Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

目に見えないが感ずるコト・・・湿度

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湿度が低い

昨日は室内の湿度30%を僅かに下回った。あまり加湿しても窓に結露ばかり増えて、それはカビの原因にもなるので気分的によろしくない。かといって、全く加湿しないでエアコンでの暖房を続けると・・・やっぱり呼吸器系という大袈裟な問題よりも、鼻粘膜がカピカピな感じがして不快である。

感染予防にも、適度な加湿は効果があると言われているから、出来れば50%程度の湿度はあった方がイイみたいだ。ウイルスやら細菌類といった小さなものは、湿度が低いと長い時間、空中を漂い易いらしい。まあ、ホコリの動きを見ていても、湿度の高い時の方が速く落下してしまう印象はある。

まあ、所詮ウイルスや細菌類は見えないからねぇ・・・印象に左右されて判断するしかない。科学的根拠を説明されても、やっぱり実感が伴わないと説得力が乏しいもんだからな。

絵具が付いた手でアチコチ触ったら、アチコチにその色が付いてしまった・・・というのは分かりやすいし、思いもよらなかったところに絵具が飛散していたりした経験っていうのは、多くの人がもっていると思う。それになぞらえて、目に見えないウイルスなんぞをイメージしてみれば、概ね見当は付くだろう・・・とは思うのだが、まあ、見えないものってぇヤツは、ナニもウイルスばかりじゃないからねぇ。

初詣をされた方も多いと思うが、神様っていうのも厄介だなぁ・・・コレが神様です!って見えるものでもないからなぁ・・・それに神様を見た!なんて言ったら、危険人物に思われてしまうだろう。そのあたりは、宇宙人に会った・・・なんていうのも同様だ。

だからねぇ・・・神様の存在を感じた、っていう言い方が限界でしょうな。パワースポットだ!というのが精一杯でしょうな。でもまあ、不思議な力というのはあるだろう。予感的中なんていうコトは、希だがあるからなぁ。で・・・昨年末に購入した年末ジャンボ宝くじであるが、既に当り番号は公表されている。しかしワガハイはソレを確認しないのである。確認したら終わりなのである。確認しなければ妄想の時間に遊ぶことが出来るのである!全くバカな話だが、今回の宝くじは当たっている!という予感の中で、まだしばらく過ごすことにしようと思う。3000円の投資を、もうしばらく楽しもう。

 

湿度の話から小さなモノの話に繋げて、目に見えない話から神秘の世界を垣間見つつ、話は宝くじの妄想となった。1000字に満たない文中で、随分と幅広い世界を構築出来たなぁ・・・ワッハッハ!

でもまあ見え無ければ神がかりの世界だったのは、ちょっと前までの話だ。疫病でどれだけの祈祷がされて、どれだけ非科学的な対処が為されてきたか。だが、その頃と人間の動物としての欲求は何一つ変わっていないので、自分の都合に合わせた解釈を行なって生きていく。「科学」にしっかりと寄り添って生きていくコトは、結局のところ「神様」にしっかりと寄り添って生きていくコトの困難と、何ら変わりないように思える。

なんかねぇ・・・神も死んだが科学も死んだ?ニーチェさん、そのあたりどう考えますかな?でも、神様よりは科学の方が分かりやすい点も多い。それは人間が発見したコトだからねぇ・・・(まあ、神も人間が創造したものだ、という言い方はあるが)

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パナソニック製の加湿器・・・ナノイーってなおイイのかねぇ?

昨年から使っているパナソニック製の加湿器である。穏やかに静かに加湿するタイプで、本体からボーボー蒸気が立ち上るような迫力はない。だが、30分も動かせば喉や鼻の具合はいい感じになってくる。湿度計の針が50%とか60%とかには、なかなか到達しないのだが、ワガハイ的にはこれ位に穏やかな加湿の方が有り難い。

それに、若干加湿することでエアコンの温度設定が同じでも、部屋が暖かく感じるんだな。空気よりも水の方が比熱が高い、なんていうのも体感温度に影響するんだろうな。

 

神秘主義をどれだけ排除・封印していくか、というのが近代以降の一つの流れだからねぇ。だからコロナ禍の行方も「神のみぞ知る」って言っちゃあいけないですな。「人間のみぞ知る」の筈ですな。初詣も、まさしく信ずる者には重要な儀礼であろう。だが、そこで祈られる内なる言葉こそが、己の欲望であろう。それがハッキリするという自覚があれば、祈りの力っていうのもあるだろうな。それは御利益だなぁ・・・。

なんてぇコトを、本日朝のテレビを見ていて思った次第。これって途中から見たからよ~ワカランのだが、長嶋一茂さんが箱根神社を参拝していたな。それ見て思ったコトですな。

 

目に見えないが感ずるコト・・・湿度もまた然り!しばらく加湿器が手放せない季節だなぁ。

 

第二東名工事・・・神奈川県秦野市の戸川界隈「秦野SA」

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あちこちで工事中

神奈川県秦野市の戸川界隈は、第二東名工事で道筋が大きく変わっている所がある。先日は久しぶりに県道705号の戸川駐在所から「滝沢園」方向に入って行ったのだが・・・突然、道は途切れて直進出来ずに右に折れてしまった。その道は、第二東名の側道になる道と思われた。では、「滝沢園」方向へはどうやって行けば良いのだろうか?

