Etsuro1のブログ

関東南部で寝起きする男の戯言記録

散る藤も、残る藤も散る藤だからなぁ~・・・椅子を補修する

最近椅子に座っていると足を組まないと身体の水平がとれない感じがしていた。いよいよ身体も歪んできたんだな、と老いを意識したんだがナンカ変だ。ということで、椅子をチェックしてみると・・・

f:id:Etsuro1:20210413104113j:plain

ホゾ穴から抜けておる!

ということで、原因は椅子に故障発生だった。

この椅子は結婚する時に、テーブルと椅子を揃えようと家具屋さんを見て回っていたときに、納得する家具が見当たらなかった。ところがホームセンターに行くとアメリカ製の椅子のキットが売られていて、かなり気に入ったんですな。ナニが良いかというと、合板や集成材が一切使われていないということと、自分で組立てられるということは、後々壊れても自分で補修がしやすいということだな。

以来、ず~っと毎日座っているので、ホゾ穴がすっぽ抜ける程度の故障が起こっても不思議ではない。さあ、木工用ボンドを入れてはめ込んで、あとは一日程度静置しておけばいいわけだな。

f:id:Etsuro1:20210413105117j:plain

補修作業時間5分

安全を見越して今日一日は使用しないでおこう。その間は座り心地が良くないんだが、折りたたみ椅子を使っていよう。

本当は自分でデザインして椅子を作ってみたかったんだが、当時は時間が無かったな。でも、この椅子のキットはいい製品だった。キッチリと組み上がる精度があったし、とにかく長持ちしている。今でもどこかの輸入業者が扱っているのかもしれない。興味のある方は、家具のキットも選択肢の一つとして考慮しても良いですぞ。好きな塗装で仕上げると一段と楽しいもんだ。ちなみにこの椅子の塗装は油性ウレタン・ニスであるな(ワシン製のニスだ・・・以下の当ブログにもニスの話がありますな)。

 

etsuro1.hatenablog.com

 

etsuro1.hatenablog.com

 

さて、本日は朝からの雨で、藤の花の撮影も雨間をみながらとなった。花は散り始めている。たぶんこの段階で多くの人たちは藤の花を見なくなってしまう。桜でもそうだが、枝に残った最後の一輪まで意識を払って見るというような経験は、なかなか無いのではなかろうか?

散る桜、残る桜も散る桜・・・おう、この金さんの桜吹雪、見事、散らせるもんなら散らしてみなぁ~!

あ~あ、松方弘樹さんの演ずる東山の金さんは面白かったな。花の終わりをしっかりと見るというのも、静かな感銘があるもんですな。

f:id:Etsuro1:20210413110439j:plain

咲き終わりに向う雨間の藤だねぇ

また来年も、この藤の花を見たいもんだが・・・植え替えをやると花芽が付くかどうか?それともエアレーションで今期はダマすか?どのみち植替え適期は秋なので、花が終わってからの新梢の伸び具合を観察しながら考えるということだな。

植替えるなら、無粋なプランターは止めたいと思うのだが。とすると、そろそろ植木鉢を探す必要が出てくる。さて、植木鉢探しは不要不急であろうか?まったくもって、コロナ禍は動きづらいですな。丸太をくりぬいて、藤に合わせた植木鉢を作る・・・という体力は、残念ながらもう無いな。

※ エアレーション・・・鉢の土に棒を突き刺して穴をあけてやることで、根詰まりをおこして通気不良や排水不良になっている状態を緩和させる方法のこと。

f:id:Etsuro1:20210413111520j:plain

花も終わりますな

花が終わるというのは、やはり寂しいもんだ。だが、花だけが藤ではないからねぇ・・・ちょっと見ないでいるとビュ~ンと蔓を伸ばす様子は、なかなかヤンチャですよ!

