Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

「長期持続可能」と「長期熟成可能」は相容れないのだろうか?

海外へ向けての発信力の弱さが言われるようになってン十年が経過した。ワガハイも若かった頃は、この言われ方に関して同感していた。そして世の中で盛んに使われるようになる前から、プレゼン能力とプレゼン方法について先輩から指摘され続けてきた。関わった学校や業界が、デザインや美術に関わる領域だったからかもしれない。

まだその頃は、超難関国立大学出たての知人で、一部上場企業の経理部に就職した彼は、プレゼンという言葉にリアリティがなかった。それはおそらく、経済領域ではプレゼンという言葉が流布していなかったのだろう?或いはたまたま彼の学んだ大学では使われなかったのだろうか?

 

まあ、そんな時代だったのである。そして冒頭の業界だけでドップリ浸かった生き方だけしていたら、ワガハイはまた、表面を滑り続ける志向・思考のスピード競争に明け暮れる価値観の中で生涯を終えるコトになったのかもしれない。

ワガハイが中年に差し掛かった頃、某私立有名美術大学教授と知り合いになり、幾つかの仕事もご一緒したが、その彼も学生のプレゼン能力と海外発信力を高めるコトについて力説していた。でもそれは、その語りそのものがシュプレヒコールであって、導くストーリーは無かった。

彫刻という分野にまで、プレゼンテーションが重要だと教育する時代になってしまった。まあ、彫刻コンペ・・・マケット審査で受賞しなければ、作品として具現化というコトが無い世界だからねぇ・・・そうして街中に不思議な物体が現れ、アートの社会性についても、もっともらしい後付け的な理由で語られるようになった。

 

理解・納得・行動・・・プレゼンテーションの循環(基本)だが、そうして表現も変わりましたな。故に「名状しがたい感動」であるとか、不条理そのもののような創作は、絶滅危惧となったように見える。創作ってぇヤツは、別に理解して始まるとは限らず、納得のいくものでもなく、行動というようなしっかりしたコトでもなく・・・ダラダラと為体(ていたらく)的なもんだったんじゃない?(小説家もスタイリッシュになったもんなぁ・・・「檀一雄 著 火宅の人」ってなワケにはイカンのだろうからなぁ・・・)まあ、そういうコトではない時代・・・それがコンテンポラリーのようですな・・・一応だが。

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昨日から木曽馬籠宿の秋の画像でお楽しみ・・・という企画 撮影:2010年10月18日

そういう時代の流れの中で、時に様々なモノやコトを載せ替える時というのがやって来るもんだ。アナログをデジタルに置き換える・・・それは比較的最近、経験したコトだ。そしてそのたびに、時代は益々横滑り速度を高めているように感ずる。熟成などない。

SDGs・・・Sustainable Development Goals の略なんだそ~だ。持続可能な開発目標ってぇヤツだな。ワガハイはSuginishiki(杉錦) Daiginjyo大吟醸 Ginjyoshyu吟醸酒 の略だと思ったねぇ~(ま、その程度の脳ミソの持ち主なんで)。まあ、外務省の該当HPなど読むと、端的なプレゼンであるな。

SDGsとは? | JAPAN SDGs Action Platform | 外務省

当ブログで某国外交官が批判した外務省である。

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「長期持続可能」と「長期熟成可能」は相容れないのだろうか? たぶん、一生掛けて研き上げる技術など、その多くが時代の要求に取り残されてしまう。学んだコトを受け継ぐのではなく、場合によっては土台にも出来ずに一旦放棄し、新たなものを築こうとする・・・変わり身の早さが適応力でもあろう。パイロットになることを夢見ても、大人になった頃には旅客機もドローンだろう。航空業界に関わりたいならば、CAの方がまだ延命するかもしれないし、整備士ならドローン化しても暫くは必要とされるかもしれない。

 

日本の自動車産業は、電気モーター仕掛けのクルマに移行する大勢の最中、果たして内燃機関に拘ることがイイのかどうか?どの技術が残っていくかというのは、技術的な優劣とは限らないからなぁ。

水素を充填する方法だと、水素をステーションまで運ぶ手間が必要だし、新規にパイプラインを敷設するとなると大がかりだ(大がかりなコトは環境負荷がデカイだろう)。パイプラインよりも送電線の方が簡便だと思うし、増設が必要としても既存設備が使えるだろう?それが燃料電池と水素そのものを内燃機関で燃やす手法の気がかりな点だ。またもビデオテープ規格でのVHSとβマックスのようなコトになるんだろう。

 

多様な選択肢というのは、聞く耳には心地よい言葉だが・・・ナニヤラ既に答えは出ているように見えるんだがなぁ?