その右に折れた側道的な道は、またもT字路になってしまう。その正面が上画像である。画像右端の看板を見ると・・・

「滝沢キャンプ場 滝沢園」「はだの丹沢クライミングパーク」

というワケで、迂回しなければならなくなった。というか、ソモソモ県道705号から戸川駐在所の所を入って登って行く・・・という長らくの習慣が、もう二度と通用することの無い時代に突入したようだった。

これからは、県道705号沿いの戸川駐在所よりも「秦野市立北中学校」寄りに出来た、新しい道に入って登って行くルートが宜しいようだ。すると上画像の右手から上がってくるコトになる。そして上画像の左は、すぐに下画像の「押立橋」となって、第二東名を渡ることになる。

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新東名が出来るから橋が出来る・・・押立橋

ところでナンで「押立橋」という名前なのだろう?この地域の地名は「横野」というのだから、「横野橋」では無かろうか?ちょっと「押立」の由来は分からない。まあ、地元の人なら分かるんだろうが。

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押立橋から西方向を見る

結構掘り下げたんだねぇ・・・法面の上部は草地にするのだろうか?工事はいつの間にか進んでいたなぁ。

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押立橋から東方向を見る

建設中の道筋を追って山際にトンネルが見える。因みにあのトンネルを越えた先の図は、以下リンクにある場所だ。

etsuro1.hatenablog.com

まあ、第二東名の建設によって、周辺環境にどの様な影響を与えるか・・・・なんていう真面目な問題に真っ正面から取り組む、というような真剣さは、まるで無いワガハイである。行き当たりばったり、たまたま通りがかった時にクルマを停めて、しばし息抜きを兼ねて工事現場を眺めるオッサン一人である。

見かけるよねぇ・・・こういう人。ワガハイはそういう人である。

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なんか施設を作っているねぇ

道路工事だけでなく、ナニヤラ施設が出来そうな感じ。インターチェンジはもう少し西側(秦野市八沢)に現場があるから・・・サービスエリアですかな?

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工事現場の看板

「新東名高速道路 秦野SA(建設中)」

なるほど・・・やっぱりサービスエリアが出来るんだな。いろいろなお店が入って、また名所になって人が集まるんだろう。「駿河湾沼津SA」も、話題を集めたからなぁ・・・。

とすると・・・この秦野界隈のサービスエリアというと、現状「海老名SA」「足柄SA」っていう、これまた気合いの入った施設があるが、多分それらに対抗するだけの施設になるのだろうか・・・後発SAであるから、それらを凌駕する施設になるのかもしれない。秦野市民は期待するところ大なんだろうなぁ。

でもねぇ・・・なんかどこのサービスエリアに入っても、似たような店や品揃えに思えてしまうのだが?それはどこのショッピングモールでも、アウトレットモールでも、駅ビルでもそうなんだがねぇ。圧倒的な特色が欲しいねぇ。

 

この地域でワガハイ的にお勧めなのは、東名高速「鮎沢パーキングエリア」だなぁ。ここは上り線(富士見食堂)でも下り線(山小屋食堂)でも、食堂は前後の「足柄SA」「海老名SA」よりも圧倒的に良心的でうまい。それが分かっているから時間帯によってはトラック運転手の方々が大勢押し寄せていたりするからなぁ。ワガハイは、時間帯をズラして利用したりする。

 

さて、第二東名「秦野SA」はどの様な感じになるんでしょうな。たぶん、「足柄SA」や「海老名SA」のような、一般の方々に寄った傾向のお店が多く入るコトになるんだろうなぁ。

とにかく、こうした大規模な開発が入ったから道筋がいろいろ変わるもんだろう。だが、なかなか慣れないな。便利になるのか不便になるのか?