f:id:Etsuro1:20210413111732j:plain

雨間があって助かった撮影

藤棚に仕立てると、上から見下ろすアングルではなかなか見ることが出来ない。

ヤマフジも咲いていますな。小雨ならしっかりとした雨具を身につけて、近隣の山を散策するのも楽しいのだが・・・予報では天気は荒れるようなことを言っておるからな。

藤は満開をすぎて・・・杉錦「天保十三年」はいつもピークだねぇ

f:id:Etsuro1:20210412112347j:plain

天保13年(1843年 江戸後期)創業

静岡県藤枝の酒蔵、杉井酒造が醸す「杉錦」だが、この「天保十三年」について書いてないことに気付いた。これは肝心なところが抜け落ちておったな。

f:id:Etsuro1:20210412112857j:plain

山廃純米酒です!

杉井酒造創業の年を掲げている酒ということで・・・というコトを言わぬまでも、呑んでみれば杉井さんが考えている酒造りについての基本形を示している逸品ではないか?と思いますな。

f:id:Etsuro1:20210412113116j:plain

裏ラベルだねぇ・・・

麹米と掛米の精米歩合が微妙に異なるところが、かなりこの酒の香味バランスに影響しているんだろう。もっとも微妙というよりも8%の差というのは、かなり大きな差と言ったほうがいいのかもしれない。

仕込みに使われる米の総量としては掛米の方が圧倒的に多い。しかし麹・・・モト仕込みに使われる米の品種や精米歩合というのは、香味の基本形と発酵の進行状態を決定づけるのだろうから、やはり麹米は掛米に比べてやや米を多めに削るというコトなんだろう。それにより、米のうま味を生かしながらスッキリとした雑味の少ない酒に仕上がるのだろう。

勿論、Etsuro1は日本酒を仕込んだことはない。だが、若い頃にパン作りでザワー種など起こしてランドブロートなどを焼いていたので、まあ、発酵のスターター(酒母)としての問題は、パン種と似たところがあるんじゃないだろうか?と思っておるんですな。

常温熟成酒ということだが不快な香りもなく、酸も美しい。これは造りがしっかりしている証しだろう。個人的な体質の問題かもしれないと断った上で・・・例えば「丹沢山」だが「飲み飽きしない酒」を蔵元自らうたっている。しかし飲み飽きどころではない!気付くとかなりの量が入ってしまう酒だ。だが悪酔いしたことがない。結構スッキリとアルコールが体内から抜けていってしまう。ユックリと杯を重ねていると、呑みながらもアルコールが身体から抜けていく。だから呑める。それは身体に良いんだか悪いんだかワカランが、呑めてしまうのだ。そして勿論「杉錦」も呑める!かなり呑める!だが悪酔いしたこともなく、スッキリとアルコールは体内から抜けていってしまう。したがってガッツリ呑めるし味わえる。

日本酒は醸造酒だが「丹沢山」も「杉錦」も、この抜け加減はまるで上質な蒸留酒を呑んでいるような感覚と思えるんですな。たぶん生成されたアルコールの品質が高いんでしょうな。そして醸造過程で生じる可能性のある、好ましくない成分は圧倒的に少ないんでしょうな。

量が呑める酒っていうのは、やっぱりいい酒なんですわな。テースティングだけではワカランことですな(ま、飲み過ぎ注意であることにかわりはないんだがね)。

 

一方で、新酒の状態で既に酸が崩れていて、アルコール自体のクォリティにも疑問符が付くような酒もいまだにある。何処の蔵とは言わないが、二口呑んで残りの酒が排水口に消えたものもある。昨年呑んだ日本酒の中では二つの蔵の酒が排水口に消えた。当然、二度と買わないだろう。

日本酒において「木香様臭」という代表的な問題臭があるんだが、あからさまな書き方はしなかったんだが、それってこのコトでしょ?って分かるように、昨年の当ブログには書きましたな。

 

