Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

身体に不可欠な雑味を含めた複雑で多様な要素

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なんか・・・表示が大きくなったような気がするんだよなぁ
コレを売りにするのはイイと思うんだな・・・優れものですよ!

マイド代わり映えしない行き付けスーパーマーケットの酒売り場、それでも何か新しいものが入荷していないだろうかと、素通りすることが出来ない。だが、ジワジワと神奈川県内の酒蔵のラベルが増えてきているようにも思われる。確か昨年は「いずみ橋」は見かけなかったと思う。

で、肉売場へ最短コースで通路を歩くと、湖池屋ポテトチップスの並んだ棚の前を通ることになる。最近一段と売れているのだろうか?品薄気味だ。あるいは品出しをサボっているのだろうか?棚の空きが目立っている。プライドポテトのラインナップ全てを食べてみる・・・なんてコトはやってないし、やる気にもならないんだが、ワガハイ的には高評価の「食塩不使用」は、棚にしっかりとあった。

まあねぇ・・・料理の味わいを引き立てるのは、結局 “塩味” しかない、というコトを料理関係者から聞いたコトがあったが、やっぱり塩味って美味いんだよなぁ・・・ボ~ッとしているとドンドン塩分は過剰になり易い。

 

ワガハイのご先祖様は、某東北地方で塩田を経営していたと、祖父母から聞いたコトがあった。日本では1905年(明治38年)に塩の専売制が実施されたので・・・理由はザックリ言って、外国産の塩との品質価格競争って問題と、日露戦争の戦費がらみの明治政府の政策らしい。

で、どの様な経緯でご先祖様は製塩から撤退したのか、詳細はとうとう聞きそびれたんだが、当時の塩の品質に関しては、やっぱり塩化ナトリウムの純度ってなところに価値基準があったと思われる。入浜式塩田でつくられる差塩(さしじお)という純度60~70%の塩ってぇヤツが、ご先祖様が作っていた塩と思われるが、真塩(ましお)っていう純度90%前後の塩の方が、やっぱり純度が高いんだから上等な塩だという価値観があったのではなかろうか?

太平洋戦争勃発で塩の輸入が困難になり、配給制だったコトは親父からも聞いたコトがあったが、親父は葉山の海で鍋に海水を汲んで火に掛けて塩を作った話をしてくれたなぁ。現在の大量生産の製塩は「イオン膜・立釜法」ってぇヤツだ。でも結局 ”塩” の味に拘り出すと、差塩のような塩を求めてアレコレ試すようになると、思うんですな。それが可能になったのは、行政改革規制緩和での塩専売制度廃止(1997年4月)があったからだ。

 

祖母は、専売公社の塩(純度の高い塩)で上手に白菜の漬け物を作っていた。思い出しても美味かったんだが、祖母が語った言葉は忘れるコトが出来ない。

「塩田の塩で漬けた野菜や魚は、今の塩で漬けたものとは比べものにならないほど美味しかった・・・」

ワガハイは子供心にも、塩田の塩に憧れましたな。で、塩専売制度廃止によって、かのフランスの有名な「ゲランド」という塩が入手出来た時は驚喜乱舞でしたなぁ・・・でも高価だったから、これで漬け物は出来なかった。この塩も、要するに純度の低い塩ってコトなワケだが、これでシチューとか、とにかくコトコト煮込む料理に使うと舌先の感覚に止まらず、胃腸にまで美味さの満足度に包まれるもんだった。

シチリア島のトラパニ塩田の塩っていうのも素晴らしかった。トラパニの塩・・・このところズ~ッと見かけないんだよなぁ・・・あれ、割と安くていい塩だったんだが。これでワガ妻が梅干し漬けたことがあったんだが、やっぱり絶妙にマイルド感が出たんだなぁ・・・(国内大手ニガリ塩との比較)

国内の塩では、何と言っても衝撃的だったのは揚浜式塩田の奥能登塩だ。これは食の中で塩を用いるコトの既成概念をぶち壊してくれたな。塩の目的は塩化ナトリウムだけではない!と確信させてくれた。そして純度が価値観の全てではなく、雑味を含めた複雑で多様な要素が、特に料理の中で使われる時に素材と自然に馴染むんだなぁ・・・

他にも伊豆の井田塩とか、糸島のまたいち塩とか、最近では彼方此方で特徴のある塩が作られている。減塩生活を楽しむには、こうした様々な塩を試してみるのもイイもんだ。そして気に入った塩を少し効かせれば、減塩でも一段と料理が美味いですな。

 

塩っていうのは摂り過ぎは禁物だが、言うまでもなく身体に不可欠なものだ。ちょっと配慮してみるのも、ひょっとしたら健康にイイ効果もあるかもしれない。で、古くから塩に関する記述っていうのは事欠かないんだが、一つだけ以下にメモしておこうと思う。旧約聖書レビ記からだ。

穀物の献げ物にはすべて塩をかける。あなたの神との契約の塩を献げ物から絶やすな。献げ物にはすべて塩をかけてささげよ。レビ記 2章13節)新共同訳

ん~~~~~~、神も塩が大好きなんだねぇ。こりゃあ、人間も塩好きが止められないワケだな。

そういえば・・・どこかで塩にまみれたお地蔵さんを見たなぁ?

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塩地蔵・・・・たぶん、記憶が確かならば「西新井大師」だ。

 

湖池屋プライドポテトの記述は以下にもあり!

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