Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

赤錆ってぇヤツは存在感が暴力的に強い・・・判読不可な説明板

静岡県小山町で見つけた案内板

昨日の当ブログでは、静岡県小山町田圃の画像を用いたが、その撮影場所に近いところで上画像のような案内板を見つけた。なかなかイイ感じで錆びが出て来ていて、遠目にも迫力があって存在感がある。

 

赤錆ってぇヤツは、存在感が暴力的に強い。まあ、鉄っていう素材は酸化鉄で安定しているワケだから、このように錆びている状態っていうのが姿かたちとしては普通というか、本来的なんだろう。オーストラリアだったかなぁ・・・真っ赤っかな大地ってあったような気がする。

人間にとって鉄分は大切だからねぇ・・・ヘモグロビンだもんね。貧血の人が飲む薬は鉄剤だし、昔は「五寸釘なめてりゃいいんだ」なんて言ってたねぇ。

でも、今ではなかなか五寸釘っていうのもフツ~には見かけなくなった。

金槌っていう道具も、出番が少なくなったみたいだしねぇ・・・ワガハイは相変わらず、日曜大工レベルだから金槌は使うし釘も使う。だが、さすがに手持ちの釘に五寸釘は無くなった。

 

ありゃあ~~~?

脱線したねぇ。

赤錆から鉄に話がズレていったのか・・・耐候性鋼(コルテン鋼等)っていう表面が酸化(錆び)することで、それが鋼材の保護になるっていう素材があるんだが、凄く流行った時期があった。建築の外装にも用いられて、打ちっぱなしコンクリートにサビ色が雨で流れていたりして、それがカッコイイ!ってな趣向もあった。

ま、素材の面白さや美しさっていうのは確かにある。何でも表面にタイル貼り付けるとかペイントすればイイってなもんじゃない、と思ったりする。

で・・・ワガハイはメタリック塗装とか、マイカとか、パールなんとかとか、そういう塗装が好きじゃなくてねぇ・・・やっぱ、ソリッドカラーでしょ!と、クルマの塗装に関しては思っている。でも、最近はソリッドカラーの選択肢が用意されていない車種も多いからなぁ。ちょっと残念なんである。

クルマの外装が耐候性鋼だったら・・・サビ色のクルマが走っているのを見かけたとしたら・・・迫力満点だろうねぇ。なんか、ど~したんだろう?って思ってしまうか、関わりたくない、と思うか?運転中に、そういうクルマが前とか、横とかにいたら・・・お近づきにはなりたくない感じかなぁ。

ボロボロのジープとか、時々見かけるけど、あれも強烈に迫力あるからねぇ。

錆びって、やっぱり尋常ではない雰囲気を醸し出すわなぁ。

 

ありゃあ~~~?

脱線したねぇ。

案内板の話だ。「富士登山道と塩の道を訪ねる」「塩の道を歩こう」といった文字が、画像から読めると思う。そしてこんなところにも塩の道があるんだろうか?と、ちょっと興味が湧き始めた。だが、この案内板が朽ち始めているし、内容的にもどうも不明確なんである。

普通、塩の道っていうと以下のようになる。

千国街道(ちくにかいどう) 糸魚川~松本~塩尻
三州街道 岡崎~塩尻
足助街道 足助~岡崎
伊那街道 根羽宿~三河吉田
秋葉街道 御前崎塩尻
北国街道 直江津~上田~中山道追分

それで、静岡県小山町でも塩の道なんである。そりゃあ、昔々はそれぞれの街道で塩を運んでいただろうから、往来は全て塩の道って言ってしまえば、そりゃあそうだよなぁ。

ま、とにかくもう少し詳細を知りたいところだが・・・この件をネット上で探ろうとすると・・・情報がない。検索の仕方が悪いのか、とにかく無いねぇ。

お隣には文字が消えかかっている木製の説明板

場所は「思橋」の袂だ。これ、頑張ればナントカ解読出来るか・・・なぁ?辛うじて文字の痕跡はあるんだけど・・・現場で解読する根気がワガハイにはない。

やがて、冒頭の案内板も錆びがまわって解読不能になるだろう。そしてこの木製の説明板のように、モノとしての存在感だけに変容していく運命にある・・・のだろうか?

こういう説明板って、ナニかの時に予算が付いたら作ったってなワケだろうから、普段は補修する予算も組まれていないんだろうな。それに、コレをしっかりと見る人っていうのも、果たしてどれ程いるんだろうか?と、思うと・・・こりゃあ、朽ち果てるに任せる状態・・・廃墟みたいなもんであるな。

もう、こういうモノに金をかける時代じゃないのかも。スマホで立ち位置に由来する事柄を検索すれば、案内板の内容を読むコトが出来るようにした方がイイのかなぁ。

こんな感じであるんだな

これ、日当たりの良い舗装道路ってな環境だから不気味ではないけど、鬱蒼とした徒歩道で見つけたとしたら、なんか妖怪でも出てきそうな気配になってくるかもしれない。そこには、これまた朽ちかけた橋が架けられていて、苔むした石畳も続いていて・・・遠くでカラスが鳴いたりしてねぇ・・・それで文字が読めない家型の説明板があって・・・恐ろしや、ああ恐ろしや。

まだ真夏じゃないんだから、怪談は気が早いかな?

桑の実

木製説明板の足元からは桑の木が伸びていて、実を付けていた。干からびて黒く枯れた実もあれば、赤い実、濃い紫色になりつつある実、そしてまだ未熟な薄黄色の実が付いていた。熟して既に落ちてしまい、歩道のアスファルトに染みとなっていた実もあった。

桑の実も、少し沢山とってジャムにすると美味なんだよなぁ。かなり美味いんだけどね。

 

あ、話が脱線しそうだ。このままいくとジャムの話になるな。これはまた別の機会としよう。

とにかく、当ブログではこのような説明板を書き写したりしてきたんだが、今回はちょっと厳しかった。これから多くの説明板が判読不可な状況になっていくんだろうか?それはちょっと寂しいようにも思うんだな。

 

※ コルテン鋼を素材とした立体作品には、こういうのがあるねぇ・・・土谷武(1926-2004) 「遠くが見える」1986年 世田谷美術館保田春彦(1930-2018) 「赤錆の壁がある砦」1986年 世田谷美術館