さて、本日の我家の藤は・・・花が少し傷み始めてきたので、ピークは過ぎた。色の鮮やかさも少し落ちてきた感じがする。だが、それもまた独特の綺麗さがあると思うんですな。

f:id:Etsuro1:20210412121656j:plain

超広角レンズで接近撮影

オリンパス M. ZUIKO DIGITAL 7-14mm 1:2.8」で撮影。超広角ズームレンズなんで、いわゆる出目金レンズですな。もう、出目金と花が接触寸前状態での撮影でしたな。絞りは開け気味で・・・まあ、ナンダカよくワカランが、変な画像になったねぇ。

 

杉井酒造「杉錦」のお酒については、以下もご覧くだされ!

etsuro1.hatenablog.com

 

 

藤を食べないヒヨドリは天麩羅が作れない・・・「群馬泉」を買ってきたスバル中毒患者を思い出す

f:id:Etsuro1:20210411091528j:plain

群馬泉 淡緑 純米吟醸酒

群馬県太田市の酒蔵が醸す「群馬泉」のことを書く前に、同じく群馬県桐生市のことに触れる。思い出したことがあるからねぇ・・・忘れないうちに書いておこう。

少なく見積もっても30年前の話だ。昔話になりがちなのは、ワガハイが年老いた証拠でもあるんだが・・・たしか「桐生再演」という題名で、主に東京芸大出身の人たちが集まって展覧会をやっていたことがあったと思う。そのメンバーの中に知り合いが数人いたので、桐生まで出かけたことがあったな。有鄰館(ゆうりんかん)という場所が中心会場になっていたかな?そして街中の様々な所に実験的な美術?作品が展示?されていた。そりゃあ、面白いと思うものもあれば、疑問符だらけの作品?も沢山あったが、幸いなことに知人の作品は興味深いものだったのでヨカッタ。なんか神社の裏手に穴掘った作品というのもあったねぇ。氷室跡に怪しいものを吊していた作品もあったねぇ。

今ではあちこちで美術展が開催されるようになって、有名なヤツでは越後妻有の山里でやっているのがあったりする。ま、町おこし、里おこし的な意味合いもあるんだろう。楽しまれている人たちもおるのだろうから、それはそれでいいんだが・・・ワガハイ的には、あまりに山里の景観の中に展示されると、見たい風景の邪魔になるということもあるので、まあ・・・ポリポリ・・・ってな感じですわな。

それで桐生での展示というのは、結構先駆けだったかもしれないし、そうした街中での作品展示というのを受け入れた桐生の人たちの度量の深さ、っていうのもあっただろうな。なにせ「重要伝統的建造物群保存地区」というのがある桐生市であり、「絹撚記念館」というのもある桐生市だからねぇ。文化・産業の香り高い地域なんだろうな。でもまあ、本当に美術作品?ってなものを持ち込んでしまうような輩が、街の人たちを説得するというのも、ナカナカ大変だっただろうな。

 

桐生の話が長くなったな。ま、そこへ行く通り道に群馬県太田市があったわけだ。当時は圏央道もなかったので、神奈川県から行くには八王子、入間、坂戸、東松山を抜けていったな。長い道中だったねぇ。国道407号を北上し、利根川を越えれば太田市だ。太田市と言ったらスバル(富士重工)のお膝元ですな。ワガハイは別にスバリストではないし、あまり水平対向エンジンというのが好きではないんだが・・・(6気筒の水平対向はヨカッタけどね)。ま、ワガハイの同年代にはスバリスト、若しくはスバル中毒患者さんが多くてねぇ・・・だから本当はスバル批判をするとイイ感じではないんだが。ま、とにかくスバル工場の周りをウロウロして、居酒屋でスバル従業員と一緒に盛り上がる機会を狙って待ち伏せし、群馬泉が旨かったから一本買って帰ってきた・・・なんていうのが身近にもいましたな。

当時行きつけの近所の料理店に、その買ってきた群馬泉を持ち込んだ男は、富士フィルムの社員であったが、レガシィGTに乗っていましたな。で、ワガハイも味見させてもらえましたな。なかなか強烈な濃度感のある酒で、もう少し軽さが感じられた方が楽なこともあるんじゃ無かろうか?とは思ったんだが、でも誠実な造りをされているんじゃないか?と感じましたな。趣味に合うかどうかはともかく、いい酒蔵なんだろうなぁ・・・ってね。

