2010年9月8日、台風9号のもたらした豪雨によって、静岡県小山町には大変な水害が発生したな。ちょうど10年前の今日だ。最大の時間当たり雨量は120ミリにもなった。
西丹沢の丹沢湖では、アメダスで24時間雨量の最大値を示し、495ミリ・・・これは1979年以降の同地点での最大値だったというからねぇ・・・
九州では今年も大被害が発生しているんだが、本当に人ごとではないな。
とにかく2010年の時の静岡県小山町の・・・復旧工事が始まった段階での画像があるので以下に示しておこうと思うな。激甚災害指定を受けた災害だったと思うな。2010年9月21日の撮影だ。撮影地点は鮎沢川と湯船地区から流れ込んでくる川(名前を知らないんだがね)が合流するところの反対岸に立って撮影しているな。
復旧作業中なんで、うかつに足を踏み入れるとお邪魔虫状態で迷惑をかけるので、Etsuro1はPressではないんで、遠望で少し撮影させてもらったな。そりゃあ、もっと酷い被害の出ていた場所もあっただろうが、そもそも部外者は立ち入り出来ない状態だったな。
画像を詳細に観察してもらえれば幸いだな。たったこれだけの画像からでも、いろいろな情報が得られると思うな。石垣の緩みとか、土砂の堆積とか、だいぶ片付けられてはいたが、流木であるとか、そして何となくだが、濁流がどのように流れたのかも想像出来るかもしれないな。
このように、10年目の節目に、ささやかながら画像を提示出来ることはヨカッタと思う。忘れちゃあいけない、厳しくも辛い記憶の一つだな。台風シーズンを多くの方々が無事に過ごせることを願いますな。
自然災害は個人では全く対抗出来ないならなぁ・・・逃げ足が速いことしか対策はないね。臆病になることかな。
川は氾濫するわ、山は崩れるわ噴火するわ、海に行けば津波の心配はあるわ、全く逃げるっていってもねぇ・・・なかなか都合のいい場所ってぇのも難しいな。しっかし、災害の多すぎる国だな。