Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

神奈川県の酒を呑んでみるかな・・・その2

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茅ヶ崎の酒だねぇ・・・

神奈川県茅ヶ崎市とは言っても、海の近くというわけじゃない。例えば”磯自慢”みたいに静岡県焼津市の、本当に海のそばの蔵のような訳ではないね。どちらかというと、隣の寒川市の環境の延長にあるような感じもするんだが・・・近所にスリーハンドレッドクラブがあったりするね。蔵の敷地内には”蔵元料理天青”や”MOKICHI TRATTORIA”がある。パンやビールも造っているね。只今”巣ごもり生活応援企画”なんていうのを、熊澤酒造オンラインストアでやっているみたいだな。全くもって商売上手!

別に熊澤酒造の商売を応援しているつもりはない。何度も書くが、このブログはアフィリエイトをやってないからね。利害は関係ない!ね。

 

蔵の北側には”大岡越前通り”というのがあって、”旧三橋家住宅”であるとか”旧和田家住宅”という史跡がある。それらとあわせて浄見寺というのがあるんだが、慶長16年(1611年)に建立した浄土宗の寺院だという・・・なにやら大岡家代々の菩提寺らしいので、それで大岡越前通りなんだろう。

まあ、熊澤酒造へ行くなら、こうした史跡を訪ねてみるのもいいかもしれない。でもねぇ・・・やっぱ世の中落ち着いてからだろうねぇ。

 

ここの蔵を代表する酒質は、やはり”天青”とか”曙光”なんだろうが、これは通常、スーパではお目にかかれないな。取り扱い酒販店か蔵元に行かねばならん。しかしながら神奈川県内のスーパーの棚では、”湘南”とか”鎌倉栞”とかのラベルが貼られて熊澤酒造の酒が売られている。まあ、いろんなのがあって面倒なんだが・・・今回は”湘南”の吟醸酒を買ってみたね。純米ではないが、派手にアルコール添加している感じはしなかったな。酒のコンディションを考えると、スーパーの陳列棚ってぇのはあまりよろしくないことが多いので、ストレートにテイスティング評価を行うのはちょっとまずいね。でもまあ、そんなシビアなことをやろうという志はない!そもそもワガハイは”呑むリエ”であり、利き酒師でもソムリエでもないからな。

それでこの酒なんだが・・・これもまた呑みやすい酒なんだなぁ・・・あまり酸を感ずるタイプではないみたいだね。その分、キリッとした感じが少ないので、冷やした方がいいかもしれない・・・特にこれからの季節はね。

天青は、かれこれ10年以上前になるが、全ラインナップをテースティングするという会を、呑み仲間でやったことがあるんだな。とても綺麗な酒だった印象が強いね。当時の神奈川県内の酒蔵の状況では、一番飲み口の綺麗な酒だったな。でもねぇ・・・今や他の蔵も凄いことになってきているからねぇ・・・話しを戻すと”湘南”と”天青”を比べると、とても大雑把な印象なんだが、同じ品温だったとしたら・・・”天青”の方が1℃程度低く感ずるかもしれない、という表現かな?やや”天青”の方がキレがいいと思うんですがねぇ~。

 

しっかりとこの蔵の酒を堪能するなら、やっぱり”天青”とか”曙光”を入手したいな。”湘南”よりも、もう一発”力”が入っているように思うからなぁ・・・でもなんて言うか・・・ここの酒は、サザンビーチで烏帽子岩を眺めながら呑むのにピッタリ!っていう感じの酒では無いように思うんですがな。