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表丹沢三ノ塔が見える

冬の夕方風景・・・三ノ塔を見ながら、まあ、この風景が「秦野SA」の圧倒的な特色であることは間違いないケドね。

 

川西屋酒造店で醸された新酒・・・あらばしり 純米吟醸 無濾過生原酒 〈白隆〉槽しぼり

謹賀新年 2022年

今週のお題「買ってよかった2021」

そりゃあ、やっぱり新酒でしょうな。日本酒もワインも新酒だなぁ・・・。

昨年は、山梨県の「新巻葡萄酒」さんが、ワガハイの想像を超えて素晴らしかったし、毎度おなじみの「丹沢山・隆」の秋上がりも素晴らしかったし、12月に入ってからの新酒の幾つかも、例年以上に美麗な香味を有していた。

当ブログは、別に酒をメインテーマとしたものではないんだが、今年も酒ネタが多くなりそうな気配だ。

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あらばしり

さて、昨年末に呑んだ、神奈川県山北町にある川西屋酒造店で醸された新酒・・・「隆」の新酒生酒である。当ブログの年頭は、やっぱり足柄若水100%の白隆ですなぁ。

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矢継ぎ早に様々な種類の生酒がリリースされる川西屋酒造店のお仕事・・・これに翻弄されると、他の蔵の酒が全く呑めなくなってしまう。そして他の蔵の酒を一本買って、これもまたイイなぁ・・・なんて暢気にやっていると、また新たに何本もの新酒が酒販店の冷蔵庫に並んでいる。これはとても豊かな日本酒環境といえるだろうが・・・嬉しい悩みである。全ての川西屋酒造店のお仕事を享受するのは、ハッキリ言って無理である。

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裏ラベル

あらばしり」というのは、要するにフリーランである。清酒という澄んだ酒に仕上げるには、発酵を終えてからも幾つかの工程を経るのだが、先ずは醪を搾って液体部分と糟を分けることになる。それを「上槽(じょうそう)」という。酒袋に醪を入れて「槽(ふね)」に寝かせ入れて積み上げていく。それを上から徐々に圧力をかけると、槽の下に開けられた口から液体が流れ出す・・・それが「槽しぼり」と裏ラベルに書かれている清酒への仕上げ工程の始まりだ。

まあ、上槽にも様々な方法があって、酒袋を吊して、したたり落ちる滴を受ける方法・・・「袋吊り」であるとか、通称「ヤブタ」なんて言われるが水圧を利用して絞る機械を用いた機械絞りもある・・・というか、量産するためには機械で絞らにゃあ埒があかんわなぁ。

というわけで、川西屋酒造店の今季のお仕事も、昨年に引き続いて全量「槽しぼり」らしい。やっぱりワガハイ的には「槽しぼり」はイイねぇ。

 

上槽は、先ず流れ出す「あらばしり」、次に「中取り」、最後に「責め」と言われるように、圧力を強めて絞り上げていくにつれて香味が変わっていく。それは責めになるほど味わいは濃く、故に雑味も多くなっていくというのが一般的な流れだ。だが、かれこれ20年近く前の話になるが、川西屋酒造店で酒造工程のレクチャーに参加した際には、「あらばしり」だろうが「責め」だろうが、嫌な雑味というものは感じられなかった。

つまり、嫌な雑味が生ずる問題点を、仕込みの工程において押さえ込まれているということだな。で・・・他の某酒蔵では、上槽後の濾過工程などで引き算しているようなフシもあった・・・これ、簡単に引き算出来るもんでもないだろうがね。

要するに、一つ一つの工程を丁寧に確実に積み上げていくというコトなんだねぇ。

 

この「あらばしり」には、薄いにごりと若干の発泡性が残っていて、槽口から流れ出したばかりの・・・生まれたばかりの酒の雰囲気にも近い感触を味わえる醍醐味がある。実際には瓶詰め工程などで緩やかな空気酸化を受けるから、流れ出したばかりの酒よりも香りは開いているケドね。

まあ、酒好きにとってはやっぱりこういう酒はヌーボーの味わいですよ!無濾過でも違和感のある香りは一切なし!冷蔵保管が鉄則な酒なので、酒販店で購入後は速やかに帰宅するか、クーラーボックスに入れて持ち帰るか、それ位の気構えはしよう。或いは夕方になってから酒販店に行く・・・その時間帯ならば外気は冷蔵庫内と同じだから心配無用だな。

この季節ならではの「生酒」・・・地元神奈川県の酒で楽しめるのは有り難いことだと思う。それぞれの地域の酒蔵のフレッシュな味わいを、堪能くだされ!

 

〆の一本は縁起担ぎ?「開運」無濾過純米

不思議な5歳の女の子に叱られるという「ボーっと生きてんじゃねーよ」だが、NHKという集団に根付く自虐的な体質のようなモノに、ワガハイは順化することが出来ない。それでも、まあお茶飲み時間に流れている程度の番組としては、別に他に見るべきモノもないので、ながら見である。時に意外なコトを知る場合もあるからイイんだがね。

だが、ボーっと生きていられるというのは、幸せなんである。何でも知ればイイというワケでもなさそうで、知れば知るほど闇は深く、悩み多き人生が待ち構えているというコトだって往々にしてあるからねぇ・・・知らぬが仏ってぇヤツだ。

まあ、知ったところでど~ってコトの無い知識ならば、所詮は要らぬものなのかもしれぬ。知ったとしてもすぐに忘却の彼方だ。孔子は、知識人ではなくて教養人を良しとしているが、その教養とは何であろうか?少なくとも酒呑んでばかりでは身につきそうにはなさそうだ、というコトぐらいは分かるんだが・・・それが分かるというのも教養の欠片かもしれない・・・というコトにしておこうと思う。

