Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

由来・・・気になるねぇ・・・そして本来のパフォーマンス

ワインは保存食でもあった。冬、ワインに含まれるミネラル類が野菜不足を補ったヨーロッパでは、生存していくために必要なものだった。かのJ.S.Bachのギャラにおいても、ワイン樽の支給に関する資料が残っているという・・・まあ、こんな風に書いてみると、ちょっと専門的な感じがしてくるでしょう。でもねぇ・・・こんなのそこら辺の本を読みあされば、呑兵衛も歩けば酒屋に当たる程度のもんだわなぁ・・・

現在の葡萄栽培品種は、大きく二つの系統に分けられる。一つはヨーロッパからアジアにかけての夏乾帯に育った学名ヴィテス・ヴィニフェラ、つまりヨーロッパ品種であり、もう一つはアメリカ大陸大西洋沿岸地帯に育った学名ヴィテス・ラブラスカである・・・というわけですよ。前者はカベルネ・ソービニヨン、メルローピノ・ノワールであるとか、シャルドネ、ソービニヨン・ブランなんかがお馴染みだねぇ・・・さらには、伝来の諸説はあるものの、中国大陸南部で環境適応したヨーロッパ品種の葡萄の中に、日本の代表品種である”甲州”の元ではないかと言われる竜眼善光寺ブドウと呼ばれて長野の名物にもなっているが)があるねぇ・・・(DNAレベルではこの二つはほとんど同じという話しもあるな)。

でもまあ、だいたいヨーロッパ品種の葡萄のルーツを追い求めていくと、カスピ海沿岸あたりに到達するなんてぇ話しもあるねぇ・・・そういう由来のものがアルコール飲料として現在、とてつもない高価な値段まで付けられてコレクション・アイテムになっていたりするんだな。グランクリュは、そりゃあ素晴らしいですよ!Etsuro1も、ブルゴーニュの”ろまんちっくなコンティさん”にはお会いする機会を得ないが、ボルドーは何度か呑んでおりますな。

 

さてと・・・あんまり喜ばしくないことに、由来という言葉はお使いにならない方がよろしいかと思いますな。ま、言葉使いは難しいな。

 

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蒸し暑い日にはこれだ!

ビールもいいが、冷やした白ワインの一杯はたまらん!イタリアワインの中にもSoave Classicoなんかは、もうやたらキンキンに冷やしてかぷ~ッと呑むとたいへんよろしいかと存じます的なものもあるねぇ・・・難しいことはいいの!しかめっ面してグラスをグラグラするだけが能じゃない。特に神経質に食べ物との相性を考えなくて済むのはイタリアの方だな。”ルバイヤート甲州シュールリー”は、案外、食べ物との相性は神経質かもしれない。これはまあ、Etsuro1にとって大切で特別なワインだからねぇ・・・なおさらそう感じてしまうのかもねぇ・・・

勝沼においては、白百合醸造ロリアンワイン)がここ数年、一段といい感じになってきているねぇ・・・セラーマスターの甲州なんて、微妙な糖度の残し方がニクいねぇ!ま、数ヶ月前にテレビで放映されたためか、納豆ブームで棚から納豆が消えたように、ここのワインも棚から消えたねぇ・・・

あの・・・騒ぐんじゃあなくて、国産ワインの落ち着いたファンが増えますように!(とはいえ、現状はそんなこともいってられないかもしれないけどね)

ちなみに、比較的Etsuro1の行動エリアにある、イオンリカーの棚にあったロリアンのセラーマスターシリーズは、流通過程においてか、あるいは店頭の棚の環境が影響してしまったのか、そのパフォーマンスは6割程度になっていたと、当方は確認しているな。皆さんが買い求める前に、たまたま一本購入してテースティングした時に感じたことなんだな。くれぐれも、その程度の品質ではないことを伝えておきたいな。ホントウハ、勝沼、行きたいよね!(勝沼ワイナリー巡りのファンの皆さん、私も勝沼大好きなんですよ!)