Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

気になるニュース「ステルスオミクロン」「機体の揺れで肋骨骨折」「丹澤山 純米酒 若水70 生モト無濾過生原酒 2021年度醸造」

●気になるニュース1・・・ステルスオミクロン

毎日、気になるニュースが多い。最も気がかりなのは「ステルスオミクロン株」だ。オミクロン株を検出するPCR検査をすり抜ける可能性があると言われる。それに感染力も更に強くなったという。ウイルスの亜種というのは、感染力が強くなっていく傾向にあるものなのだろうか?いずれは弱毒化していく傾向にあるものなのだろうか?

これ、究極の答えは誰も分からないんだろう。だが、ウイルスが人間という動物を培養地に選んでいる以上、培養地が適さなくなればそのウイルスにとって無縁な存在となる筈だ。やはりウイルスにとって不都合な条件を、人間がつくりあげていかなければ解決しないだろうなぁ・・・

先日書いた木灰のアルカリ性を利用して、清酒黄麹の選別を行うというのも、黄麹アルカリ性に強いという特性を生かして、アルカリ性が苦手な菌類を死滅させる方法だ。だから黄麹を中性状態に置いたままならば、あらゆる雑菌と混在してしまい、そのような種麹ではまともな麹が作れない、というワケだ。雑菌にとって不都合な環境を作れば、有用な菌類を選別することが出来る・・・顕微鏡も無い時代に、目に見えない世界を神がかりとして崇めつつも、酒造を行っていた人たちが発見したんだな。

オミクロン株の特性に合った対策・・・それはオミクロン株に不都合な対策に他ならないと思うのだが・・・どうも政治の世界にはまだ神がかり的なナニガシカが残っているようだ。政治と科学は相性が良くないってぇコトだな。

 

●気になるニュース2・・・機体の揺れで肋骨骨折

国交省が4日、羽田発北九州行のスターフライヤー機で、乗客1人が機体の揺れによって肘掛けに胸を打ち、肋骨を折ったと発表した。1月16日の岡山市上空8500mで起きたという。

ワガハイ、出来るだけ飛行機に乗らないように生きてきた。九州に行くときも新幹線で行った。そりゃあ、新幹線の安全性だって絶対ではない。車内に不審な人が居れば事件に巻き込まれるコトだってある。手荷物検査がある分、飛行機の方が安全性が高いのかもしれない(言うまでもなく一番安全性が低いのは、自分でクルマを運転して行くコトだがね)

話が脱線するのはいつものコトだが、博多まで新幹線の切符を購入したとき、窓口の男性はワガハイを「乗り鉄」と思ったみたいだった。一人で博多までだからなぁ・・・ちょうどカメラバッグなんて肩にかけていたしねぇ・・

ま、車窓風景を見ているのは好きだ。コレ、飽きることがない。同様にクルマから見る風景というのも好きだから、本当なら脇見運転だらけになってしまうところだ。勿論、脇見運転はしないが・・・隣で妻が「ナニが見えるわぁ!あんなのがある!」なとど言われると、お願いだから静かにしていて欲しいとは思う。

リニアモーターカーは、ナンダカ軌道が覆われているしトンネルだらけだし、車窓風景は望めそうにない。こりゃあ、旅情など味わえること無いな。移動するだけだ。では一体移動にナンの価値を見いだすべきなのだろうか?移動時間の短さというコトか。読書にもゲームにも短い時間を、一体ナニして過ごすんだろうか?

ワガハイ、リニアモーターカーには全く期待感がないのだ。

まあ、羽田から北九州っていうのも、離陸したと思ったら着陸態勢みたいなもんだ。羽田から富山ほどではないにしても、水平飛行時間は短い。空の上の風景というのは非日常だけに面白いから、ナニもしなくても飽きることはない。流石に国際線だと飽きるケドね。国内線の飛行機からの眺望は、まあ面白い。

でも、飛行機は出来るだけ避ける。何故なら揺れがとにかく怖い。だからシートベルトは絶対に外さない。いざ揺れたら自分の腕や足の突っ張りでは持ちこたえられないからなぁ・・・

若い頃、はじめてパリまで行った時、ワガハイは渋沢栄一さん達が船で行ったのが羨ましかった。船の揺れの方がマシである・・・凄い揺れでもマシである。ワガハイ船酔いの経験はない。小澤征爾さんだって音楽武者修行の時は貨物船に乗って行ったって言うではないか。

でも、ワガハイは大韓航空に乗ってはじめてシャルル・ド・ゴール空港まで行った。アンカレッジ経由の時代だった。ありゃあ、揺れに揺れた。金浦空港からアンカレッジまで、殆ど揺れっぱなしで、時折ドスンッ!てな感じのショックもあったな。飛行機は747だった!ジャンボジェット機でも揺れまくったからなぁ・・・あの経験で飛行機の揺れは嫌になったな。

 

さて、スターフライヤー機での肋骨骨折である。肋骨はねぇ・・・割とすぐ折れるように思う。ワガハイは2度経験している。右側一回、左側一回、それそれ一本ずつである。それで当ブログでも書いたT先生に診察してもらい、レントゲン上では折れが発見出来ない程度の微細なヒビと思われた。まあ軽症であったからだろうが、放っておけば治る程度のものだった。

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あの頃は、ロキソニンなんて薬は無かった・・・で、ど~にもならない痛みの時用に、名前も忘れた内服薬をもらい、主に湿布薬で誤魔化したな。よく効く湿布薬だったねぇ。概ね一ヶ月ほどは片方側にしか寝返りが出来なかったな。それに最悪はクシャミだった。咳も痛みが走る。