 

なんかねぇ・・・ボ~っとしているうちに大晦日になった。年の瀬や正月という趣も、子供の頃からすると絶滅した感がある。ソモソモ、年の瀬には祖父母や親の付き合いから、神奈川県の大井町や南足柄の農家に出かけたもんだ。そして餅つきを手伝う。そして餅をもらって帰ってくるのだ。

正月を迎えるための餅つき用の餅米は、ちゃんと田圃の一角で収穫されていて、母屋の土間では次々と蒸米が出来上がり、表では男総出で臼と杵で餅をつく。ワガハイのような子供には手に負えないので、和室に持ち込まれたつきたての餅を、両手で回して鏡餅に仕上げたりしていた。

こうした場面を、もう何年も見なくなった。ワガハイが親しかった餅つき兄貴も、数年前に他界してしまった。明日はスーパーで買ったパックされている餅を食べることになる。まあ、コレって便利なんだけどねぇ・・・カビ生えないしね。

 

ワガハイの祖父母っていうのは明治生れの人だったから・・・19世紀末に生まれたんだっけ?小学生の時に○○世紀っていう言い方を学んだときに、

「おじいちゃんって、19世紀生れなの?」

と、尋ねたもんだ。ワガハイ、21世紀に生きておる!なんかねぇ・・・祖父も幕末の動乱の時は生まれてなかったが、やっぱりその頃の混乱を父から聞いていたらしい。あまり細かなコトは話してくれなかったがね。

今や、明治も遠くなりにけり・・・だが、時代は遡って体験することは出来ないが、思ったよりも遠くはない、という感触もあるんだな。

 

だが、価値観というのは流転するとは言うが、流れは早いもんだな。まさしく「瀬」の流れのようだ。祖父母たちの大晦日は、やっぱり紅白歌合戦を楽しみにしていたし、千昌夫の唄に涙していた祖父っていうのがねぇ・・・思い出だねぇ。最近は紅白見ないならなぁ・・・。テレビ見るよりYouTubeだよなぁ・・・YouTube沢田研二さんの「勝手にしやがれ」なんか聞いて年越しでもするかな。ワガハイにとっては、あの当りまでが年越しと正月の”らしさ”を維持していた時代だったな。

 

さて、当ブログもナンダカンダで続いている。今年もお付き合い頂いて有難うございました。来年もこんな感じで続けられればと思っております。コロナ禍をどうにか乗り越えて行きましょう!縁起を担ぐワケではないが、年末に呑んだ酒を一本紹介して、本年の〆としたいと思うんですな。

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静岡県掛川市・土井酒造場の「開運」無濾過純米

年末に、贔屓の酒販店に行きがてら・・・年末ジャンボ宝くじを10枚だけ購入した。宝くじに当選する秘訣は、買うこと!ソレだけだ。何の努力も意味を成さないだろう。買わなければ永遠に当たる確率ゼロのままだからねぇ。

もう、40年程昔のコトになるだろう・・・朝日新聞の神奈川県版の下の方に、小さく書かれていた記事なんだが・・・カタギではないお兄さんが宝くじを買ったんだそうだ。そして高額当選したらしい。すると兄貴分の方から当りくじを巻き上げられちゃったんだな・・・それで傷害事件となった。まあ、困った話だが・・・ワガハイはこの記事で初めて宝くじに当たっている人がいる!というコトを確認出来たんである。これはある意味凄いことだったねぇ・・・「本当に当たる人っているのだろうか?第一勧銀(当時はみずほ銀行じゃなかったからねぇ)が懐に入れちゃってるんじゃなかろうか?っていう疑念があったんだな。

ワガハイにとっては画期的な出来事だったんだなぁ・・・不謹慎かもしれないが。そして良い行いをしていようが、悪い行いをしていようが、くじ運には関係ないというコトもハッキリしたんだな。

で・・・年末の宝くじは毎年ではないが、気がついた時には10枚買う。そして妄想して楽しむ。高額当選したらロマネコンティ買うぞ!ってなもんだ。今までの当選結果は3000円が2回だけだけどね。

 

宝くじを買って、行きつけの酒販店に行くと・・・冷蔵庫に「開運」の新酒を発見!開運の火入れ酒は時々呑むことはあるが、新酒生酒は20年以上呑んでいないコトに気付いた。で、早速購入したわけだ。で・・・意図せず、宝くじと「開運」が揃った。ま、とりあえず縁起が良いとしておこう。問題はワガハイ、縁起というのを全く信じていないんだがね。

さて、この「開運」は新酒の楽しさを満喫できる、まさに新酒を買い求める人が要求する香味を備えていた。ソレだけで十二分に楽しい。もう、香味に関してはそれ以上アレコレ言うのは野暮であろう。

