神奈川県小田原市の久野界隈には、古墳が散在するねぇ・・・伊豆箱根鉄道大雄山線の「五百羅漢」という駅からトコトコ登り坂を歩いて行くことになるかな。ちなみに五百羅漢というからには、五百羅漢があるねぇ・・・この駅から歩いて3~5分ってところだな。
それは「天桂山玉宝寺・・・曹洞宗、天文3年(1534)建立。像高24cmから60cmの羅漢像526体が、本堂内並列する・・・」これは小田原市文化財課の情報から抜粋してみた。
なかなか壮観なる五百羅漢像ですぞぃ!
さて、久野1号古墳を過ぎて、さらに進んでいくと道が細くなる・・・そして出会ってしまうんだな。
なんかとてもいい感じで置かれているんだな。でもねぇ・・・何か理由があるからここにあるわけでね・・・しかしながら、それはわからない。土地の方や郷土史家の方に伺えば、何かご存じかもしれないが、そこまでは追求する気にならないんだな。でもとにかく何かあるんだな。そのままミステリーにしておこう。
なんだか、経典も作法もなく、手を合わせるっていうことを了承してしまうような感じに受け取れたな。
石も風化していくから、石彫といえども不滅ではないね。彫刻家で石を扱う方は、「石に刻むのが一番永く保つ・・・」なんて言うけれど、まあ確かに木彫じゃあ、屋外でこうは保てないわな。
若干、修復が入っているかな?でもまあ、大切にされている証拠としていいじゃないですか。下草もしっかり整理されていて、手入れされているというのは素晴らしい。
登り坂をトコトコ上っていくと、こんな石仏に出会えるんだな。そして振り返ると、冒頭の画像の風景があるんだな。好きな遠征散歩道の一つ・・・というか、とっておき!を紹介してしまったな。
新型コロナが落ち着いたら、のんびりと出かけてご覧下さいな。五百羅漢とあわせて、いい感じの一日になりますぞ。