 

※ 杉錦ならば生モトや山廃酒で熟成が楽しめますな。

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当ブログは他にも「杉錦」の記述多数。最近ちょっとご無沙汰なんだが、ソロソロ宣言解除だし・・・静岡県まで買物に行きますかな?

 

ありがちな未来像を描き変えた方がイイのでは?

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木曽馬籠宿 撮影:2010年10月18日

秦野(神奈川県)は、渋滞の宝庫である。で、某箇所の渋滞を避けるために南が丘から震生湖方面へ裏道で抜けてしまおうと思った。丘陵地帯の畑を抜けていく景色の良い道だ。散歩されている方もおられるのでノンビリ走ればよい。ワガハイは時々、震生湖入口の駐車場にクルマを置いて、この辺りを散歩することがあるのだが、表丹沢の山並みを一望出来たりしてイイ環境なのである。

だが、昨日は事情が違った。坂を下りはじめると突然目の前に警察の皆さんが横一列に並んで黄色い規制線を手にしているのである。

????・・・・

仕方ないので右折して下の道を行くコトにしたのだが、規制線の遙か先にナニヤラ札のようなモノが沢山斜面に置かれているような・・・(現場検証?)

ここでしたか・・・今朝、ヘリコプターが墜落したという現場は。

こう書くと、その辺りの画像をブログに載せるというのが普通かもしれないが、操縦されていた方は亡くなられている。既に報道関係は取材されているのだから、ワガハイが撮影したところでどうというコトはない、と思うので、現場の邪魔になるのもナンだからそのまま通過した。

他者を巻き込む人身事故とならなかったようなので、それは不幸中の幸いではあるが・・・天候も悪そうではなかったし、原因はなんだろうか・・・機体の問題なのか?

 

若い頃、ヤマハのXT-250Tというオフロードバイクに乗っていた。木曽路妻籠、馬籠宿に行ったのも、バイクでのツーリングだったねぇ。で、パンクして偉い目にあったんだが・・・。

以前、当ブログでも書いたと思うんだが、初夏の和菓子「ほう葉巻」を買うためとか、単にこの地域が好きなのでフラフラ気分転換に出かけたりとか、一時期、頻繁に中山道を走った。そして二度!飛び石でクルマのフロントガラスが割れた。なんだかイイ記憶がないみたいな話なんだが、それでも木曽というのは気になる地域なのだ(今の季節なら栗菓子だろうなぁ・・・)。

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飛び石も、運が悪ければ大事故に繋がるコトもある。それにちょっとした避けきれなかったゴミのようなモノをタイヤが踏みつけたコトでパンクになることもある・・・これが若い頃のツーリングでのパンクだ。

それは、対向車が弾いたゴミを避けられずにリアタイヤが踏んだ・・・コーナーリング中のことだったので、タイヤの軌道が内輪差でズレるから、フロントタイヤはかわせたものの、リアで踏んづけた。なんと!紙袋の中には釘が入っていたのであった。少し走るとリアタイヤが拠れるような感触が出たので、バイクを停めて見ると空気が抜け始めていた。

 

ヘリコプターでまさかパンクや飛び石っていうのが事故原因ではないだろうが、オートローテーションで降りるというような状況ではなかったんだろうか?と、ヘリコプターに関する僅かな知識で思うのは浅はかなのだろうか?空中での緊急事態を想定した訓練って、自家用だったら頻繁にやらないかもしれない。

空飛ぶ自動車なんていうのがいずれ実現するなら、それはそれで厄介なコトになりそうな感じだ。宅配ドローンが飛び交い、タクシーも空を飛び、カラスも飛ぶし、危機迫ればゴキブリだって飛ぶ。オマケに領空侵犯した戦闘機が飛来したコトだって昔はあったんだから、これからもあるかもしれない。

 

宝くじにでも高額当選すれば、庶民でも宇宙旅行が実現出来そうになってきて、ロケットに乗って大気圏外から地球を眺めるコトが出来る。ロールスロイスに乗ったところで、走るのは地上の同じ道だからなぁ・・・でも、ロケットってぇ技術は、弾道ミサイルと重なって見えてしまってねぇ・・・そんなモンに大金払って乗るならば、毎日ロマネコンティ呑んだ方が趣味イイ、って思うんだがねえ・・・

 