日本酒造りでは伝統的な「寒造り」の新酒・・・寒さのなか、蔵人は水仕事に明け暮れている。静岡県の蔵だから、新潟や山形といった酒蔵からすれば、寒さも厳しくはないかもしれないが、それでも身体は冷え切ってしまうだろう。それだけではない!麹室は温度が高いから、熱いところと寒いところを往復する作業もある。コレってキツイわなぁ・・・ワガハイだったら自律神経が狂ってダウンしてしまうな。

寒い季節はまだ数ヶ月続く・・・酒蔵では次々と新酒が誕生する。生酒の季節だから大いに楽しもう。冷酒だからねぇ・・・あたたい部屋で。時折、熟成されてきた火入れ酒を燗つけて温まりつつ・・・願うことはコレだけだな。

とにかく、コロナ禍の収束を願い、地球温暖化も、台湾問題も、全て突破口が開けて平穏でボ~っとしていられる世の中になるように・・・来年の全世界が「開運」に向いますように。

 

「厳島神社・厳島湿生公園」散歩

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厳島神社 厳島湿生公園 神奈川県中井町井ノ口

神奈川県足柄上郡中井町は、秦野市二宮町の間に位置していて、平塚市小田原市とも境を接している。東名高速秦野中井インターの「中井」である。現在は鉄道が通っていないので、秦野駅で小田急線、二宮駅東海道線利用となる。バス便は秦野~二宮や、町役場のある比奈窪~二宮といった路線があるみたいだ。神奈川中央交通のバスだ。

中井町のコトは、当ブログでも時々書いているのだが、先日は中井中央公園界隈のコトを書いた。

etsuro1.hatenablog.com

その中井中央公園と並んで、中井町での憩いの場と言えば「厳島湿生公園」である。そこには湧水があって湿原環境となっている。中心には厳島神社が祀られている。野鳥観察の場でもあるみたいだ。駐車場も広くはないがあるし、適当なバス停から歩いても5分とかからないだろう。

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木道になっている

本日はやや画像多めなのでサクサクいこう!木道が整備されているので歩きやすい。ご近所の方は買物などでもこの木道を歩いて行き来しているみたいだ。まあ、毎日歩いているとドウなのか?というところはあるが、こういう場所を行き来して生活出来るというのは、良い環境だなぁ。天気が悪いと辛いかもしれないが、そういう時はクルマでお買い物でも良いしね。

こりゃあ、比較的近所に住んでいたら、ノートパソコン持ってきて、ここのベンチに座ってテレワークなんてしてしまうかもしれない。

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木道修繕中

久しぶりにこの公園に来たんだが、残念ながら木道の半分は改修工事のために閉鎖されていた。歩けた木道は、既に改修済みのようで綺麗だった。ちょっと綺麗すぎるから、あと数年すると馴染んでイイ感じかなぁ。

一応、中井町の情報では・・・厳島湿生公園の木道改修工事は、来年(2022年)2月28日までの予定だそうだ。ということは、来年春の頃には全ての木道を歩いて楽しめることだろう。

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横画面の方が風景の広がりが分かりやすいかな?

そんなに大きな公園ではない。そしてそこがまた良いところ。ただ一周するだけなら10分程度のもんだろう。ワガハイが行った時には人数も少なかったが、時には野鳥観察だか撮影だかで、結構な人が集まることもあるみたいだ。

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カモはいたけどねぇ・・・

ワガハイがカメラを向けると・・・

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カモだねぇ・・・

全部じゃないけど飛んだねぇ・・・人慣れしていて平気なカモもいるんだな。ま、最近のカモは人間が近づいてもなかなか飛ばなかったりして。コチラの顔色を窺いながら・・・「なんだよ・・・来るなよ!面倒だなぁ・・・」とか言いながらノコノコ歩いて間を開ける個体が多いように思うのだが。鳥のクセに飛ぶのが面倒みたいなんだな。「仕方ねぇなぁ・・・飛ぶか!」みたいな感じだ。でも、ここの環境だと歩くよりも飛んだ方が簡便・・・という条件かもしれない。

ここを訪れる際は、持っていれば望遠レンズがあった方がイイかな?タイミングが合えば、鳥の姿が撮影出来るし、観察出来るだろう。

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さらに近づく・・・厳島神社

湿原の中心に神社があるという、実に象徴的な配置ですな。弁天様だからねぇ・・・。

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さらにさらに近づく・・・

鳥居にたいして社殿はオフセットしている配置・・・これって方角が絡んでいるのかなぁ?木道は鳥居からみて西南西方向に伸びている。だから社殿の正面を少し南に振っているのだろうか?社殿は南西に向いているような感じなのだ。真南に向けると、鳥居に対してもの凄く振れちゃうからねぇ・・・それは配置として少々不自然かもしれないからな。

