梅雨明けが早かったと思ったら、このところ天気がグズついている。湿度が高くて時折小雨になるっていうのは、植木鉢への水遣り回数が減るので楽になるというコトはある。だが、湿気が苦手な植物の病害には注意しなければならない。
昨年から、庭植えのユズの元気が不足している。カミキリムシ被害を受けたし、ひょっとすると土の下・・・根になんらかの問題が生じているのかもしれない。だからといって、闇雲に土を掘るのもナンだし・・・やがて、切る運命なんだろうか?
ワガハイが子供の頃は・・・昭和30~40年代の話だが、祖父の家の庭は植木が沢山あったので、剪定の時には親戚の男数名が連絡をとりあって日曜日に集結し、ガンガン剪定を行ってから裏庭に穴を掘り、そこで枝を燃やしていた。生木だから燃えにくいのだが、燻りながら大量の煙を上げて燃やしていた。
風呂は薪釜だったので、祖母が薪割りをして風呂を沸かした。夕方になると剪定作業で汗だくのオジサンたちのために祖母は風呂を沸かし、煙突からは煙りが出て・・・さすがに料理はプロパンガスだったけど、瓶ビールは朝から井戸水に浸けられていた。
今思うと不思議なんだが、キョウチクトウが植えられていたはずだ。あれって剪定した後、ど~したンダロウ?まさか燃やしてはいないよなぁ?焚き火の担当は祖父だったが。キョウチクトウは燃やしてしまうと煙も毒だからねぇ。
まあ、思い出すと煙ったいシーンが多いんである。またそういうコトをやっても、近所から苦情が出るコトもなかった。田舎暮らしだったとはいえ、近所には何軒もの家があったし、アパートも一軒あったし・・・出来たばかりのプロテスタント系の教会もあった。そういう環境だったが苦情はなかったし、それぞれの家が適当にゴミを燃やしていたな。
だいたい喫煙率も高かったから、煙には皆さん慣れていたんだろうか?蚊取り線香も大量に使っていたしねぇ。クルマのエンジンは「有鉛」仕様だったしねぇ。
「有鉛」
オクタン価を上げるために鉛が入っていたガソリン・・・ソレを燃やすから排気ガスには鉛が含まれるワケだ。それが大問題になって「無鉛ガソリン」というのが出てきた。大人達は口々に、
「力出ないね!無鉛じゃ箱根登れない。」
なんて言っていた。無鉛ガソリンに対応したエンジンでも、山坂道では「有鉛」を入れていたりしたみたいだ。
そんな時代からいい加減経ってから、ダイオキシン問題が起こったワケだが・・・ワガハイの育った時代って、煙モクモク、有害物質放置状態の、とんでもない環境だったのだ。
そうやって、高度経済成長だったワケだ。
これからも、まだまだ、この考え方を維持しながらど~にかこ~にかやり繰りして、世界は動いて行くみたいに見える。放射性物質も世界中で放出されているしねぇ。
ところで・・・経済って、成長するんかいな?ま、ならば最近の状況は老化かいな?
本日、ダラダラと戯言多く、長々と書いた挙げ句に大量の削除をした。
昔話が多いが、結局剪定枝を燃やすことが出来れば、その枝葉に付いた病害虫をやっつけるコトにも繋がるので、薬剤散布を減らせるだろう。木灰はアルカリ性だから土壌の調整にも使えた。
ワガハイは苦土石灰を近々に買い求めなければならない。木灰が自家製ならば買わずに対応出来るかもしれないのに。
まとまりない内容だねぇ。