やっぱり人間は地面を這いつくばって生きていくのが本分だろうなぁ・・・あまり本来的ではないところには居たくないですな。そしてサッサと、高層ビルが建ち並び、立体的な道路が縦横に走り、地下空間にインフラが整備され・・・といったありがちな未来像を描き変えた方がイイと思いますな。

トヨタのウーブン・シティというプランが、なんだかとても古くさく感じてしまうのは、ワガハイがひねくれ者だからだろうか?もっとも実証都市???・・・という「常に改善を続ける未完成の街」という位置づけらしいから、前もってナントナク ニゲミチ ガ ヨウイ サレテイル感じもしますなぁ・・・ポリポリ

 

庭を見ながら地球環境の問題を思い浮かべる・・・ソフトクリームは真冬の楽しみに?

一昨日の当ブログで秋明菊の咲き方が、2010年の方がイイ感じだったコトを画像入りで書いた。画像(証拠写真)というのは全くもって説得力のあるもんだ。妻も実感を伴ったようだ。だが「こんなにいっぱい植えてしまったのは妻だからなぁ・・・妻よ!スコップ買うから、この冬は庭をホジクッてくれんかなぁ・・・」という一件に関しては、全く触れることがなかった。ワガハイも特に追求はしなかった(このブログ上で結果的に追求することになるのかもしれないが)。

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植物を植える時に、地上部分のバランス・・・つまり見栄えで植えてしまう。隣同士の植物の性質を考えるコトが疎かになる。そうして密植されてしまう。花などは植えた時から暫く程度の期間の色や丈のバランスを考えはする。でも、それが通年でどの様になるのか、あるいは宿根草だと数年間のバランスと、それに伴う手入れなどを考慮しない・・・或いは想定しない。

なんかねぇ・・・生け花とは違うのである。生け花は幾ら花保ちの技巧があるにせよ、長期に渡って花瓶や水盤で楽しめるものではない。一方、土に植えるというのは、その植物の生き方を鑑賞する面があるだろう。植生っていうのは、地面の下を想像する楽しみというのもあると思うんですな。根張りでそれぞれの植物は勢力を競っている・・・そして負けると我家のローズマリーのように枯れてしまう。

まあ、このローズマリーに関しては限界が見えているにもかかわらず、周囲のアヤメなどを放置したのがいけなかった。アヤメも獰猛に勢力図を広げる・・・結構がっちりと根張りしてしまい、簡単には引っこ抜けない。それにイカンのは水仙である。水仙まで分球してガチガチになり、球根の下に球根があり、そのまた下に球根がある・・・状態にまで悪化しているにも関わらず、ワガハイは見かねて幾らか間引いたものの・・・ついにここ二年程は花を咲かせなくなった。

妻よ!庭を整理せよ!

捨てられない妻の性格のお陰で、ワガハイも捨てられずに今日に至っているのかもしれないが・・・我家の庭の地面下は、相当に危機的状況にあると思う。このまま対策を講じずにいると、次はユスラウメあたりが怪しい。その次はハナユズだ。放置すれば庭が砂漠化していくかもしれない。或いはスベリヒユが蔓延るかも・・・・「国破れて山河あり」的に、小さな庭が荒野になって行く・・・やがて草原が低木に代わり、森林になっていくかもしれない。そこにはどんな生物が生息するのだろう。それを観察していくというのも興味深いかもしれない・・・だとすると長生きしなければならない。

小さな庭がやがては森林に・・・ああ、なんと壮大な物語であろうか!

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ヤマトシジミZizeeria maha]とアメリカセンダングサBidens frondosa]だと思う
撮影:2008年10月19日

庭を見ながら地球環境の問題を思い浮かべる・・・真鍋 淑郎(しゅくろう)さんのノーベル物理学賞の受賞という二ユースに、♪ 名前を聞いても分からない・・・ワガハイであったが、地球温暖化モデリングの研究者と聞いて、若い頃に科学雑誌だっただろうか?で読んだ話だと分かった。

庭を眺めていると思いますな・・・地球の方が圧倒的に規模がデカイが、我家の小さな庭でさえ、対処が遅れている。同調だか正常化だかのバイアス・・・ではなく、ものぐさバイアス?とでも言うようなコトがあるのかどうか知らんが、限られた環境下での全体的なバランスというのはあるだろう。妻よ!やはり庭をど~にかせんとマズいぞぃ!