などど、自分勝手に思いを巡らしながら鳥居をくぐると・・・

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社殿

とても綺麗に管理された境内だ。上画像の左手には例によって説明板があった。

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恒例の説明板・・・厳島神社

毎度だが、以下に説明板の内容を書き写しておく。画像だとやっぱり読みづらいからねぇ。

厳島神社(いつくしまじんじゃ)
 この神社は、文化四年(一八〇七年)に建
てられ天保十一年(一八四〇年)~、安政四年(一
八五七年)及び昭和六十二年(一九八七年)
に改築された。江戸時代は「弁天様」と呼ば
れたが、明治二年(一八六九年)厳島神社
改名された。
 祭神は市杵島姫命(いちきしまひめのみこ
と)、倉稲魂命(うかのみたまのみこと)で、
祭日は四月十六日であったが、現在は、簑笠
神社の祭日と同じ日に行っている。
 また、周囲は清水が豊富に湧出(わきで)ていて、蛍
やシマドジョウなどの清く澄んだ水にしかい
ない小動物が、今でも生息する湿原である。

平成二年三月
中井町教育委員会

注:説明板中の「蓑笠神社の祭日」とは・・・ここ厳島神社から北に向って徒歩10分程のところにある蓑笠神社のコトである。祭日は4月10日頃の日曜日である。

 

しっかりとした、耐久性があるだろう説明板の作りですな。まぁ、説明板の機能を考えれば、こうしたしっかりとしたモノを作っておいたほうがイイでしょうな。木製の説明板で、少し朽ち果てているのも味わい深い場合もあるけどねぇ・・・。中井町教育委員会は、史跡などの説明板をしっかりと作っているような気がするなぁ。教育に熱心な町なのかなぁ。

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こんな感じで神社を横に見ながら木道を歩いて去る

暖かい天気の良い日に、お弁当広げるのも良さそうな公園だったな。まあ、境内で飲食は違うケドね。だが、ワガハイが男一人でコンビニ弁当を食べていたら・・・それはチョットねぇ・・・一応、絵的なコトも最低限は気にするんだな。

 

というコトで、本日は中井町厳島湿生公園散歩でした。因みに昨日の当ブログの「薄氷」画像は、この公園で撮影したモノだ。

 

溶けない薄氷・・・「淡麗チキンマサラカレー」だってイイじゃないか?

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溶けない氷 撮影:2021年12月27日

冷える毎日。

夏は暑すぎるし、冬は寒いし・・・だからといって春や秋が過ごしやすいとも思えないし・・・。それでも雪国に比べれば圧倒的に楽な関東南部の冬なんだが・・・上画像なんて午後3時頃の撮影なんだが・・・日陰の氷が溶けない。

年越しして大寒になったらど~なるんだろう?

でも、ワガハイの子供の頃だから、昭和30年代から40年代のコトだが・・・年越しの頃はやっぱり寒かったなぁ。朝、小学校までの道のりの半分は未舗装だったから、水たまりはガチガチに凍っていた。それは薄氷ではなく、乗っかっても割れない氷だったりした。丹沢の山々は白かったし、クルマのフロントガラスも真っ白だった。

学校の池に、小石を投げて氷を割ろうとすると、氷の上に石が乗っかって滑っていたこともあった。木造校舎だったから、隙間風というか隙間冷気というか(床板の節穴から冷気が上がってくるんだよなぁ)、教室の前に設置されたストーブの暖気は、後ろの席に座っていたワガハイの所には届かなかったなぁ。背が高かったから前の席にはならなかったんだなぁ。

なんかねぇ・・・陽当たりの悪い校舎だったんだよなぁ・・・

その頃のコトを思えば、この寒さなんて大したコトない筈なんだが、やっぱり寒いわなぁ。

 

まあ、身勝手なもんだねぇ・・・地球温暖化を憂いでいながら、寒いと文句言っている。

 

正月を前に、多少は庭を整理しようと思ってねぇ・・・本日9時頃に落葉を片付けたり、余りに不細工なモミジの枝を切ったりしたんだが・・・作業時間30分程度でメゲた。家の中に逃げ込んで暖かいお茶など飲んで溜息つくなり。

全然、正月を迎える準備が出来ていない我家。でも、酒はある!ま、コロナ禍で来客があるわけでもないから、このまま特別なコトもせずに新年を迎えることにしよう。そういえば・・・年賀状の宛名書きもやってない。こりゃあ、だらしなく、ユルく、年越しですなぁ。

除夜の鐘つきに行ったって、煩悩が消えるワケもなく・・・そんなコトで消えるほどにヤワな煩悩でもあるまい。煩悩は消すのではなく、どのようにダマして付き合うかであろう。まあ、住職の方々も人それぞれだが、凄い金時計を身につけていた怪しい住職とか、車線変更ばかりしてイライラ運転している住職とか・・・そういうもんだわな。コレ、批判しているのではない。住職とて我が身と同じ。俗人でよろしい!好感が持てる。

やっぱり煩悩を改めて自覚する「除夜の鐘」かな?