そういう経緯があったんで、その「桐生再演」という展覧会を見に行くということを口実に、実は群馬泉を買いに行った・・・のか、群馬泉を買いに行くことを口実に「桐生再演」という展覧会を見に行ったのか?とにかく「群馬泉 純米」を我が実行力において入手したな。あらためて自宅で呑む群馬泉は旨かった・・・こういう酒呑んでスバルの人たちは水平対向エンジンのクルマを作っておるんか!と思うと、ぜ~んぜんスバルのクルマのテイストと違うじゃん!と思いましたな。ま、面白いことと感じたんだがね。

f:id:Etsuro1:20210411091600j:plain

裏ラベルだ

先月末、時々立寄る厚木の酒屋さんで、「群馬泉 淡緑 純米吟醸酒」を見つけて購入してみた。久しぶりの群馬泉だ。まあ、名前からして「淡い緑」となっていて、しかも純米吟醸だから、昔呑んだようなタッチの酒ではなかろう・・・とは思ったが、それはその通りであった。まあ、残草蓬莱ほどではないんだが、ガッツ系の香味ではありますな。和食ならやや古典的なスタイルに合いそうで、魚介類は試さなかったんだが、豚肉系の味には合いましたな。

日本酒度はソコソコだが酸度がしっかりあるので、スキッとキレる後味良好な香味ですな。そして米が「群馬若水100%」ということで、実に興味深い。ま、酒屋さんで購入した理由の一つがこの「若水」というわけだからね。「若水」という米は、醸すのが難しい米らしい・・・どの様に難しいのかはワカランが、相模灘のイケメンさんと話した時に、「若水は難しい米なんですよ~」ってことでしたなぁ・・・で、「丹沢山若水は旨いんですよねぇ~」と全くの同意見でしたな。他の蔵で醸された「若水」に関しては、ワガハイはど~もしっくりこないものが多くて、この米自体が果たして酒造に向いておるのだろうか?とさえ思ってしまったものだが、この群馬泉の若水で醸された酒は素晴らしい。やっと、川西屋酒造店(丹沢山の蔵)以外で「若水」で醸した酒が呑めることになりましたな。島岡酒造株式会社、バンザ~イ!!!

 

さて・・・

f:id:Etsuro1:20210411101402j:plain

2021年4月11日撮影

我家の藤が咲いている間は、藤のことを少しだけ書こうと思っておる。房が長くなってプランターになだれ込んでいるのが分かると思う。満開のピークは過ぎつつあるな。日の出の時間が早くなってきているので、本日は7時半の撮影だ。

ヒヨドリの飛来はブルーベリーの花を目指している。ギャーギャーと興奮の坩堝と化すヤツらの鳴き声は、実に不快なんだが・・・満開の藤の花は見向きもしない。藤の花は食すことがなさそうだ。何となくヤツらも分かっているのかもしれない・・・藤には一応、毒があるみたいだからね。花は天麩羅などにすることもあるが、それは加熱調理されているからであって、生食は・・・たくさん食べると食中毒を起こすかもしれないらしい。マメ科だからね。ヒヨドリは天麩羅作れないもんね!ヘッヘッヘ!

 

藤は満開・・・毎日のブログ全てが下書きレベルだね~

今週のお題「下書き供養」

何テェこった!今週のお題はまさしくワガハイにピッタリだ!