勿論、温暖化のメカニズムは脱炭素だけで済むはずはない。熱源全体をリファインしないといけないだろう。ノーベル賞受賞で喜んではいられない。何故ならその研究内容は人類滅亡の物語への警告と思えるからだ。

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撮影:2010年10月16日

なんかねぇ・・・今日はカタイ話になっちゃったなぁ。温暖化が進むと「脂肪と糖の摂取スタンド」で慌ただしいコトになっちゃうだろう。しっかりと味わう楽しみが減りますな。もう、間近に迫ってきていると思うんだが、真夏のソフトクリームは、金払って受け取った瞬間に崩れ落ちるだろう。もはや現在の提供方法が通用しなくなる時が近づいている?

まあ、カップに入れて提供されて、スプーンも要らずにズルズルと冷えた味噌汁を啜るような食べ物になるかもしれない。スプーンが要らないならばゴミは減るから、ゴミ問題には一応好ましいかもしれない。そしてズルズル啜る食べ方になるなら、具材として様々なドライフルーツやらチョコレートチップやら、そういうモノを加えるという新しい提供スタイルが生まれることだろう。

或いは、ソフトクリームは真冬の楽しみになるかもしれない。

じゃあ、真夏の楽しみはナンなんだ!?・・・・・・真夏は断熱シェルターで冬眠ならぬ夏眠ですかな?ま、それでも人間は生きていくんだろう。そんな環境になってしまったら、ワインや日本酒を楽しむなんてぇコトも出来なくなるなぁ・・・コレに代わる楽しみってぇヤツはナンだろうねぇ?

どんな困難な状況でも、楽しみは見つけないとなぁ・・・人生、楽しまないとなぁ・・・。果たして逆境も楽しみにしてしまう達人に、なれるものだろうか?

 

本日の画像・・・シジミチョウは以下リンクにも画像あり!

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何となく男前っぽく・・・叔母は「麻生さんステキ!」と語っていた??

小松菜[Brassica rapa var. perviridis]が好物だ。子供の頃から母親に小松菜をリクエストしていた程だ。ホウレンソウよりも小松菜なのだ。柔らかいところをよ~く洗ってから生で食べてみると分かるのだが、クセの少ない野菜と思いきや案外ワイルドで、大根に似た辛みや香りが感じられる。これがナンとも爽やかな香味でニンマリしてしまうのだ。そして食卓に上る野菜の定番であるアブラナ科の野菜だ。

アブラナ科の野菜は、あまりにも多いからねぇ・・・

東京江戸川区新小岩の駅から徒歩15分位だったかなぁ・・・区役所方面に向って商店街を抜けて香取神社がある。小松菜の由来が伝わる神社で、小松川だから小松菜という名前だったと思う。徳川吉宗命名したと思ったんだが・・・たぶん間違いないと思う。

徳川吉宗ですぞ! 暴れん坊将軍だからねぇ・・・?

 

昨日の夕方は、まあまあイイ感じの小松菜を入手していたのが野菜室に入っていたのを思い出し、お久しぶりに「小松菜の煮浸し」を作った。酒のつまみの準備のつもりだった。油揚げにシラスを少々加えた贅沢仕様の煮浸しで「コリャア、良いぞ!」と悦に入っていたんだが・・・考えたら酒の準備をしていなかった。

小松菜の煮浸しは、日本酒に合わせたい。ところが、ワインはあるが日本酒を買い忘れていた。まあ、そういうドジもあるわな。しかし、ブログに書いておくと便利なもんで、今年の6月26日に「特別純米酒  國香 雅の粋」を呑みつつ、小松菜を楽しんでいたコトが分かる。

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だが、今回の「小松菜の煮浸し」は國香にはちょっとやり過ぎであって、もう少しシンプルにした方がイイかもしれない。やっぱりシラスは抜いてイイかな?

 

これだけ「小松菜の煮浸し」について書いているのに、これは本題ではない。というのも、コレを作っているときにフト思ったんである。地震が起ったら・・・スマホから例のけたたましい警報音が鳴ったらどうするんだ?

