Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「2022年度醸造 丹沢山 秀峰 純米酒 無濾過生原酒」

2022年度醸造 丹沢山 秀峰 純米酒 無濾過生原酒

美味すぎる!

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」と言うが、美味すぎるコトもまた、猶及ばざるがごとし・・・と言えるのだろうか?

たぶん、食中酒という基準からすると、このお酒は主役になり過ぎてしまう。ただし、日本酒の味わいの全てともいえる要素がしっかりと内包されていて、しかも米の旨味や魅力も明快に提示されていて・・・つまり酒好き(マニアック)にとってはたまらない魅力に満ちた一本だというコトは間違いない。

食に酒を合わせるのではなく、この酒に食を合わせていくようにしないと、どうしても食の中で酒が際立ってしまう。

コレって、普通に食のバランスを考えると本末転倒ではある。酒はやっぱり基本的には脇役である。決して主演男優賞を受賞すべきではない・・・そう思う。だが、たまにはテーブル上でヒーローになってもイイのか?もしれない。

山田錦という酒米の特徴を覚えるには、分かりやすい一本!ボ~っと呑んでも山田錦!真剣に呑んでも山田錦!コレで山田錦だと分からなければ、永遠に山田錦の香味を識別出来ないだろう。

裏ラベル

つまみを忘れて、いつの間にかこの酒にばかり向き合ってしまう呑み方になりがち。コレは健康上、危険な呑み方に陥りやすいので要注意だ。それだけ、この酒の香味空間への没入感が強い。

 

というワケで、これは「無濾過生原酒」という特別な(特殊な)一本だということで、やっぱり食中酒としては火入酒の方が合わせやすいというのが、まあまあ一般的なコトではあると・・・いう、コト、だな。

 

あの、ど燗酒で知る人ぞ知る神奈川県山北町の蔵元、川西屋酒造店「丹沢山 秀峰」の火入前の姿が、こういうパワフルなキャラクターだというのは、面白いけれど・・・だが、危険な酒であるコトには違いない。コレは、な~んも知らん人は呑まない方がいい。気づかずに「美味いなぁ~~」と言って杯を重ねると、倒れますな。強力な自制心が求められる酒だ。

 

乱視のワガハイだが・・・メダカさんがいっぱい生まれている!

メダカさんがいっぱい生まれている。

メダカ・・・画像1

このところ、妻は虫眼鏡片手にへばりついてメダカの稚魚を眺めている。ワガハイより老眼が酷いからねぇ。

ワガハイは老眼ながら、ナンとか見るコトが出来る。というのは乱視と関係するらしい。

youtu.be

乱視っていうのは、カメラや望遠鏡なんかのレンズでは非点収差というヤツだ。文字通り点像が点にならない、という収差のコト。点ではなくて楕円とか、そういう結像になるワケだ。というコトは、画像が楕円で構成されるから方向によって解像度が変わってしまうのだ。

ワガハイは弱い乱視なので、眼鏡の乱視度数も低い。そして近視の度も大したコトはない。だが、乱視と近視が合わさるから眼鏡なしではチョットきつい。という程度の眼鏡を掛けている。

妻は、もともと視力を自慢していた程だから、老眼の度は強い。メダカの稚魚を見るには、裸眼では厳しいだろう。

ワガハイは、とりあえず裸眼でも稚魚の姿を見るコトが出来る。

で・・・上リンク先の眼科の先生によると、軽度の乱視があると、老眼でもど~にか近くのモノが見えちゃったりするらしい。その理由は動画をご覧くだされ!

メダカ・・・画像2

カメラレンズの先端が水没しないように留意しながらも、出来るだけ接近を試みている。メダカのからだに小さな赤い点が見えるが、たぶん心臓なんだろう。

メダカ・・・画像3

この画像の方が、赤い点が分かりやすいか?

水面に浮いているのは、妻が与えた稚魚用のエサ?それとも落ちた埃?

メダカ・・・画像4

おとなのメダカも見ていて飽きないが、稚魚の様子は、更に見ていて飽きない。全部が成長しておとなになると・・・今のところ20匹程らしいから・・・ど~するんだろうねぇ。

メダカ・・・画像5

更に頑張って接近を試みる。稚魚はカメラのレンズが何たるかを分かっていないのか、おびえることもなく呑気に泳いでいる。陽の光が必要らしく、外に置いているのだが・・・まあ、我が家には猫、その他が出入りする気配はないので大丈夫だろう。野良君も最近は見かけることが少なくなったが、野良君がいると水を飲みにやって来るかもしれないからねぇ。

メダカ・・・画像6

正面に来た!

