Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする四捨五入して還暦男の、適当な言語の羅列記録・自称乱学者

二度目の「昇龍蓬莱 きもと特別純米 槽場直詰生原酒 美山錦」・・・Jeremy Clarkson「クラシックカー投資」編

東京五輪は、一都三県で無観客開催ということになったようだ。そうなる感じがし始めた頃から、以前読んだ一文を思い出していた。それは英国の自動車評論家?の Jeremy Clarksonさんが書いた「クラシックカー投資」の話だ。

その内容は、〈金を預けるとよく分からない書類を渡される。私に分かるのは、その書類を戸棚の奥にしまい込んでおけば私が死んだ後に子供たちに確実に迷惑をかけるということくらいだ。そんなことに金を使うくらいなら犬の餌に使ったほうがずっとまし〉というコトに始まる。また、ロマネ・コンティに投資しても飲んでしまっては価値もナニも終わってしまうが、クラシックカーならば時々エンジンをかけたり、乗ってみたりしても値落ちしない・・・といったコトだった。

海外自動車試乗レポート : コラム: 「クラシックカー投資」 By Jeremy Clarkson

ワガハイはこのコラムの内容が気に入っていて、時々思い出すのだ。そして今・・・オリパラのチケットを持っていなくてヨカッタ、と思うのだ。

三年前あたりは、ワガハイもパラリンピックのチケットは購入しようかなぁ・・・と、ほんの一時期だが考えたコトがあった。そもそもオリンピックにはそれ程の興味はないからなぁ・・・ま、冬のオリンピックならば、クロスカントリーだけは見たいと思った時期もあったが。

それは若かった頃、少しだがクロスカントリースキーをやってみたことがあったからだ。でもまあ、それも日光の某所で選手が練習しているのを目撃することが出来て、上手い人がどの様に荷重を移動し、スキー板をコントロールしているかを観察出来たので、チケットを購入して競技を見る必要は無くなったな。

ま、ワガハイのクロスカントリースキーというのは、競技ではなくてフィールドで遊ぶ楽しみの方だったからねぇ。

でも、パラリンピックっていうのはテレビでしか見たことがないが、なんだか凄いコトが起こっているように思うんだな。だから生で目撃するという体験に、少し興味があったんだな。

でもねぇ・・・なんだか抽選で面倒くさそうだし、サッサと諦めちゃったんだな。もう、面倒なのは嫌なワケだ。そう思って冷静になると、チケット購入してスケジュールがフィックスすると、そこに予定を入れないように工面しなければならない、という面倒に気付いたワケだ。

そして、そういう面倒を嫌うようになり始めたあたりから、ワガハイの体調も下り坂になっていった・・・今思えば何となく、気力というものが衰えはじめていたのかもしれない。咳き込むようになって喘息の発症となったんだな(現在、喘息はクスリでコントロール出来ているので、副作用が時々起こることを除けば、ナントカなっている)

まあ、つくづくチケットを購入していなくてヨカッタと思う。今では予定をフィクスするコトがやっぱり嫌ですな。ナニせ、喘息発作まではいかなくても、不調な時というのは予想できずにやってくるものだ。チケット持っていて体調不調なんていうのはねぇ・・・

でもまあ、結局はチケットを持っていないので、再抽選だの有観客だの無観客だの、というコトに一喜一憂することもなかった。やはり、生きるためにそれ程必要とされないモノゴトにこそ、一喜一憂されるものだろう。 Jeremy Clarksonさんが言うところの金融商品なんていうのは、やっぱり持ってしまったら神経がすり減りそうな気質なんですなぁ・・・死んだ後に誰かに迷惑をかける前に、自分がアウト!だな。で、イヌのエサに使うのではなく、ワガハイは酒に投資する・・・というワケではなく、呑んでしまうのだ。

 

ということで・・・

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昇龍蓬莱 きもと特別純米 槽場直詰生原酒 美山錦

二度目の「昇龍蓬莱 きもと特別純米 槽場直詰生原酒 美山錦」である。行き付けの酒販店の冷蔵ケースに、4月に呑んだものとたぶん同じロットの一升瓶があったので、購入したな。というのも、それから三ヶ月が過ぎて・・・しかも冷蔵環境で保存されていて、どんな感じになっているだろうか?と興味があったからだ。

etsuro1.hatenablog.com

以下は2021年4月23日の当ブログ、上リンク先の部分引用だ。

無濾過生原酒が冷蔵管理下で幾らか熟成された酒、ということだろう。それでも抜栓すればその直後は炭酸分のようなタッチは感じられたな。でも全体的に角は丸くなっているような・・・美山錦だけにソモソモ香味は当たりがスムーズ。だが、ボディ感はある。正直言ってワガハイの好みの酒ではないんだが、特徴のあるいい酒ですな。これはハマるヒトはいるでしょうな。

今回呑んでみて印象は変わった。かなりワガハイ好みに変化が生じていた。生原酒ということで、ジワジワと冷蔵庫の中で熟成が進んでいるのだろう。抜栓の瞬間はポンッ!っていうガスが軽く抜けるような音はしたのだが、一口目の炭酸分のようなタッチは弱くなっていた。栓がしっかりされていても炭酸分は抜けるのか?或いは抜栓時の品温が違っていたのか?だろう。今回の方がやや低温で開けたのかもしれないねぇ・・・。

まあ、美山錦です!これは間違いなく美山の味ですな。なんて言うか・・・悪く言うと呑み手に媚びているような旨さなんだなぁ・・・それが嫌いだった時期もあった。だが、ここ数年は、その媚びている感じも、それはそれで良いじゃないか、と思えるようになってきた。それであちこちの蔵の美山錦も呑むようになったんだが、この昇龍蓬莱は前回呑んだ時には、その美山特有の香味タッチがやや強かったんですな。で、今回は緩和されたと・・・ま、そういうワケなんですな。

美山錦の物腰の柔らかさと、これは雑味ではあるんだがエグ味の一種との乖離したアンバランスさが前回は気になったワケだ。そうは言ってもホンの僅かなことであって、神経質過ぎる領域の話である、あまり気にする必要はないとは思うコトだが、一応気になったのだ。それが今回は繋がった・・・というコトなんだな。

まあ、ナカナカ伝わりにくいし、説明が難しいコトなんだが、要するに呑めちゃう酒になったわけだ。ボディのある酒だが、かなりガンガンイケちゃう酒になった!

だが、これをほんの少し口に含んだ時の充実感はイイですなぁ・・・ちょっと禁欲的に我慢しながら呑むペースを落とす・・・スロットルを絞って時間を稼いで呑み味わう・・・この自制感覚の中で時間経過とともに香味を堪能する・・・そういうコトが実に楽しいのだ。

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裏ラベル・・・内容は前回と同じだがね

こういうことが起こるので、同じ酒を数本購入しておくというのがベストなんだよなぁ。まあ、なかなかそうはいかないけどね。我家にもう一台冷蔵庫を置くスペースは無いからなぁ・・・ポリポリ

 

ワガハイ、本音はオリンピックよりもオクトーバー・フェスの方が圧倒的に開催して欲しいのだが・・・ワクチン接種が行き届いて、今秋のビール祭は出来るのだろうか?そもそも、そんなにウイルス変異株は甘くはないのか?頼むからコロナ禍は甘くあって欲しい。そして酒はやっぱり辛口がイイですな。