で・・・先ず思い浮かんだのが、ここまで作って台無しにしたら勿体ないから、フライパン持って何処に身を隠すのが良いか?であった。ということからも、酒呑み中に警報音が鳴ったら酒瓶抱えて右往左往することになるんだろう。

対処法として、こりゃあ!全くダメだ。

だが、真っ先に浮かんだコトがこういう内容なので、強制的にもっとまともな対処が出来るように習慣づけておいた方がいいなぁ・・・などと考えてしまったのだ。

そして朝起きると・・・震源が遠かったからスマホの警報音に叩き起こされるコトはなかったが、本日未明に青森県で最大深度5強という地震があったというニュースだ。ワガハイの敏感な感覚が、「小松菜の煮浸し」を作りながら、離れた東北の地震を予知していたのかもしれない・・・などというコトは断じてない。単なる偶然にもならない程度のコトだろう。

 

だが、嫌~な予感というのは時にあるし、的中してしまうことは多くの人にあるんじゃなかろうか?ただ、それを人に言うか言わぬか、である。世の中ど~なるか分からんのだから、とりあえず色々な言葉を発信しておけばナニガシカに繋がるかもしれない・・・

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特に内容とは関係ないんだが・・・画像が無いのも寂しいからねぇ
撮影:2008年10月13日

岸田文雄首相について「・・・何となく男前っぽく見える顔がいい」という麻生太郎前副総理兼財務相のコトバも、シャレのようだがナニガシカの裏読みが出来るのかもしれない。「何となく・・・」という言い方が、解釈によっては微妙だ。

財務省退任の“麻生節”は「まだ何もしていない(岸田新内閣)のに支持率が上がっている。こちら(前内閣)は立派な成績を出しても支持率は下がった」である。ナニを言うか、である。支持率は遅かれ早かれ下がるもんである。下がるから退任になるんである。

でもまあ、麻生さんが若かった頃は、やっぱり何となく男前だったんじゃなかろうか?(人間生きながら顔を作っていくモンである・・・今が男前かどうかは個人的趣味の領域だが、ご本人のコトバの裏には何となく岸さんへの嫉妬があるかなぁ?)

ワガハイの叔母はその昔「麻生さんステキ!」ってテレビで見ると嬉しそうだった。1976年モントリオール オリンピック クレー射撃日本代表だったからねぇ。オリンピック選手で政治家ってぇのが魅力的だったらしく、叔母は一生独身だった。果たしてソコまで麻生ファンだったのかは知らんが。

叔母のコトバに対して父親(ワガハイの祖父)は、「セメント屋の倅のどこがいいんだ?強いて言えば、私は鉄筋の方が好きだ」と語った。そのココロはナンなのか?というと、セメントは重たくドロドロしていて固まると型枠通りにコチコチだが、鉄筋は曲げたり溶接したり出来る・・・というようなコトを言ってたなぁ。祖父の思いはよ~分からんが、たぶんドロドロ、コチコチという質感が嫌なんだろう。

 

何となく・・・いろいろな言葉がマスコミを通じて記録されて流布していく。政治家の、特に政権に関わる人間という動物の言葉は様々な意味において珍重される、というコトを、なかなか麻生さんは理解されていると思いますな。内閣総理大臣就任時の主な景気対策の中には、エコカー減税・エコカー補助金・家電エコポイント制度なんてぇのが見られたが、案外この政策によってエコの意味が変化してしまったかもしれない。

エコってどういう意味なんだろう・・・Ecology or Economy??? 両方の意味を掛け持ちしているのが現在の使われ方なんだろうが、はじまりは環境にいい、という意味合いだったと思うんだがなぁ?もう、財布にエコってぇ意味合いが主流のように感じますな。というわけで、環境問題もお財布(財政)も前途多難ですな。

 

今日は小松菜に始まり、少し遠くまで散歩する感じで書いているようだが、小松菜は徳川吉宗であるから、享保の改革 である。昔々、歴史のテスト勉強で暗記しましたなぁ・・・大して意味も分からずにねぇ・・・その内容は「財政再建」「官僚制度改革」「司法制度改革(大岡忠相)」「医療政策(小石川養生所の設置)」ってな感じだったと思う。なんかねぇ・・・現在の政府と同じコトに見えるよねぇ。政治っていうのもナカナカ伝統的なもんですな。
して・・・岸田内閣は「時代共創内閣」と名付けたらしく、「私が目指すのは新しい資本主義の実現だ」と述べ、成長戦略とともに富の再分配を重視する考え・・・(って、それってアタラシイ コト デスカ?)。「新しい資本主義実現会議」を設置し、ポストコロナ時代の・・・なんだそうだ・・・ふ~~ん?アタラシイ シホンシュギって??