肋骨折れていてオミクロン株にやられたら最悪ですな。

スターフライヤー機で骨折された方も、当初は折れているとは思わなかったみたいだが、ワガハイもそうだった。いろいろ人に話すと、肋骨を骨折している人って結構多いみたいだ。ゴルフでフルスイングして折れた人もいるらしい。

とにかく養生ですなぁ。お大事に。

それにしても、8500mで安定飛行していて突然揺れたんだろうか?まあ、飛行機も凄い速度で飛んでいるから、クルマならチョットした段差程度のモノでも凄いショックになるのかもしれない。僅かな気流の段差のようなモノ・・・そういうのって、きっとあるだろうなぁ。

 

●気になるニュース・・・ワガハイ編

昨日は庭にて、年末年始に剪定した枝の山を片付けることにした。寒いから逃げ腰だったのである。でも意を決して始めた。だが、すぐにメゲることになった。帽子を被っていたのだが、耳から冷えて頭が痛くなってきた。風が吹いていたのが祟ったようだ。それで半分も片付けられずに作業放棄!家に逃げ込んでエアコンの前に立ち、身体を温めようとするもナカナカ温まらず、電熱ヒーターの前に5分程しゃがみ込んでいた。

すると頭痛も治まり、身体が温まって平穏を取り戻した。一瞬、この頭痛は遂にオミクロン株にやられたか?と思ったりした。念の為、体温測定・・・36.1℃(やっぱりちょっと低体温気味)血中酸素飽和度99%、脈拍76。ヤレヤレであった。

やっぱり風というのは体温を奪うわなぁ・・・夜、風呂に浸かった時はいつも以上にお湯の温かさが身体に染み入った。そして風呂上がりには、やっぱりコレだ!

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新酒だ!生モト生原酒

「丹澤山」がお久しぶりの生モト酒を発売である!これは呑むしかない!選択の余地は無いのである。

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丹澤山 純米酒 若水70 生モト無濾過生原酒 2021年度醸造

新酒のウキウキ感丸出し演出効果満点の、透明な一升瓶に詰められての登場だった。そして、正しくこれは新酒である!新酒の魅力がタップリと詰まって喜び以外のナンと表現したものだろうか。

 

そうそう蔵にお邪魔するものではない、というのがワガハイの考え方である。やや硬い考えではあろう。だが、蔵が仕込んでいる時にお邪魔して、酒にとってイイことなんて無い。妙な雑菌を持ち込まれたりすると厄介である。それにスマホで撮影していてタンクにスマホを落とす輩とか、そんなのが居たら最悪だからなぁ・・・。

蔵元が親切心でタンクを覗かせてくれて・・・身を乗り出して撮影して・・・漂うアルコール分でちょっとフラッとして手元が狂う・・・スマホがポチャンとダイビング!「私も呑みたかったの」と、スマホの言・・・?

でもまあ、気をつけて蔵を見学することは勉強になる。一度位は体験出来たら素晴らしいと思う。だが、コロナ禍に無理してやるコトもなかろう。

 

ワガハイは幸いにも20年前近くになるだろうか?丹沢山の造りの最中に、いろいろ見学させてもらった。そして絞りたて中の絞りたて!上槽したてのフリーラン(荒ばしり)を利酒させてもらった。これは感動的であった!

ハッキリ言って猛烈に辛い!味わいというのが徐々に現われてくる・・・つまり澱引きなどの行程で、緩やかに適度な空気酸化を得るコトで現われてくるというのは知識として知っていたのだが・・・その原点を味わえたのだ。

蔵元や杜氏さん達は、この猛烈に辛い状態を利酒して、仕上がりの見当を付けて行くのだなぁ・・・こりゃあ、やっぱり経験を積まないと読めないぞ!

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裏ラベル・・・結露に弱いからか透明フィルムが巻かれていた

さて、呑んだ感じだが・・・抜栓直後は新酒感漂うメロン系の香りがほのか、そして味わいはやはり辛めで硬く閉じた印象だ。少しずつほぐれてくるのはいつものコトだが、香りは徐々に穏やかになっていく。これはプンプンと鼻に付くような強い香りではないので好印象だ。むしろ新酒を蔵元で頂くような気分を思い出させてくれる。

二日目は味わいが開いてきた。舌の表面に感ずる旨味というよりは、ボディが後からついてくるような感じがするのは、精米歩合が70%だからか?口当たりは非常に軽やかで、淡麗な印象さえある。キレもいいし・・・酸はステキと表現してもいいかもしれない綺麗な酸だ。

この一本は、従来の丹沢山の印象とは少し違ったようにも思った。ナニか、少し、新しい香味の世界にチャレンジしているような・・・狙っているのか結果論なのか?そのあたりは、やがて出るだろう「火入酒」で確認出来るかもしれない。

三日目、四日目は順調に香味は開き、旨酒度全開状態となるが、酸ソノモノが感じられなくなってキレに繋がっていく。それぞれのスロットル状態において、適切なパワーとトルクが出力されるエンジンのように、バランスが崩れることはなかった。この丹沢山って、ECU(エンジン制御用のコンピュータ)使ってんの?

電子制御生モト純米酒???みたいなコトを思ってしまうほど、うまい具合に香味が開いていった。だが、こうなってくると、幾らか破綻も欲しくなってくるのが人情だろうか?ワガハイ、意地悪かのぅ?それは別の酒で楽しめばイイことだがねぇ。

 

本日4200字突破である。休みだから寝坊して、ダラダラ書いたのである。