メダカ・・・画像7

水の色が緑がかっているのは「青水」と言うらしく、植物プランクトンがいて金魚やメダカに最適な環境らしい。

メダカ・・・画像8

ファインダー越しに見続けているだけで、ドンドンと様々なシーンが繰り広げられるので、飽きるコトがない。また、ファインダーという枠があるコトで、ただ肉眼で見ているよりも劇的に感ずる。それがフレームの力!場合によっては魔力だねぇ。

メダカ・・・画像9

画像にあるメダカの心臓?とは別の赤いモノが何なのかはよ~分からん。

メダカ・・・画像10

ん~=~~=?フォーサーズで30mmのマクロレンズでは、ワーキングディスタンスが厳しいのは分かっているが・・・コレ以上寄るとレンズの影に入ってしまうなぁ。

メダカ・・・画像11

あともう少し、寄ってみようと・・・

メダカ・・・画像12

逃げた!

 

脱落した椅子のボルト・・・近づくG7広島サミット

床に木くずが・・・

長年座り続けてきた椅子が、再び故障である。

etsuro1.hatenablog.com

上リンク先でも、この椅子の補修について書いているから、だいたい2年を経て別の個所が壊れたのだ。アメリカ製のキットの椅子だから、自分で組んだだけあって補修についても方針はだいたい決まる。今度はボルト穴が緩くなってすっぽ抜けたワケだ。

実は脱落したボルト

ねじ山が・・・つまり椅子の木製部分のメねじが効かなくなってしまった状態だ。長年座り続けて背もたれを固定していた2本のネジのうちの一本の脱落は、別にもう一本のネジが効いているから使用できないワケではない。強度的には一本でも保てる程に強力ではある。

だが、抜けたままにしておくのもねぇ・・・というワケで、いずれ補修する。これには強い接着力が必要なので2液のエポキシ接着剤を購入した。補修の方針としては、穴に薄い木材を差し込んで接着し、軽くドリルでさらってから再びこのボルトをねじ込む、というワケだな。たぶん、コレで問題なく固定されると思う。

で・・・現在思案中なのは、その穴に差し込む木材の材質についてだ。手持ちはスギ材と桐材、ヒノキ材の端切れがあるのだが・・・どれも柔らかいかなぁ?

 

**********

 

さて、近づくG7広島サミット。

www.nhk.or.jp

昨晩は、NHKの「ニュースウォッチ9」を付けていた。別に視聴していたワケではない。それで岸田総理が出演して、G7広島サミットに臨むにあたってのインタビューを、キャスターの田中正良さんから受けていた。

まあ・・・ひとつの模範解答的な内容だったので、その内容に関して異論反論を挟む程ではなかった。そしてキャスターの質問内容もそつなかったからねぇ。

で、予定調和的に終わった。

もっとも田中正良さんも、常々模範解答的というか・・・優等生的というか、の・・・スタンスなんで、ワガハイ的にはムズムズするんである。そんなワケで、まともに視聴するコトはまずない。

 

って言うか、テレビ番組でまともに視聴するものってない。いや、それはあらゆるメディアがそのようになった。youtubeだって、だいたい再生速度を×1.25や×1.5にするし、場合によっては×2という時もあるからねぇ。

そりゃあ、ワガハイのこのブログだって、大概の内容は斜め読みで十分だろうし・・・そ~ゆ~コトにいちいち文句はない。だが、模範的、典型的な映像なり文章なりの組み立て方っていうのはある訳で、そうしたプレゼンテーションのひな型をしっかりと守ったものが、分かりやすいとか有益とは限らない。

 

とにかく、一石二鳥レベルでは政治家は動かない。公私においてメリットが得られるプランで動く。広島でG7を開催するワケは、まあまあ透けて見えるよねぇ。

でもまあ、とにかく大事が起こらないで終わるようにと、願いますなぁ・・・。日本の警備の信頼性って、たぶん疑われているだろうし。そして彼の国は、開催中にナニガシカのコトをやるんだろうか?

大気圏外まで上がる大袈裟な打ち上げ花火とか、EEZ界隈で厳めしい船が出たり入ったりするとか・・・な~んかねぇ?それって全く前向きなお仕事ではないよなぁ。

 

www.tokyo-np.co.jp

・・・核保有国がどんな状況でも核兵器を使用しないと断言する時だ」と述べ、被爆地広島で核軍縮を強く訴える・・・(上リンク先 東京新聞

たとえ彼の国が核を使おうとも(どんな状況でも)、アメリカやイギリス、フランス等が報復として核を使わない、というコトが可能なのか?無力な国連がどこまでやれるのか・・・悪あがきではないコトを祈る!