何故なら、毎日のブログ全てが下書きレベルだからだ。支離滅裂、行き当たりばったり、勢いに任せるだけ、書きっぱなし、下調べ不足・・・まあ、真面目に考えれば悔い改めるべき内容だねぇ。でも懺悔はそう簡単にはしないな。告解の裏で聞き耳立てる者に注意しなさい。脅迫されるよ・・・ってぇヤツは、中世にはママあったらしいからな。

と、妙に宗教チックな書き出しになったが、ソレもその筈・・・多くの人が不思議に思ったり、イカガワシク思ったり、嫌な気分になったり、邪魔に思ったりしたことがあるのではないか?という看板のコトだ。ワガハイも一体どういったコトでこの看板がいたるところに出現するのか?気になっていたのだ。で、ようやくWeb.上でその辺りを検索してみたんだな。で、そのコトはちょっと保留にして・・・現場リポートだねぇ。

※悔い改め・・・食い改めというコトで、毎晩酒を嗜みつつ食い改めてますな。

f:id:Etsuro1:20210410110309j:plain

キリストは十字架で人の罪を負った

ここをクルマで通る時に思うんだが、いったいこの場所と、この言葉に何の関連がございましょうや?ある意味、日常風景の中に暴力的とも思われる言葉が掲げられておる。しかも「この先横断歩道 スピード落とせ 中井町」という立て看の先に「キリストは・・・」である。これをどのように解釈するか?

横断歩道があるからねぇ・・・スピード落とさないとあなた!十字架にかけられますぞ!と、解釈すればいいんだろうか?まあ、重々気をつけなくてはいけないコトだけに、それは正しいかもしれないねぇ・・・確かに「義」ではあるな。

この場所は、カーブミラーが二カ所と立て看、横断歩道がある、左にカーブしている、と、さり気なくも重複した留意すべき要素が折り重なっているのだが、それに加えて「キリストは・・・」である。まあ、微妙な場所に掲示された言葉ではあろうな。

f:id:Etsuro1:20210410111337j:plain

これも中井町だねぇ

「キリストはすぐに来る」とある。ん~~~~?まぁ、聖書的にはそうなんですわな。でもねぇ・・・拡大しよう。

f:id:Etsuro1:20210410111525j:plain

微妙なコラボ

「融資20万まで 不要電話高価買い入れ・・・」&「キリストはすぐに来る」そして電気メーターが設置されておる。つまり、20万までの融資については救い主はすぐに来るというコトで理解はいいんだろうか?すぐに電気代も払えますよ!ってコトなんだろうか?なんか・・・絶妙な取り合わせになってきておるなぁ。ストーリーが出来てきますな。

そして遂に、強烈な光景に出くわした。

f:id:Etsuro1:20210410111950j:plain

秦野市某所

複数の政党・議員ポスターが列をなしておる一角に・・・拡大してみよう。

f:id:Etsuro1:20210410112117j:plain

これはギャグかいな?

幾つかの政党と議員のポスターが掲示された一角に「神と和解せよ。イエス・キリスト」・・・・・こ、これは?

ブラックなギャグとしてワガハイは解釈したな。これはかつて、赤瀬川原平さん達がやっておったトマソン級の問題をはらんでおるかもしれん。

政党ポスターが先だったのか、キリスト看板が先だったのかは知らんが、クルマを運転中に視線がこの一角に釘付けになったら事故りますな。いや~、凄いでっすんね~!

 

で・・・「キリスト看板」と呼ぶらしいが、その経緯は「銭湯・奥の細道(東北と全国の銭湯…」というブログを書かれておる人が書いておる。ま、リンクは貼らんが気になる人は読んでみると、ナルホドなぁ~と思うかもしれない。

〈誰も知らない「キリスト看板」(聖書配布協力会)の真実!〉←ま、これで検索すればよい。

 

さりげない風景の中に、とんでもないコトが起こっておることは、往々にしてあるな、という話でありました。

 

さて、本日の藤。

f:id:Etsuro1:20210410113632j:plain

満開ですな

土曜日ということで寝坊した。ゆえに撮影時間は8時半だ。風があって日差しに暖かさはあったが体感温度は肌寒いんだな。春は服装が難しいので、外出には一枚着る物を持つことになって荷が嵩張る。

藤は満開・・・少し散っている花も出始めたな。季節の展開は早いですな。

 

