Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

執拗に記憶する・・・広島・長崎

昨年は長崎の、8月9日に書いた。今年は広島の今日、書く。

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今年もこの日を迎えた。語り続ける伝承は、最強の核抑止力だろう。

だが、語り続けるという根気が、まだまだ試されているのだろうか?いい加減に目覚めてほしい。「黒い雨」のことも遅すぎる。でも、根負けしてはならないのだろう。

 

菅首相は平和式典で読み飛ばした※1のは、本意ではない美辞麗句を作文した証だろうか?猛暑の広島で、それは偶然のポカ!ではないだろう。こういうポカは必然だろう。さあ、平和を誓ったならば実現させなければならない。実現出来ないならば言わぬことだ※2

 

かつて愚策、失策、見通しの甘さと誤りを重ね、決断できずにオロオロしているうちにピカドンが落ちた。それは国が招いた情けなさもあるだろう。

今、愚策、失策、見通しの甘さと誤りを重ね、新型コロナウイルスに打ち勝つなどと言う。そして未曾有の感染爆発の進行中である。失敗や過ちは繰り返される。教訓は生きない。

為政者にささやかな優しさも見当たらない・・・いったい誰が人心をつかむというのだろうか?

 

本日、音曲停止ならぬ、画像停止・・・黙祷

 

※1 「わが国は、核兵器の非人道性をどの国よりもよく理解する唯一の戦争被爆国であり、『核兵器のない世界』の実現に向けた努力を着実に積み重ねていくことが重要だ」時事通信社より

※2 〈34 しかし、わたしは言っておく。一切誓いを立ててはならない。天にかけて誓ってはならない。そこは神の玉座である。35 地にかけて誓ってはならない。そこは神の足台である。エルサレムにかけて誓ってはならない。そこは大王の都である。36 また、あなたの頭にかけて誓ってはならない。髪の毛一本すら、あなたは白くも黒くもできないからである。(マタイによる福音書 5章)〉繰り返すが、誓ったならば実現させなければならない。広島の式典に聞き耳をたてていた者のなかに玉座も足台もあると思うべきだ。魂は祭壇にはいないだろう。御心は人心の中に反映されているはずだ。(日本聖書協会 新共同訳)