ま・・・核兵器以上に安くて威力のある兵器が見つからないと、核は捨てられないのが現実だろうなぁ。

 

ところで冒頭のキットの椅子だが、さすがアメリカ製なんである!

あのボルトジョイントの手法は、やっぱり大味だよなぁ。

兵器大国の椅子が大味・・・?

 

悲惨な「開化丼」の思い出

昨日に続き、小泉武夫先生の「不味い!」に絡めて、ワガハイの昔話になる。

昔話ばかりヤルっていうのは、ボケ症状のはじまりらしいが・・・そりゃあ、既にボケは始まっているだろう。まさか10代、20代の脳細胞を維持しているワケがないのだから。

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この本の中で「丼物」について書かれている。そして特に気になる記述は文庫本版p.48にある。

牛丼やカルビ焼丼を注文して、それが目の前に出てきて食べたとたんに「うっ!」ときたこともあった。牛肉から、未去勢牛の持つ強烈な牛獣臭が鼻を突いて、とても食べられた代物ではなかったからだ。

これはとても重要なコトを書かれている。牛にせよ豚にせよ、オスはそのままでは食肉として臭いのである。だから早い段階で去勢されてしまう。そして去勢したにしても、やっぱりメスの方が肉質はイイらしい。

こういう事情からも、お安い肉にはそれなりの理由があるというワケだ。それにしても未去勢牛かぁ・・・まあ、そういう酷い牛肉が使われていたケースもあるなぁ。だいたい子供の頃、そ~ゆ~肉を食べて肉が嫌いになるんである。

ワガハイ、一時的に牛が食えなくなった時があったからねぇ・・・昭和40年代の頃のコトだが。

本日のユスラウメ

さて、当ブログでは一度、昔の神奈川県庁内の食堂での「開花丼」について書いたと思う・・・のだが、「記事の管理」ページから「絞り込み検索」をしてみるが引っかからない。というコトは、書いてはみたものの削除したのかもしれない。

まあ、とんでもないクソ不味かった丼だっただけに、書いていて嫌になってしまったのかもしれない。

あれは・・・魔が差した、としか言いようがない。横浜関内界隈で昼飯時を迎え、何処でメシにするか候補を考えていなかったのだ。それでちょうど県庁の近くだったので・・・県庁職員の皆様は、いったいナニを食べているのだろうか?と思ってしまったのだ。

そういうワケで、フラフラと県庁の建物に入っていき、受付というか警備員さんに「県庁内で一般が利用できる食堂はありますか?」ってなコトを聞いたわけだ。すると「あるよ!ど~ぞど~ぞ!」ってなワケで、入って行ったのだった。

なんか、結構上の階にあったような気がする。で、詳細を述べる気もしないが酷い丼だったワケだ。

「コレ・・・食って・・・まともな仕事出来るか?神奈川県政の未来は暗い・・・」

と、思った。

まあ、現在の話ではないからねぇ・・・遠い昔の話だ。それで後日、神奈川県庁職員になった同級生とバッタリ会った時に聞いたのだが・・・

「県庁の食堂???食ったのお前!・・・食ったんだぁ・・・あ、そう。」

そんな感じの反応だった。なんか、こう・・・絶句した感じだった。しかも「開化丼」だと言ったら顔をしかめていた・・・ので、ありゃあ、相当なジョーカーを引いてしまったようだ。

さて、あれから何十年も経ち、おそらくそういう食堂の業者っていうのも定期的に入札やらナニやらで変わるのかもしれず、ましてコロナ禍を経過する中でど~なっているのかも、いちいち調べる気にもならんが・・・ワガハイが、昼飯を特に重視する切っ掛けにもなった「神奈川県庁内食堂」の悲惨な昼飯経験であった。

とにかく、あの味では文明開化は萎んでしまう・・・というお味であった。

 

と・・・不味い話ではなく、次は美味だった丼だが、残念ながら閉店してしまったのではないか?と思われる店をグーグルマップで確認した。それは西新井大師の参道にあるお店なんだが・・・ワガハイがこの目で確認したワケではないので、店名は伏せておく。