当ブログの以下リンクも、著しく下書きだねぇ~

etsuro1.hatenablog.com

 

 

藤を望遠で撮る・・・第二東名工事でも大丈夫だった白體不動尊(神奈川県秦野市)

f:id:Etsuro1:20210409111405j:plain

神奈川県秦野市 白體不動尊

第二東名高速の秦野インターチェンジ建設現場に隣接するところにある不動尊だ。ワガハイが二十歳ソコソコの頃にたまたま見つけた不動尊のことを思い出して、大雑把な記憶を頼りに立寄ってみた。大きな公共事業では、こうした神社仏閣などは壊されて、適当な所に碑が立てられてソレまでになってしまうとか、とにかくその場に存在することに必然があった筈なのに、その場から切り離されてしまうことがあるからな。つまり、思い出してしまったので心配になったんだな。で、ギリギリで第二東名の予定地から外れていたようだ。

しかしながら、我ながら・・・おおよそ四十年前の記憶を頼りに、しかも工事のために道筋もなんだか寸断されたりしている状況でありながら、一発で行き着きましたな。

f:id:Etsuro1:20210409111435j:plain

シャガ・・・明るい日陰に咲く花だが、もう咲いておるのか?

この不動尊の由来は分からない。ま、ネットで調べると・・・先ずは信頼出来る秦野市役所のHPが検索にかかる。

外来生物秦野市役所」・・・?

平成25年度 捕獲数8頭 白體不動尊、上秦野神社、堀之郷正八幡宮
平成26年度 捕獲数15頭 柳川生き物の里、白體不動尊、鶴巻南3丁目、鶴巻
平成27年度 捕獲数5頭 千村生き物の里、堀西さわやか農園、曽屋クリーンセンター付近、柳川白體不動尊東の沢

アライグマの捕獲数だ。文化財関係の項目では見当たらない「白體不動尊」。どうやらこの不動尊はアライグマを捕獲するための施設のようだ???

そんな訳はない。で・・・本当に情報が少ないな。

f:id:Etsuro1:20210409111502j:plain

しっかり管理されている感じ

白體・・・まあ、ハクタイって読むんだろう。

で、辛うじて得られたのは「タウンニュース 秦野版 2012年8月30日号」だ。秦野歴史おこしの会が定期講演会を行なうという情報の中に、それはあった。この白體不動尊は、曽我兄弟が仇討祈願をしたみたいだ。一つ安心したのは、文化財保護活動がなされていて、この不動尊もその活動の対象となっているのだろう。

f:id:Etsuro1:20210409111522j:plain

すぐ脇に高速道路建設現場

ま、行きやすい場所ではないな。ワガハイが行った時にはアライグマはいなかったな。

 

f:id:Etsuro1:20210409111540j:plain

2021年4月9日の藤

本日の藤は、オリンパスM. ZUIKO DIGITAL 40-150mm 1:2.8 を使っておる。いよいよ構図など詰まってきたんですな。そういうときはレンズを変えればいいですなぁ・・・。それでも詰まればカメラを変えるというテもあるな。撮影時間は朝の7時半頃、やはり8時を過ぎた光線だと花の透明感が得られるような描写になりにくい。

地植えの藤も彼方此方で満開になってきている。ソロソロ箱根外輪山の某所へ行ってみるかな?たぶん今年もヤマフジが咲きだしておるんじゃないだろうか。

藤は満開・・・「聖」ってのは怖いもんだ!

「聖ナントカ・カントカ」ってぇヤツには注意しろ!「聖」ってのは怖いもんだ!と、子供の頃に親戚のジジイに言われたことがあったな。ということで最近、炎を掲げて走る行為があるそうだが、気をつけた方がいい。そんなものが近隣を通過するときは布団カブって寝たふりしているのが賢明だろう・・・と、ジジイの話からするとそういうことになるな。

な~にが「密」が発生しらた「スキップして次に進むこともある」だ。全然スキップしてないじゃん!ワガハイは聖火ランナーがリズミカルにスキップするのを楽しみにしておるのになぁ~?????