 

さて、新しい時代に楽しさはあるんだろうか?穏やかな優しさのある豊かさは享受出来るのだろうか?さて、またワガハイは小松菜の種でも蒔くことにするかな。蒔かなければ自前の新鮮な香味の豊かさを享受出来ないからなぁ・・・ポリポリ

あっ!新しい小松菜の種を買ってこよう!発芽率が違うからな。

 

秋明菊(シュウメイギク)2010年の方が圧倒的にイイ感じに咲いていた

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秋明菊 [Anemone hupehensis

秋明菊シュウメイギク)は中国・台湾原産で、キブネギクとか秋牡丹と呼ばれることもあるらしい。菊といいながらキンポウゲ科 イチリンソウ属だ。草丈30~150cm(NHK 趣味の園芸)と図鑑のデータ的には書かれているが、今季の我家では咲く場所を求めて都合180cm程は伸びているかもしれない。

とにかく妻のギシギシ密植方針によって、他の植物たちの隙間を縫って伸び続け、フェンスの先に顔をだして開花した。これが以前の環境では、他の植物たちも大きくなっていなかったからだろうが、草丈50cm程に収まっていたのではなかろうか?

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2010年の秋明菊

画像を比べると明らかだが、2010年の秋明菊の方が圧倒的にイイ感じに咲いていた。狭い庭だから尚更だと思うんだが、実情は庭というよりも大きめのプランター的な環境とした方が合っていると思われるので、やっぱり適当な間引きっていうのが必要になる。

もう、密生状態でど~にもならない。風通しを良くするために梅雨前には一応間引いておくんだが、そろそろ地面の下の問題が生じてきたようだ。先日は元気の無くなったローズマリーが急激に衰えて枯れてしまった。これなど、絶対に回りの植物の勢いに負けてしまったのだ・・・しかも地面下の競争で。

幾つかの植物に関しては、根を整理した方がイイのかもしれない。でもソレは、なかなか大変な作業になる。既にスコップはダメになってしまったので買い直す・・・というのも面倒だ。「スコップ レンタル」で検索すると建設機械レンタルの会社になってしまう。なんかねぇ・・・大袈裟だ。ホームセンターのレンタルはインパクトドライバーとか丸鋸とかで、スコップってぇヤツは見当たらない。そんなの自分用に買え!って話なんだな。

でもまあ、使わないで長いこと置き場も無く、庭の片隅に置いておいたから我家のスコップは朽ちてしまったのだ。新品で買っても同じ運命を辿るだろう。ならばレンタルの方がイイと思うんだが・・・とりあえすスコップのレンタルは見つからない。

 

どのみち、今の季節に外仕事を頑張ると喘息のモトである。ブタクサの季節だからねぇ・・・秋っていうのも、春に負けず劣らずアレルギーの宝庫だからなぁ・・・。鼻水やクシャミで済んでいるうちはまだマシですぞ!そういう症状の方は多いと思うが、侮ることなかれ!悪化させないように気をつけて下さいな。ワガハイも相当に気をつけていたんだが、喘息の発症は小児喘息の時も、大人になってからの再発も、季節は秋だったな。

庭を大がかりにホジクルとすると、やっぱり冬かぁ・・・植物が休眠している状態の方がやりやすいという理由でも、冬かなぁ。ああ、面倒だなぁ・・・こんなにいっぱい植えてしまったのは妻だからなぁ・・・妻よ!スコップ買うから、この冬は庭をホジクッてくれんかなぁ・・・。

 

ところでスコップではないんだが、体力の衰えを感じつつ、今まで工作するには手挽き鋸で頑張ってきたんだが、いよいよ充電式マルノコの誘惑にウジウジしている。

マキタ充電式マルノコ
HS301DSH
HS300DW

小さなマルノコだが、ワガハイの工作にはかえって丁度良いサイズだと思う。本格的に大型のモノでは持て余すからなぁ。こういう工具は、まあレンタル出来そうなもんなんだが、ど~もホームセンターのレンタル機材のマルノコは、もうちょっと大きいサイズのヤツばかりみたいで持て余すな。

 

ああ、結局ご購入!って方法しかないかねぇ・・・

 

鳥の糞攻撃からクルマの塗装面を守る・・・抵抗は止めてハズキルーペ買った方がイイのかなぁ?