コロナ禍前に、ふと時間があったので「西新井」に行ったのだった。それで間抜けな時間に昼飯を、と思いたち、入った店で親子丼を注文した。ワガハイ、やっぱり丼物では親子丼が面白いと思う。好き嫌いではなく面白いのだ。それは鶏肉のクォリティーと、それにあわせた下ごしらえと火の入れ具合、そして玉ねぎの加減、メシの状態、玉子のクォリティーと火の入れ具合・・・なかなかに絶妙なタイミングが要求される料理であり、料理人の腕が判別しやすい恐ろしい一品でもある。

使われている食材は、ごくありふれたグレードであったが、丼物としてのまとめ方が絶妙であり、食わせてしまう丼に仕上がっていた。それは見事なお仕事だった。

というワケで、なんだか嬉しくていい一日だった・・・と、大満足だったなぁ。記憶に残る丼だったなぁ。

 

西新井大師では、藤棚を観察したのだった。葉が落ちた状態で枝ぶりや剪定状態を学ばせてもらったから・・・ありゃあ、晩秋に行ったのかもしれない。お土産に「浅香家」さんの硬い煎餅を買うのが楽しみの一つなのだが、ご無沙汰だねぇ。

 

貸した本が行方不明で再購入・・・「不味い! 小泉武夫 著」

不味い! 小泉武夫 著 新潮文庫

これは名著である!内容が彷徨っているワケではないので「迷著」ではない。全編に渡って笑いあり、の内容になっているが、要所要所に学者ならではの知識と経験の裏付けがある。

ワガハイ、この本は二冊目である。なぜなら初版の単行本は貸したキリ、行方不明なんである。それで、もう一度チョロッと読みたいと思って文庫本を見つけて買った。

まあ・・・人に貸した本が行方不明とか、戻ってこないコトは儘あること。大切な本は手元に置いておくか、余程信頼できる人に限定して貸して、尚且つ、時々その本の所在と返却をお願いしておかないと・・・いつの間にか所有権が移ってしまう。

「あれ?あの本って、悦朗のだっけ?」

こう言われかねない。本に限らず、レコード、CDなんていうのも同様だけれど。

 

さて、本日はナニが言いたいのか?というと・・・この本の内容については、ことごとく語りたいコトがあるが、その中から「不味いラーメン(文庫版p.26~)についてだ。

ラーメン好きはカレー好きに並んで圧倒的大多数であり、かの名指揮者、レナード・バーンスタインさんも日本公演の折、若き小澤征爾さんとラーメンを啜ったというエピソードはあまりにも有名だ。

ラーメンを求めて来日する外国人旅行者もおられるというからなぁ・・・ワガハイ、ナニかを求めて海外に出かけるというものはあるだろうか?現実的に海外は体力的にキツイので・・・時差のない台湾とか韓国とか、行く機会があれば食したいモノはある。

単純に韓国=キムチ なんであって、だが本場キムチのバリエーションの凄さは、若い頃に経験しているので・・・もう一度食したいようにも思う。それは、宿泊したホテルで用意出来るキムチを全て小皿に小盛にしてテーブルに並べてもらい、ご飯だけでその全てを頂くという経験であった。

ワガハイの我儘なオーダーに、ホテル側はむしろ喜びをもって応えて、テーブルセッティングが変わり、三畳分はあろうかというテーブル上に、びっちりとキムチの小皿が並んだ。

その光景だけで感動!そして頂いて美味!ワガハイは完食した。

だが・・・そのキムチに含まれる乳酸菌は強力過ぎて、翌日はなかなか辛いコトとなった。とは言っても、トイレに3回程駆け込んだだろうか?そのあとは実に数日間も快適であった。だから病的な腹痛ではなかった。本場韓国のキムチは美味、且つパワフルな素晴らしい食品であった。ただ、ワガハイの胃腸が少々ビックリしてしまっただけだ。

 

で・・・ラーメンである。この食品は麺で語るか?スープで語るか?と、主たる切り口は二つあるが、勿論そのバランスという総合的な問題であるコトは言うまでもない。だが、今回はスープを問題とする。

それは旨味に旨味を重ねるものであり、コレ以上、いったいナニを上乗せ出来るのだろうか?と思えるところに旨味を重ねる・・・というスープがあったりする。そう簡単に出汁を重ねられるモンでもない。既に浸透圧的に限界を迎えているであろう状態の仕込みに、更に旨味を加えていくのだから。

それは全てのラーメン屋さんがそ~ゆ~コトをやっているワケではないものの、そ~ゆ~凄いスープの店があった。で・・・ワガハイ的にはその濃さに耐えられず、しかもその上塩味も強烈だったので、麺を高々と箸で持ち上げてスープを出来る限り切って食した。だが、それでも耐えられなくなって水を加えて薄めてしまった。

薄まったスープは化けの皮が剥がれた。豚骨や魚介系、乾物系の味が分析される中、明らかに旨味調味料の使用量が見えてきた。ダメ出しで加えられた白い粉の量が目に浮かぶ・・・辛い!

