Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

オミクロン株だのナンだのと、不穏ならばアホなコトでも考えてストレス解消していよう!

1980年代末だったが、某専門誌の取材をやることになった。専門誌ながら、編集部にそのスジの専門領域の人が居なかったので、ワガハイが撮影から聞き取り、資料整理、文章までまとめなければならなくなった。当時はカセットテープで録音したのだが、ちょうどいい小型のレコーダーを持っていなかったので、一番安いものを購入した。ソニー製だったと思う。

だが、その小型テープレコーダーは誰かに貸したんだが、いつの間にか手元から消え去った。それは本当に行方不明になってしまった。そしてこういうコトは時々起る。子供の頃は兄弟間でのモノの貸し借りで様々なモノが無くなり、破壊された。本やレコードならあり得るが、自転車までもがその対象となった。

大人になってからは仕事先の現場で、幾つかの工具が戻ってこなくなった。「ちょっと借りるよ!」という言葉を了承すると、まあ戻ってこない。それはKEIBAブランド(マルト工作所)製のペンチや、KTCブランド(京都機械工具)製のモンキーレンチである。思い出したがスライド映写機(CABIN)も行方不明だ。

そうした行方不明のモノの中で、やっぱりKTCのモンキーは心残りなのだ。買い直せばいいというモンでもない。一回購入したから、なんかねぇ・・・もう一度購入する気にならない。故に安物のモンキーが一本、工具箱に入っている。あっ!トルクレンチは壊されたんだなぁ・・・ありゃあ、弁償ではなくて安い酒1本で誤魔化されたな。

 

昨日同様、無関係な話題から「酒」の話に繋げるというコトにチャレンジしている当ブログである。

 

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1000円以下のワイン

スーパーマーケットの酒売り場では、高級なワインが売られていることはない。都会の洒落た店なら知らんが・・・成城石井とかね。だから価格帯としては千円以下か以上か?その辺りの価格帯が圧倒的多数となる。で・・・この千円というボーダーは大きい。とりあえずVin de Pays d'Ocが多くなる。「原産地統制呼称」のコトだけどね。

このワインはデカデカとメルローの表記がされていて、実に分かりやすくて良い。そして軽めのメルローなので、マイルドで呑みやすい。色は何となくわざとらしさを感ずるので、葡萄の皮から抽出した色素など(というコトにしておこう)を少し添加しているかもしれない。香味は記号化されたメルローである。こういうワインは料理に用いて、その余りを呑むということが日常的にやりやすいので便利だ。

ということで、我家では手抜きハンバーグなど作った時に便利なワインだ。スクリューキャップだから、料理用ワインとして使いかけを冷蔵庫に入れておくにも便利。千円以下の幾つかのワインを試してみたが、今のところこのワインが良好だな。

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裏ラベルですな

ミディアムボディと表記されているが、かなりライト寄りである。ワインが苦手な方でも飲めそうな味である。香味のトーンは勿論高くはないので、個性は薄いのだが、分かりやすいメルローの特徴を有す。輸入者はサントリー・・・やっぱり巧みにいいラインを狙って来ますな。

だが・・・千円ラインというのは難しいなぁ・・・越えればすぐに、日本酒の四合瓶ならば純米酒の猛者が軒を連ねる価格帯だ。この千円オーバーの世界ならば、概ね日本酒の圧倒的勝利を宣言してもイイと思う。特にスーパーマーケットの酒売り場では、そう思う。逆に千円以下になってくると、赤ワインには幾つかのモノが見当たるが、日本酒はほぼ皆無だ。

高級な酒になるほど値段の差というよりも、その酒の個性をどの様に選ぶか、ということと、コンディションが気になってくる。ソモソモ数字的には200円や300円の差の問題ではないからねぇ。だが、日常のお酒の値段だと、その200円や300円の差がとても気になるところだ。その値段を出し惜しむと、対価以上のしっぺ返しを喰らうこともある・・・いや、しばしばある。ここは要注意点だ!

この点をしばしばケチって妻は失敗する。終わってしまっていたワイン・・・というのもあった。こうなると料理用にも厳しい。

 

ここからは昨日の当ブログとは逆パターンである。「酒」の話から別の話に繋げる・・・はず?

 

泉田裕彦衆議院議員自民党)が、星野伊佐夫新潟県議から裏金を要求されたという話だ。このニュースをテレビで見ていて非常に興味を持った。会話の音声データがあるというのが今のご時世だねぇ・・・わざわざソニー製の小型テープレコーダーを持ち歩く必要もない。途中でカセットをひっくり返す必要もない。スマホで音声を記録したんだろうなぁ。

星野県議曰く「・・・2000万や3000万出すのがもったいなかったら人生終わり・・・」というのが政治家の世界なんだなぁ。まだこの世界が残っているんだなぁ。ワガハイは良~く分かる。実に良く分かるんである!シミジミ分かると言っても過言ではない。

つまり「200円や300円出すのがもったいなかったら、旨酒呑む機会を失う」のである。政治家の世界とはケタが違うものの、出し惜しむと後悔するコトもある。でもまあ、かつては知らんが、泉田議員は突っぱねたんだねぇ・・・「2000万や3000万出したら人生終わり」なんだよねぇ。当選しても終わっちゃうんだよねぇ。そこを見誤らなかった・・・当然のコトである。

でも、200円や300円出しても、酒の購入ならば人生が終わるということはないだろう。とりあえず呑み過ぎなければね。

 

結局「酒」の話であった・・・