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カワウでしょうな(若干カモが混ざっている)

洗車っていうのは面倒だが、時々やらないとクルマが傷む。それに素人の出来るメンテナンス作業のひとつだからなぁ。

背の高い車種や大きな車種っていうのは、屋根を洗うには脚立の乗り降りが伴うし、洗う面積が広くなるので面倒くさい。洗車機は昔のものに比べて出来が良いので、塗装を傷める心配をしなくても良いレベルになっている、とも言われるが・・・巷の全ての洗車機がそのようだとは到底思えない。

それで、結局自分で手洗いするのが一番確実である。何でも出来るコトはDIY ! である。洗いながら小さな傷を見つけることもあるし、早めにタッチアップしておけば、サビが進むことも防げる。ただ、この補修が面相筆使って細かい作業・・・塗料の点打ちになるから、最近は辛い。老眼というのは眼鏡で補正してもど~にも見にくい。

 

若い頃、親達が老眼鏡をかけていながら細かい作業を嫌った理由を、実に実感している昨今だ。やっぱり抵抗は止めてハズキルーペ買った方がイイのかなぁ?と、少々、不買抵抗値が下がってきている。なんで買わないか、というと単純な理由だ。

あの、舘ひろしさんが・・・あぶない刑事の彼が・・・「ハヅキルーペだ~い好きっ♥」ってやる姿が嫌だからである。見事にあぶない刑事のイメージが狂った。舘さ~ん、仕事えらんでょ~~~。

でもまあ、これはそれ程深刻なレベルの話ではないからねぇ・・・やっぱり年齢を重ねてきた舘ひろしさんは、益々シブくなってきましたな。あと柴田恭兵さんも渋い!あのドラマのような内容は、現在では制作出来ないだろうシーンがイッパイあって、それも含めて再放送などは見ますな。そして楽しませてもらうんだが・・・中条静夫さんだよな、いい役者さんだったよなぁ・・・なんかあの姿を拝見すると涙がにじむもんなぁ。

 

で・・・当ブログはアフィリエイトやってないんで、宣伝してもな~んも利は無いんだが・・・

東映ビデオ株式会社では、HDリマスター版「あぶない刑事Blu-ray BOX」を発売するらしい・・・<フィギュア付き限定商品>なるものもあって、その予約締切は2021年10月26日(火)というコトである!なんと今月末ではないか!

ココロ揺すられるのは、東映のワルノリぶりである!ただフィギュアが付く程度ならば、な~んにも揺さぶられるコトはない。なんと・・・〈ユージが愛用するリボルバー缶コーヒーを用意。劇中に登場する白い粉(砂糖)アタッシュケース警察手帳タバコを持った手などの小物も付属。〉!!

このワルノリにココロ揺さぶられるんである!発売予定日は2022年9月14日で、41,800円(税込)・・・ああ、ああ、冷静になって判断しよう。

 

繰り返すが、フィギュアのコレクション趣味は無いんで、それだけだったらど~でもいいんだが・・・小物の付属がねぇ・・・これは見ながらしばしニタニタした時間を過ごせそうではないか。気になる人は、東映ビデオ(株)のサイトを見ればよい。そしてニタニタ締まりのない顔をすればよい。

 

ということで、本日は大いなる脱線逸脱事故に位置付けられるような内容となった。冒頭の画像はいったい何だったのだろうか?

つまり、洗車ネタで始めたのは鳥の糞の話をしようとしたのだ。で、洗車して綺麗になったクルマって、なぜか翌朝には鳥の糞がボテッ、と付いていたりするのだ。だが、数年前から使っている「ワコーズ バリアスコート」のお陰で、固形ワックス使用時よりも圧倒的に鳥の糞の固着が少なくなった。割と簡単に・・・あるいは雨が降れば流れ落ちてしまう。新車時にディーラーお勧めのガラスコートをやって、その効果が薄れてきてからというもの、「ワコーズ バリアスコート」で充分だと感じている。これは忖度なしでお勧め商品ですな。

 

またも逸脱を始めた・・・冒頭画像は、たぶんカワウ[Phalacrocorax carbo]であろう。撮影地は神奈川県足柄上郡山北町の三保ダムの下である。撮影機材がオリンパスなんで、35mm換算すると420mm程度の望遠レンズってコトになると思う。ワガハイは、鳥の撮影を趣味とするワケではないので、これ以上の望遠レンズは所有していない。でも、なんかユルイ感じでイイナァ・・・と思いながら撮影しておいた。

鵜の生態っていうのは詳しくないんだが、画面左上の崖の陰に巣でもあるんだろうか?時折往来が見られた。もう少し近づきたいところだが、ダム下流なんで立入禁止である。きっと彼らにとっては都合の良い場所なんだろうね。

 

以下リンク先に、三保ダムの洪水吐の画像があります。この画像の反対側にカワウが居たんですな。

etsuro1.hatenablog.com

 

 

1918年以来 受け継がれた技術の結晶・・・ヤベェ~率88% or 70%?

