Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

神奈川県の酒を呑んでみるかな・・・その5 ”巖乃泉”

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栓を開けると懐かしい香りが漂ったねぇ・・・

昔は津久井郡と言ったが、相模原市になってしまった・・・なってしまった、と書いたのは、残念だからだ。津久井という名前の響きが好きだったんだがなぁ・・・

”巖乃泉”を醸す清水酒造株式会社は、創業1751年という歴史ある蔵だね。たぶん、県内で現存する蔵としては最も歴史ある蔵かもしれないな。ま、ちゃんと調べていないので、確定は出来ないけどね。

ラベルには吟醸純米酒と表記されているが、60%ということなので、吟醸香もほどほどに抑制されているのでいい感じだな。

ここ数年、巖乃泉は飲む機会がなかったんだが・・・栓を開ければやっぱりいい感じに巖乃泉の立香が出ます。思わず懐かしいという感情が沸き起こりましたな。一口呑むと、ちょっと洗練度が上がったようにも思うんだが、巖乃泉ですよ。もう、蔵の雰囲気や周辺の風景が思い出されてきますな。抜栓後、10分程度で香味が安定したので、冷やで呑むならデキャンターを使うというテもありだね(夏を越すと、冷蔵保存だったとしてもまた変わってくるだろうけどね)。人肌燗はとてもいい感じに燗上がりする・・・そこから冷めていくプロセスも良好。試さなかったが、熱燗にする感じでは無さそうだねぇ。

 

巖乃泉の良さを再認識した家飲みでしたな。

津久井には、相模灘と巌乃泉がある・・・いい地域だなぁ。