チャンとやってよ JOC

6月28日~30日が神奈川県の聖火リレー日程みたいなので、ワガハイはその3日間、特にジ~~~ッとしていよう。な~に、丹沢山純米酒を2~3本用意しておけば、何の苦痛もなく籠れますな。

 

さて、当ブログのアクセス数並に新型コロナウイルス新規感染者が減少することを願いつつ、時々採り上げてきた第二東名高速工事ネタをお届けするな。

f:id:Etsuro1:20210408105549j:plain

神奈川県秦野市寺山にて 2021年4月7日撮影

フェンス越しに撮影しているので、画像の一部にボケ影があるのはご容赦!西に向けてカメラを構えておる。ここは石庄庵という蕎麦屋さんや、東京カントリー倶楽部の近隣である。

f:id:Etsuro1:20210408110341j:plain

少しアングルを変えて・・・

ただトンネル掘って橋脚立てて、そこに道を通すというだけではなさそうな工事なんですな。なんか用途不明に穴も開いておるし・・・工事が終わったら埋めるダメ穴というものでもなさそうな?

f:id:Etsuro1:20210408110921j:plain

更に少しアングルを変えて

クルマのすれ違いは可能な程度の幅員はあるものの、ま、狭い山道の路肩を移動して撮影する程度しか方策はないので、大したアングル変化もないんだが・・・それでも画像一枚ではなくて3枚見てみると、幾らか状況は分かりやすくなるんじゃなかろうか?

自然に対するトンネル工事の痛々しさに比べれば、地べたを穿ったり盛り上げたりしている工事の方が、幾らか胃が痛くなる感じは薄らぐんだが・・・工事技術が向上すれば、人間のエゴ勝ちで自然への侵襲が強くなる。そして便利にはなるけれど旅情というものは薄らいでいく。単なる物流効率の追求は、電源ケーブルや信号ケーブルの引き回しと同じようなもんだな。そのうち南米のチリ辺りまで地球の中心近くを通過して最短で結ぶ光ファイバーだの、リニア新幹線が走ることだろう。ぜんぜん楽しみではないねぇ。

そういう夢よりも、もう一度「氷川丸」でシアトル航路を復活させることの方が面白そうだねぇ・・・ちなみに横浜の山下公園にある「氷川丸」のことを言っているのだが、この船は戦時中、「海軍特設病院船」だったからねぇ。本日冒頭で出たジジイとは別に、ドケチのジジイと親戚中で有名だった人がいたんだが、「氷川丸」のことは素晴らしい船だったと酔っ払うと話しておったな。「機雷にやられても沈まなかった強靱・強運な船だ」ってねぇ・・・ま、ジジイは海軍だったからね。

今、あのドケチジジイが生きておったらスマホは扱えないだろうし、PCでワードもエクセルも使えなかっただろうなぁ・・・でも薪割りは出来たからねぇ。あの男だったら言うだろうな。「俺をバーベキューに連れて行くと便利だぞ!薪割りが出来る・・・」ってね。そうして料理を貪るように食らい、浴びるように酒を呑んでぶっ倒れるんだな。戦艦武蔵に乗っていたことを自慢しながらだ。ま、ワガハイは言うであろう・・・「コールマンのツーバーナーがあるから薪は要らない」ってね。今や地面の上で直接たき火をすることが嫌われるようになったからな。

 

マイド、脱線の連鎖である当ブログ。結局しばらくは藤のコトで落ち着くんだな。

f:id:Etsuro1:20210408120016j:plain

本日の藤

朝8時頃の光線での撮影なんだが、もう少し早い時間の方が綺麗かもしれない。藤の花を眺め、香りを楽しみ、それだけに浸れればいいんだが・・・満開になってくると次のステージへの構想をしつつ眺めるようになってくる。そう、いい加減、植え替えということも視野に入れておかないといけないかもしれない。剪定はだいぶ要領が分かってきたんだが、植え替えは少し調べないといかんな。