というワケで、この店のラーメンは完食不可能だった。

小泉先生も、余りにも〈塩っぱーい!〉ラーメンに耐えられず、〈コップの水をドバッと入れて薄め〉たという。だが、やはり塩っぱいなりのバランスが崩れた薄められたスープっていうのは〈味がフニャフニャ〉でダメだったらしい。

そして、小泉先生曰く〈北海道H市の・・・(中略)・・・おそらく大匙一杯分は加えられたと思われる化学調味料・・・〉のため、一口は美味いと思う瞬間があるが、その後〈・・・不快な後味が残る〉と言うのだ。

わかる分かる!あの苦みともエグ味とも言えない、しつこく口奥に残存するヤツだ。

で・・・小泉先生はここでも水を加えてしまったらしい。すると〈化学調味料のしつこい味が前面に浮かび出てきて・・・〉というワケだ。

なんか・・・ワガハイと同じようなコトやっているんだなぁ・・・と親近感である。

 

これ、水だからダメなのか?ならばお湯ならイイのか?というコトについては、ワガハイなりに答えは出ている。

薄めると化けの皮が剝がれる!それはまるでクロマトグラフィーのように、滲んで成分があからさまになるのである。

 

というワケで、要するにグルタミン酸ナトリウム化学調味料)のお味は却下!というのが、ワガハイの方針である。もっとも使いようではあるが・・・不味いところって、使い方が下手(量が多すぎる)んである。

もっとも、このグルタミン酸ナトリウムの採り過ぎによる健康被害については諸説あり、ナニがホントウなのかよ~分からんのだが、ナニにつけても特定の物質を大量摂取するコトにメリットはない。そして、こうした化学調味料の大量に使われた食品によって体調不調に陥った経験のあるワガハイは、やっぱり保身からも避ける。

で・・・ますます外食から離れていく。

一定の味を維持するには、こうした調味料を抜きに商売はやり辛い・・・というのも分かる。だから、気になるワガハイのような者は、外食を出来るだけ避ければイイのである。どうせアレルギーで食えないモノが混ざる外食だからねぇ。

 

blog.naruzawan.net

いやいや・・・マイド有難うございますnaruzawan様。上リンク先の内容でのラーメン不調・・・風邪じゃないかもねぇ?変な仕込みやっているのかもしれない。カレーだって煮込みすぎると酸化反応が酷くて胸やけ起こすから。あと、若干アレルギー体質的なナニガシかの反応を起こしているのかもしれない。お気をつけ下され!

 

 

注:〈 〉内は「不味い不味い! 小泉武夫 著 新潮文庫」からの引用

 

「相模灘 辛口 特別純米」と「相模灘 特別純米」の違い・・・結局「特別本醸造」

相模灘 辛口 特別純米

相模灘 辛口 特別純米」は、店頭でボ~っと購入してくると見間違えるコトがある。それは「相模灘 特別純米」とパット見のラベルデザインが同じように見えるから。だから辛口小さく書かれた文字を見落とさないコトが肝心である!

多分、相模灘の文字色が違ったかもしれないが、そんなコトはイザとなった時に、どっちがドッチだったかなんて分からなくなる。ワガハイは、そ~ゆ~コトをいちいち覚えていて蘊蓄を語るマニアではない。

かなり以前、何処のお店のラーメンかを当てるクイズ番組だっただろうか?ついにはそのお店の椅子まで持ち出して「何処のラーメン屋さんか?」という出題まであった。

で・・・当てるウルトラ級のマニアがいるんだねぇ。

なんか、ソレって本題から相当にズレてはいないか?と思うがねぇ。

やっぱり、辛口の文字を見落とさないコトが肝要!

まあ、もう少し違いが分かりやすいラベルデザインを考えた方がイイとは思うが。なんか、蔵元なりの考え方があるのだろう。特別純米というカテゴリーの一貫性というか、な~んか思い込みがあるんだろう。

だが、そういう考え方をラベルデザインに表現しつつも、消費者に分かりやすい表記方法というのはある。ラベル中心部に辛口と表記されているとはいえ・・・?

