Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

「出版120周年 ピーターラビット展」の図録

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製本の乱れ

印刷したらすぐに製本してはいけない、っていうのは今も昔も変わらないと思う。

 

昭和50年代末、ワガハイが印刷屋さんに出入りするようになった頃は、写植屋さんっていうのがあった。電算写植というのは始まっていたんだがフォントが少なかった富士通オアシスっていうワードプロセッサで文章データ作ると写植屋さんが喜んでくれた時代だ。その数年後にはDOSで文字くれ!って言われ、東芝Rupo使ってたワガハイである)。それで和文タイプライターみたいなもんだが、一文字ずつ写植を手作業で打つことも多かった(ワガハイは写植機の使い方の初歩を、印刷屋のオヤジさんから教えてもらったが・・・ありゃあ凄く疲れる作業だ)

写植が出来ると、ソレを切り貼りするのにカッターナイフやピンセット、それにペーパーセメントなんかを使った。ミツワペーパーセメントだったが、最近は全く使わないなぁ・・・今でもあるのだろうか?(調べるとあるねぇ)

モリサワとか写研の写植帳とか、写植スケールとか使って、アレコレ指定するんだが、そんなの今はないだろう・・・(あるねぇ、GE企画センターのヤツが楽天で見つかった)。級数と歯送りなんてねぇ・・・懐かしい感じがするケドねぇ。ま、アタリつけるには便利かもしれない。

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ナニかあったら使えるカモ?と捨てずにあるワガハイの写植スケール

さて、製本の波打ちについてだが・・・・

オフセット印刷っていうのは水使うからねぇ・・・刷り上がりはなんとなく紙が湿っている。ソレを乾燥させて安定させた状態で製本する。仕事を急ぐと安定させる時間を短縮するから製本してから暴れる。この製本も納期がギリギリだったんだろうなぁ・・・暴れている。

この波打ちは、美術館の展覧会図録によく見られるんだなぁ・・・ギリギリまで原稿が遅れたとか、誰か一人の入稿が遅れたとか。酷いと校正刷りに間に合わない原稿とか、そういうのを後から差し込んだりして・・・。依頼した原稿が遂に届かなくてページを削除したなんていう話も聞いたコトがある。別刷りになったっていうのも聞いたコトがある(えっ?評論家Nさんに原稿依頼したの・・・じゃあ、トンだ時のコトを考えておこう・・・なんていう会話を、デザイナーとか印刷屋の営業担当さんが話していたねぇ)

ま、この図録もギリギリまで編集に時間が掛かったんであろう。製本にしわ寄せが来ちゃったみたいだ。だが、この程度なら重症ではないケドねぇ。すぐに書棚に入れないで平置きして、風通しを良くしておけば・・・幾らかは状態は良くなる。そしてカビの発生が少なくなる。

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ピーターラビット展の図録

現在、世田谷美術館で開催中の「出版120周年 ピーターラビットTM 展」の図録だ。6月19日まで世田谷でやってるのね。その後、あべのハルカス美術館静岡市美術館に巡回展示というコトかぁ・・・。

ワガハイ、都内に出ると喘息が厳しい。だがピーターラビットの原画っていうのは見てみたい。それで、とりあえず行った人に図録を買ってきてもらった。さすが美術館の図録だ。その内容は資料性として立派なのだ。

だが、ワガハイ的にはインタヴューページっていうのがあるのが?????だな。これ、別刷りの差し込み的な扱いの内容だよなぁ。なんでも一緒にまとめればイイとは思わない。別刷りにするのも編集である。そういう切り替えがあってもヨカッタのになぁ。

映像や舞台ならば、少し長めの暗転が必要といった感じだ。

コスト的なこともあるのかなぁ?

 

ま、こういうコト言うってぇのは煩い人って言われるな。仕方ない・・・完全アナログ時代から仕事したからねぇ。DTPなんて言葉が使われるようになって、ワガハイなんかはデジタル化が後発組だったんだが・・・入稿がMOだっだからねぇ。

MO・・・ これ、ナンだか分かる? エムオーってぇヤツだ。

これって死語?

MOで検索したら・・・モリブデン原子番号42)が出た!なんてぇこった!

MO (Magneto-Optical disk)とは、光磁気ディスクってぇヤツだ。カカクコムでレヴューを書かれている人を見つけたのだが、2008年のものだった。これ、見事に無くなったな。MO・・・モーない!

MOを繋げるためにSCSIAdaptecってぇヤツだったなぁ・・・2420だったかなぁ・・・2940??)のカードを増設したりしたもんだがねぇ。老人の回想・・・

 

さて、図録で出品作は分かった。そして展示空間では拷問となる壁面パネル説明文なんぞも、たぶん図録で読んでしまった方が圧倒的に楽だ。コレで予習が出来る。それに世田谷美術館で鑑賞するよりは静岡市美術館の方が、幾らか空気はイイだろう(喘息持ちだからねぇ)。

それで・・・静岡市美術館って日本平の手前にあるヤツだったよなぁ?

調べたら違っていた・・・それは静岡県立美術館だった。では何処?

JR静岡駅北口徒歩3分

そんなトコロに美術館あったっけ?こりゃあ行ったコトないな。気力があったら静岡市美術館でピーターラビット展を観るコトにしよう。会期は2022年9月15日から11月6日だ。それに静岡まで行けば買いたい酒が沢山あるから一石二鳥だ!