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カカオ70%って程ようござんす?

パッケージの裏側に〈1918年以来 受け継がれたチョコレート製造技術の結晶〉と書かれている「森永チョコレート カレ・ド・ショコラ」の、カカオ70%である。

日本酒でも、米を削りまくって(精米歩合のこと)大吟醸にすれば旨い酒になるというほどコトは簡単ではない。基本的に削るほどに味わいは薄くなる・・・淡味になっていく。淡いというのは美しさに繋がるコトもあるが、単に弱いだけになるコトもある。ただ、日本の文化性、習慣性に、淡さに対する美意識ってぇヤツは・・・一応まだ現存していると思うので、淡さは珍重されるというコトはあるかもしれない。

チョコレートも、単純にカカオ分を高めれば旨いというワケではない。カカオ率を高めていくにしても、使うカカオマスのクオリティーによって限界点というのは決まってくるだろう。「うわぁ~~~、これじゃ数寄者しか食えん!」みたいな結果になることもあるだろう。

それで、このチョコレートの裏書きには〈独自のブレンドや焙煎方法によって引き出される華やかな香りと味わい。滑らかな口どけが特徴のハイカカオチョコレートの逸品です。〉とある。確かに、値段からしても優秀な品質の商品だと思いますな。これがスーパーやコンビニで入手出来るというのは、当たり前になっているから感覚が麻痺しているのであって、相当に恵まれた環境だと思う。

「森永チョコレート カレ・ド・ショコラ」については、当ブログ以下の項でも書いているので、宜しければどうぞ。

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上リンク先では、カカオ88%のベトナム産カカオ豆というワケで、国レベルながら産地が示された。ベトナム国内の複数の生産者から集められたカカオ豆という意味だろう。一方、70%モノはブレンドであるから、量産チョコレートとして香味を一定に保つために、複数の産地の様々なコンディションのカカオ豆をブレンドして調整しているというコトだろう。焙煎加減も調整しているはずだ。

こういう仕事っていうのは、いろいろ成分を分析したりしているだろうが・・・決めテは人間の判断、テースティング能力にかかってくるもんだ。つまり人間が食べるんだからねぇ・・・人間の口っていうのもアテになるけどアテにならない厄介なシロモノだからねぇ・・・嗜好を持ち込んで判断したら仕事にならないから、こういう世界で働く人は訓練・資格になってくる。

 

コロナ禍になってから、ワガハイがず~っと危惧しているのは、このような仕事に従事されている人達の香味感性のコトなんである。味覚のスペシャリストが新型コロナウイルス感染症に罹患して、味覚嗅覚異常になってしまったら・・・最悪、人生設計を見つめ直さなければならない局面を向かえてしまう可能性もゼロではない。そして、有能な才能の持ち主がよりによって長期間、味覚嗅覚異常に苛まれてしまったなら、日本の食文化全体の将来に対して悪影響をもたらすかもしれない。

ワガハイのような趣味嗜好でモノ食って楽しんでいるのとは、ワケが違うのだから。

 

緊急事態宣言解除で、昨日も人が動き始めた。経済も回さないと死者が出るのだから、動かなければならないことになる。国も支援仕切れないんだからな。長いことコロナ禍の中に生きてきて、それぞれの立場の方々が、それぞれの学びを得ている筈なんだが、もたらされた学びの内容もまた、多様性に富んでいるようだ。永田町界隈の皆さんの学びと、庶民の学びは宇宙人と地球人ほどの差異があるように思うんですな。

ワガハイの学んだコト・・・というか再確認出来たコトは、上リンク先で書いたコトの上書きである。

日本の外務省は冷たい→日本政府は冷たい・・・ナニガ アタラシイ ジミントウ?

人事って輪番制のコトだったんだねぇ・・・あっ、これは発見かもしれない。人事なんてぇモノは無いね。人の話をよく聞いたとしても、理解度があったとしても、無視することが出来ればな~んの解決にもならないどころか、そりゃあワルだねぇ。裏見りゃヤベェ~(yABEeee)ですなぁ・・・ポリポリ

 

ヤベェ~率88% or 70%・・・?

 

追記

1918年(大正7年)は、全世界的に大流行したスペイン風邪(H1N1亜型インフルエンザ)はじまりの年であり、第一次世界大戦中だった。チョコレートのパッケージの裏書きを見て、1918年という数字を見て引っ掛かったんですな。