要するに「相模灘」共通のラベルフォーマットのデザインに、隙が無さすぎるんだな。もう一つの情報を入れる余裕がないのだ。だからそういう場合は、「辛口」だけ「生酒」のようなシールを別貼りすればイイ。それが一番の解決への近道だろう。

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比較すると日本酒度が違う。そういう差異である。

www.tsukui.ne.jp

お味はマイド!なんの問題もなく、安心して呑めるお酒。美山錦と9号酵母なので、さりげない程度にカプロン酸的な含香があるが、煩くないので大丈夫。特に際立った個性を感ずる酒ではないので、食卓で酒が主演になるコトがなく、脇役に入った酒宴が出来る酒だと思う。

 

相模灘 特別本醸造

で・・・結局のところ、我が家的には「特別本醸造」のパフォーマンスの高さ!というコトに行きつく。

長野産美山錦100% 精米歩合60% 酵母9号 日本酒度+3 酸度1.4

スペックで呑むワケではないが、一応の内容である。この「特別本醸造」は「特別純米」に比べてナニが劣るというのだろうか?むしろ抜栓して翌日にはややカドがとれてくる「特別純米」よりもダレ感が少なくて食中酒として引き締め効果がある。

相模灘」の酒は、以前から口当たりの良さが際立っていたが、ここ数年はやや、その口当たりの良さが進んでしまって、物腰が柔らかくなり過ぎになってきたように思う。勿論、そのような香味を好まれる方もおられるだろう。ワガハイ的な意見として、そういう様に思う人もいる、というコトである。

まあ・・・総じて男は酸が苦手と言われるが、ワガハイは好ましい酸を大歓迎するので、ちょっと平均からズレているかもしれない意見だろう。

 

というワケで、何度か書いていると思うが、相模灘は「特別本醸造」が買い!である。一升瓶で2460円(税込)!今どき、一升瓶で3000円台の酒が多い中、有り難い美酒だ。

 

朝から雨・・・少し肌寒いがメダカは元気

本日は朝から雨。少し肌寒いがメダカは元気。

以下画像は本日午前10時頃のメダカの様子。

メダカ1

5匹いるはずだが、水面近くに出てくるのは3匹。だいぶワガハイを恐れなくなってきて、そ~~っと近づけば逃げなくなった。メダカ的にはどのように人間を識別しているのか知らんが、妻だと寄ってくるようになったらしいから・・・やっぱり違いが分かるんだろう。

ナニを違いとしてメダカは個体識別しているのだろうか?

やっぱり・・・髪の毛の差?

メダカ2

自虐ネタを書くと、「いいから!」と笑いながら言う妻である。それは「もういいから止めておけ!」の意なのか、「実にイイからもっとやれ!」なのか、イマイチ理解に苦しむワガハイである。

まあ・・・「やめろと言われても・・・」と言われても、遅すぎた!って歌ったのは西城秀樹さんだからねぇ。

メダカ3

そ~ゆ~雑念を持ちつつ、カメラに望遠ズームレンズを付けて軒下で雨をよけながら金魚を見た。しゃがんだ姿勢だから、足がしびれる具合で撮影は終わりとなる。コレ、ず~っと見ていれば、なんぼでも撮影出来る。同じシーンなんてないからねぇ。

これらの画像は、手持ち撮影なのだが、三脚を用いてカメラを動かさない定点撮影にしてしまったとしても、飽きるコトがないだろう。

 

フレームインしてくるメダカ・・・フレームアウトしていくメダカ・・・フレーム内にメダカがいない状態。それぞれに面白い瞬間だと思う。そして写真で瞬間を切り取るという面白さを堪能出来る方法論だ。

ま、コンセプチュアルなお写真って、1970年代とか一部で流行ったけれど・・・そういう実験的な写真や映像の面白さっていうのは、一歩違うと理屈っぽくて、退屈な作品になってしまうけれどねぇ。

メダカ4

そもそも、日本の事情においてコンセプチュアル(アート)ってなコトって、成立するんだろうか?という問題はあるんだけど・・・ま、ハッキリ言ってしまえば、そんなのない。あったとして・・・日本の特殊事情だろう。

メダカ5

と、雑念だらけで金魚を手持ち撮影する。感度設定はISO2500にして f5.0 1/60。雨で暗いから感度は高め設定になる。望遠レンズだけに、いくら手振れ補正機能が強力でも1/60程度のシャッタースピードは使いたい。それに被写体ブレも生じやすいメダカだから。

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