Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

宮城県に行くなら・・・塩釜かなぁ?Go Toはコロナ収束のお祝いにとっておきましょうよ!

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浦霞には思い出があるなぁ

先ず、今日の東京都の新型コロナ感染者数が過去最多の602人になった、ということは記しておこう。こういうのは、暫く経つと分からなくなってしまうものだからな。

東日本大震災津波で、福島第一原発がぶっ飛んだとき・・・その映像をテレビで見たとき、瞬間的に意識がフリーズした人は多いんじゃないか?と思うんだが、まあ自分がそうだったからな。それ以前ではマンハッタンの高層ビルに飛行機が突っ込んだ映像っていうのも、瞬間的にフリーズしてましたな。

今日の602人はフリーズすることはなかった・・・そうなることが明白に予測されるにも関わらず、行くところまで行くんですかな?日本医師会が止めてくれっていう内容のことを言っていると思うのだが、菅首相は東日本被災地初訪問であるか・・・「復興が大きく進展していることを感じ取ることができた」と述べたそうだが、そりゃあそうだろう!岩手も宮城も福島も、みんな時間が掛かることに耐えながら頑張ってきたんだからな。でもまあ、それを感じ取ることができるならば、きっと「医療従事者の悲鳴」も感じとることが出来るでしょうな。

 

宮城県塩釜の「浦霞」という日本酒は協会12号酵母の蔵で、Etsuro1が酒を呑み始めた頃は、巨匠平野重一杜氏さんだったねぇ。お会いしたことはないんだが、親戚のオヤジさんが多少知っているみたいで、ちょっとだけ話しを聞いたことがあったなぁ・・・というだけで、親近感というものは多少は生まれるもんだ。

上の画像、「純米酒浦霞」は、近所のスーパーの棚に並んでいたものだな。お久しぶりの浦霞だったが、相変わらずの口当たりの良さ、強い個性というものは少ないと思うんだが、例えば「越乃寒梅」などと比べれば、香味にエッジ感はあるな。よく言われることなんだが、男は酸を嫌う人が多い・・・らしいので、日本酒も多酸酒は嫌われる傾向はあるかもしれないな。そのくせワインになるとシャルドネを珍重していたりするんだから、ど~なんでしょうんうねぇ?とにかくこの浦霞も、明確に酸を感ずるような酒ではないな。かと言って甘いというタッチも強くはないねぇ。協会12号蔵であるからして、この酒も12号酵母系を用いているんでしょうな、あるいはその影響を受けているでしょうな。最近の酒は立香を抑制する傾向が強いからねぇ・・・助かりますな。12号の立香が強いのは、あまり好きではないからねぇ・・・

浦霞は、東京芸大油科の大先生が好物でねぇ・・・永福町の飲み屋でご一緒しましたなぁ・・・亡くなられるのがちょっと早かったな。20代のEtsuro1が、あまりにはやいピッチで浦霞を呑むのに、「勿体ないからもっとゆっくり味わえ」って言われましたな。多くの学生さんから慕われた、ちょっとカッコイイ存在でしたな。浦霞を呑むと、その先生をちょっとだけ思い出しますな。