Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

昔は”ビールス”って言ってたねぇ・・・”ビール史”と変換しなおすお節介なATOK だねぇ~

Etsuro1が子供の頃は、明治生れの人が沢山いたんだが、いつの間にか大正生れも居なくなり、まあ、昭和は長かったからねぇ・・・といった感じだな。100年ほど昔のスペイン風邪の災難を乗り越えた人たちも生きてはいない今、まあ当時の資料が全く無い訳ではないらしいものの、現代は科学が圧倒的に進歩しているという奢り高ぶりによって、概ね過去の経験は軽視されているように思えるねぇ。このブログでもいくらか口伝ではあるが記述したがね。そもそも我が親族においても、祖父母達の経験を聞いた者はなんとEtsuro1だけだからねぇ・・・他の従兄弟達はジジババの面倒な話しなんて聞きたくもない、と言う感じで、お年玉もらえば外に遊ぶという訳だからな。案外、祖父母は自分たちの子供に対しても、あまり詳しい話しはしていないんだな。ま、その子供達にとってはスペイン風邪よりも戦争の体験の方が圧倒的に大きいからだろうな。空襲の中を逃げ回ったりしているからねぇ・・・

でもなぁ・・・うまく出来ているというか何というか、苦難の伝承というのは限られたところにしか伝わらんし、見事にネイティブが居なくなったところで発生するもんなんだねぇ・・・頭脳明晰なままに、祖父やその当時のおじさん達が今生きていたとしたら、随分と説得力のある話しや意見をしてくれたことだろうな。たぶん、Go To…のことなんて聞いたら卒倒したであろう。

祖母の姉は、妙にカトリック的なところがあってねぇ・・・聖書の内容に詳しくてEtsuro1にこんな感じで話したな・・・※

「街に遊びに行った人は帰ってこなかった・・・遊びに誘った人も帰ってはこなかった・・・。ビールスは人間の心がわからない。」

ウイルスではなく、ビールスと言ってたな、あの時代の人たちはね。とにかくこの言葉は、自分の行動を考える上でアンカーのようなものになっているな。

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Etsuro1は初孫ではないがねぇ・・・

こうした話しをしてくれた祖父母達にとって、Etsuro1は初孫ではない。でもまあ、ここからは酒の話しだな。山形県酒田湊なんてラベルにあるが、蔵自体は海っぺりにあるわけではないな。山形は天童までしか行ってないんで、酒田は未踏峰なんだな。ただ、暑かったなぁ・・・バイクで真夏に行ったんだが・・・米沢も暑かったし、上山もサウナ状態だったなぁ・・・でも温暖化で今の方が暑いんだろうけどね。

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的確な内容の裏ラベルだねぇ・・・

酸度1.4とあるが、もう少しありそうな感じもするけどね。これが一升瓶で2000円強で買える。しかもスーパーマーケットの一番下の棚に常備されている・・・この素晴らしい環境のスーパーマーケットに恵まれている小生は幸せ者である。もうこれ以上の幸せを人生に求めては罰が当たるかもしれないねぇ・・・燗酒はぬるめが推奨されているが、ソコソコ熱くつけてもいい感じですな。ただし”とびきり燗”はお勧め出来ないね。

 

世の中のおじいさん達へ、孫への伝承は大切ですぞぃ!いろいろ面白く話してあげてちょ~だい。

 

● 注と余談

※その祖母の姉は真言宗の寺に眠っておる・・・が、そもそも祖母たちの従兄弟はカトリックが多いんだなぁ・・・明治の頃は、優秀な宣教師がいっぱい日本にやってきたそうな。ま、そういうことだな。令和になって、優秀な宣教師がいっぱい日本にやってきてはいないだろうな。ま、そういうことだな。