ま、寒いから鐘つきに行くコトもなかろう。たぶん、大晦日は早寝だろうなぁ。そして元日は寝坊だなぁ・・・

あ!熱燗向きの酒を購入しておこう。このところ新酒ラッシュだから、手元にあるのは生酒ばかりだからなぁ。

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久しぶりにレトルトカレーを食す

ところで、最近のレトルトカレーの中には、パックのまま電子レンジで加熱出来るものもあるが、上画像のモノは旧来の湯煎式のパックで、電子レンジを使う場合は別容器に中身を移し替えなければならない。で、ワガハイ的には湯煎が常套手段なんだが・・・怠惰な年末を過ごしているものの、それでもやることがあるから昼飯は手抜きにしたい。というワケでカレーにしたんだな。だから電子レンジ加熱の方が早いだろうと、久しぶりのレトルトカレーを、移し替えて電子レンジで加熱した。

冷えたレトルトパックの封を切って、中身から漂う香りっていうのは・・・なんかあまり芳しい香りがしないんだなぁ・・・コレ食べるのかぁ・・・やっぱり虚しいなぁ・・・と、「・・・」ばかりの文字面になってしまう気分だったねぇ。

だが、暖めると香りが変わって、チャンとカレーっぽい香りになる。豹変すると言っても良いほどだ。コレもまた「燗上がり」というべきか?などと思いつつ、熱々のカレーを食べながら・・・コレもまた「熱燗」というべきか?と、いちいち酒に置き換えてしまうのだった。

結論!提供温度は決定的に大切だ!

 

しかし、やっぱりカレーには「濃厚・・・」というのがウケるんだろうねぇ。コレが「淡麗・・・」だったら売れないんだろう。

淡麗チキンマサラカレー

これじゃダメなのかなぁ?サラッとスッキリしたカレーだってイイけどねぇ。

 

ワガハイ的にはヤマモリのグリーンカレーは好きだけどねぇ・・・最近人気なのかなぁ?売り切れだったんだよなぁ。これは電子レンジで直接加熱出来るレトルトパックだから便利だしねぇ。

 

「ルバイヤート甲州醸し2020」・・・オランジュ・グリって蜜柑を醸しているワケじゃないからねぇ

カッテヨカッタ・・・今年の品は、ですねぇ、コレってオダイと同じ内容になるので、例によってカタカナで書いたりしてオダイにカテゴライズされないようにしている。

本当にヨカッタものって、そう簡単に誰にでも伝えられるのだろうか?万人ウケするとは思えない「酒」のコトなど、やっぱり大騒ぎされないように伝えたいものだ。当ブログは、「酒」の魅力を多くの人に伝えることが目的ではないからねぇ・・・ワガハイの痴呆防止と、ナニ呑んだか忘れないようにという備忘録だからなぁ・・・。

だが、紹介した酒を一つでも呑んでみて「こりゃあ、美味い!」って思われたら、多分・・・他の酒も結構イケルと思うんだなぁ。嗜好の合った人ならば、多くの酒に納得されると思うのだ。そしてどの酒蔵も、大量生産しているワケではないからな。ソ~ッと呑みましょうな。

 

とにかくワガハイの行動範囲で入手出来る酒としては、何と言っても今季も川西屋酒造店のお仕事に、毎度感心し、感動したなぁ・・・「丹沢山」「隆」は、有り難いことに入手しやすい環境なので、本当に恵まれている。そして少し足を伸ばせば「杉錦」も入手出来る。通販という方法もあるが、やっぱりネットでは見えてこない製品も時々あるからねぇ。それに酒販店に行けば、いろいろレアな情報も聞けるしね。

ところで、昨今は日本酒の流通過程での劣化っていうのは少なくなってきたのだろうか?スーパーで購入した日本酒でも、かつてのようなトンデモナイしろものには出会さなくなってきた。生酒は冷蔵ケースに陳列されているし、直射日光に晒されるようなところに陳列されていることもまずない。そしてデリケートな種類の酒に関しては、特約店などに限定して卸しているようにも思う。

一方、国産ワインに関してはマダマダだなぁ・・・陳列ケースにズラリと並べてスポットライトなんか当てている。幾らLEDライトになったからと言っても、やっぱり瓶を手にするとなんとなく温い感じがしたりする。まあ、商品の陳列っていうのも売るための見栄えだからなぁ。

その点、日本酒の方がラベルとかが派手じゃないんだろうか?ライトの当て方もワインほどではない。ズラリとならんでいてもキラキラ感が少ないからなぁ・・・ポリポリ。ワガハイ的には、薄暗くても旨酒はキラキラ感に満ちているけどねぇ。己の脳内でスポットライトを当てちゃうからな。

