡椒には恵まれそうにないというコトを・・・これも高校生の頃に誰かから聞いた。
あ!生物の教師から教えてもらったんだな。あの先生は教科書なんてそっちのけで、雑学ばかり話していたからなぁ・・・まあ、教科書に書かれているコトは読めば分かるだろう、というコトだな。
そもそも胡椒の主要産地はインドとかベトナム、インドネシアなどだから、ちょっと南関東では気候が合うのかなぁ・・・と思ったりするのが普通だが、最近は温暖化で暑いから、ひょっとすると栽培出来るかもしれない。
冬だけなんとか乗り越えられれば、案外我家でも胡椒栽培が出来るかもしれない(プランター栽培で冬は室内で育てている方もおられるようだ)。問題は種からの栽培は、やっぱり調べると難しいみたいだ・・・発芽しないらしい。
ま、安定した辛味や香りを求めるには、信頼出来る個体から挿し木した方が確実だしねぇ。実際、産地では挿し木で増やしているらしい。
挿し木ならば優良品種のクローンだからな。
粗悪品種のクローンも、挿し木ならば大量生産出来るケドねぇ・・・。
やっぱり信頼出来るところから購入しないとヤバイかもねぇ。
で・・・ネット上では楽天などで苗木は入手出来るみたいだ。だが、「サカタのタネ」や「タキイ種苗」では扱いがないみたいだ。
タキイのファンなんだが・・・残念だ。
たぶん、発芽率が低いのは、タネが乾燥に弱いとか・・・熟した実が落ちた状態で放置したような環境が向いているとか、そういうコトかもしれない。乾燥させたら発芽しないっていうタネは、ブドウなんかがそうだねぇ。
そういうタネがあるっていうコトは、浅知恵ながら知っていたが、たぶん胡椒もそういう可能性があるのかもしれない。
ま、自宅で育ててどの程度の収穫が得られるのかは知らんが、買ってしまった方が手っ取り早いには違いないだろう。
でも、ちょっと興味ある胡椒の栽培・・・フジもつる性植物だが胡椒もつる性・・・なんかワガハイ、つる性が好きなんだろうか?別に胡椒の姿が好きっていうワケではないけどねぇ。
ああ、金持ちならば植物園みたいな巨大な温室が欲しいなぁ・・・そして温室の中に小屋建てて住めば楽園じゃない?