 

藤は満開でしょう・・・「花鳥風」までは盛り込めたんだが「月」がねぇ・・・

昨年の4月7日が、初の緊急事態宣言発令だったんだな。全く祝うことの出来ない一周年記念だ。そして祖父母達から聞かされたスペイン風邪の教訓からすれば、あと二周は辛抱しなくてはならないことになる。無論、新型コロナとスペイン風邪はウイルスも違えば、これから本格化するはずのワクチンという術の有る無し、といったことでも条件は異なる。でもねぇ・・・暫くは変異ウイルスとそれに対応するワクチンとのいたちごっこになるんでしょうな。とにかく特効薬はいち早く国産開発が進んで欲しいもんだ。

f:id:Etsuro1:20210407091855j:plain

神奈川県小田原市 酒匂浜公園先の相模湾 2020年4月16日撮影

上画像は所用でこの近辺に行ったので、ちょっと息抜きに海に出たのだ。海風の中でマスクを外して深呼吸しましたな。この潮風の中にいれば新型コロナなど無関係のようにも思い、とてもリラックスしましたな。ところが急に風向きが変わり・・・

f:id:Etsuro1:20210407092414j:plain

この擁壁のような構造物は・・・西湘バイパスだ!(国府津方面を向いた図)

クルマの排ガス臭が露骨に鼻腔を襲ったのだ。ワガハイの幼少期、小田原の浜にはこんな道路は無かったな。海岸も広くて波消しブロックの積み重なった風景ではなかった。この風景の近隣に小田原市立酒匂中学校というのがあるんだが、知り合いがこの中学の出身で、運動部だったからこの浜を国府津方向に向って走っていたらしい。青春してたのねぇ~。で、上画像のような状況だと・・・この中学校の運動部は今でもここを走っているのかね?なんか、走れそうにないんだが・・・

f:id:Etsuro1:20210407093132j:plain

これは小田原方向を向いた図・・・だな

西湘バイパスは二宮あたりでは、何度が台風で破壊されて工事が続いていましたな。それだけ海岸線が後退したんだろう。まあ、波消しブロックの量の凄さよ!でも上の図を見ても分かるように、結構ブロックの角が丸くなって、想定以上に早く摩滅しそうですな。

f:id:Etsuro1:20210407093626j:plain

漁船か釣り船か?

きっと、海の底もたいぶ様変わりしておるのだろう。

 

さて、今朝の観察・・・我家の庭の藤の花は、概ね満開だろうな。

f:id:Etsuro1:20210407093933j:plain

まあまあ満開と言って良いだろう

藤の先端部分はまだ花が開いていないが、先端が開くと上から順番に散っていったりするからな。概ね満開ということだろう。昨日の光線状態の方が綺麗だったな。

f:id:Etsuro1:20210407094118j:plain

ま、寄りますな・・・

ブルーベリーの花も咲きだしているが、今朝もヒヨドリの襲撃がありましたな。花を咥えて飛び去る姿を目撃したね。何故か蜂はいなかったな。

f:id:Etsuro1:20210407094348j:plain

とにかく藤の花見て気分転換!

ワガハイの文章など読まんでもいいので、画像見て癒やされる方がおられれば幸いだな。後ろで咲いているのはローズマリーだ。

f:id:Etsuro1:20210407094554j:plain

本日、画像多め!

今、外ではシジュウカラが鳴いておる。本日のブログ、花鳥風・・・までは盛り込めたんだが、「月」はなかなか盛り込むのは難しいですな。

 

 [追記]太字が花鳥風月に対応する語句。「月」は、あえて力業を用いれば・・・海の画像ということで潮の満ち引き、これ、月と関係ありますがな。でもねぇ・・・ちょっと厳しいかなぁ。

 

以下のリンク先で、昨年の我家の藤もご覧くだされ!

etsuro1.hatenablog.com

etsuro1.hatenablog.com

etsuro1.hatenablog.com