やっぱり酒の品質管理について、もっと一般的に知られるようにならないとイイ感じにならないんだろう。それでも昔から比べれば格段に良くなっているが。以上、イオンやヨーカドーといった大手ショッピングモールなどの酒売場を念頭に、書きましたな。(ま、専門店で買うに越したコトはないケド・・・スーパーの売場の向上は重要だからねぇ。)

 

さて、ワインは火入れ日本酒のような安定度は望めないだろう。それをやろうとすると、妙なコトになってくるだろうし、止めてもらいたい。とりあえずはスクリューキャップにするコトだな。コルク栓は、ソレなりに管理して貰わないとねぇ。リーズナブルなワインは、もっとスクリューキャップを活用して欲しいですな。陳列棚では熟成よりは劣化の方が進みやすいだろう。コルク栓の僅かな空気の流通は、仇になるコトが多いと思うんですな。

 

で・・・このワインの話になる。

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ルバイヤート甲州醸し2020

端的に言えば、このワインは我家の食習慣にピッタリだった。今、追加購入を考えている。在庫があることを願っている。淡くも美しいオレンジ色を見せるために透明瓶に入れられ、コルク栓である。

このワイン・・・果たして長いこと熟成させるよりは、ソコソコに呑んでしまった方が楽しいような気もするのだが?透明瓶だから、そのまま流通させるのはど~なんだろう?コルク栓だしなぁ・・・?

こういうワインはスクリューキャップで、UVカットの袋にでも入れて流通させるか?それ位のコトは、デリケートな日本酒では行なわれているからなぁ・・・。ま、蔵で直接購入したから瓶のままだったが、流通させる場合は何らかの方策が為されているのかもしれない。少なくとも新聞紙で巻く・・・とか。

 

ルバイヤート甲州醸し2020」は、遅摘み甲州種を昔ながらの葡萄酒をイメージして造ったらしい。遅摘みだから酸のカドはとれている葡萄なんだろう。糖度の上昇もある程度は期待出来るだろうが、酸が穏やかになる方が香味への影響は大きいのではないだろうか。そして果皮から滲み出た色素と渋味が、このワインの特徴だな。(ひょっとすると遅摘みにした理由は、色素にあるかもしれないけどねぇ。)

甲州葡萄を生食したコトがあれば分かると思うが、素直な甘さの葡萄で、他の様々な品種の葡萄を食すと、その特徴の淡さに記憶から消えてしまうコトもあるかと思う。だが、それは皮を剥いて種を出して食べているからである。甲州葡萄は皮も種も食うべし!っていうのがワガハイの方針である。皮の渋味をアクセントとし、時々は種もガリガリ囓って味わうのである。それをやったからといって、腹を壊すようなコトはない。

もっと詳細に言えば、皮を半分剥いた状態で食したり、種も一粒だけ囓ったり、或いは囓らなかったりと加減しながら味わうのである。これは実に香味が複雑になって楽しいのだ。それは巨峰でも同じだが、特に甲州種は淡泊だけに、その効果は著しい。

ま、そういう葡萄の食い方をしている人間なんで、まさにこのワインは甲州葡萄の味わいの要素が表現されていたなぁ・・・実に面白~い!シンプルな調理法による料理との相性が良い。ワガハイはスキレットで野菜や豚肉などを僅かな塩を用いて調理したモノと合わせたが、イイですぞ!

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裏ラベル

いわゆるオレンジワイン(オランジュ・グリ)というところなんだろうねぇ・・・ピノ・グリとかのヤツを呑んだコトがあったが、甲州種では今回はじめて呑んだ。甲州葡萄の果皮の色が、このような発色になるんだなぁ・・・と感心した。まあ、オレンジ色というよりは黄味を抜いたピンク寄りの発色ではある。呑んでしまったから空瓶しか手元に無いので、その色を画像で示すコトは出来ないが・・・まあ、何処かのサイトで画像は見ることが出来るからイイだろう。

製法に関しては赤ワインでもなく、白ワインでもなく・・・「醸し」っていったら赤ワインや日本酒的な発酵になる筈だが、ワガハイが蔵の直売店で、

「開放タンクで醸造したんですか?」

と言ったら、「正確には醸しじゃないんですが・・・」と、コトバを濁していたからなぁ・・・ポリポリ。そういう意味合いで「醸し」とは言ってないんだろう。ま、マセラシオン長め・・・っていう状態が「醸し」状態に似ている?そんなイメージからだろうか?ま、正確にはマセラシオンっていうのが醸しっていう意味だからねぇ・・・でもまあ、果皮などを長めに漬け込んだ、っていうコトを指しているんだろう。

 

コロナ禍でなければ、しつこく根掘り葉掘り聞くところだったんだが、手短に購入を済ませるのもマナーではあろう。それに面倒くさい客に思われてもねぇ・・・そういうコトで、とにかく呑んで美味けりゃソレでイイ、ってなワケで、コレはワガハイの稚拙なオレンジワインの知識での妄想に過ぎない。なんか、製法にはいろいろあるらしいからなぁ。